競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【フィリーズレビュー 2025 レース回顧・結果】チェックポイント

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フィリーズR 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ショウナンザナドゥ 1:20.7 34.8
2 チェルビアット 1:20.8 34.8
3 ボンヌソワレ 1:20.8 35.6
4 インブロリオ 1:20.8 35.6
5 モズナナスター 1:21.2 35.8

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 フィリーズR 2025

 

3/8 フィリーズR ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は、通年平均比-0.5秒/1000m 程度の、直線に関しては3分どころベスト(全周にわたってではないが、直線は早くもラチ沿い絶好ではなくなってきている)の状態

 

前半3F33.2秒の過去10年最速タイの入りから、11.7 - 12.0 - 11.8 - 12.0となっての1分20秒7決着

 

前後半3F、そして後半4Fラップまで同一で同タイム決着の23年などと同様、標準ラインのこのレースの決着水準となったが、1分21秒台以下の4着以下勢は重賞としても微妙なラインにとどまった

 

 

 

フィリーズR 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

スライビングロード

予想➡➡➡

結果➡➡➡14着

このハイペースのなか、外々を通してなし崩しになってしまった模様。

適性ペースならもっとやれるだろうし、やはり今日は枠が災難だった。

 

 

ランフォーヴァウ

予想➡➡➡

結果➡➡➡17着

とんでもねぇドン詰まり(苦笑)。度外視は当然、調教にすらならなかったのではというほどの何もせず戦で終わった。

 

 

ショウナンザナドゥ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

まあこのレースらしく差しで、しかもそうした組のほとんどが中4週以内での好走となっていたあたりから、当日追加の人気サイド。

今年は、間隔が空いていた馬が多く、そのあたりもこの馬には追い風が吹いていたように感じた。

あとは、実際のレースでも差しに構えたことで、少々の外々追走のロスを跳ねのけ制してみせた。

その跳ねのけは地力もなければ実現できないところだが、G1上位人気にも推されたことのある馬。このくらいは当然といった感じ。

 

 

ボンヌソワレ / チェルビアット

3着ボンヌソワレは、4着以下とは差がついた中で、上位では最も前で運んでの好内容3着。

これで、2つ前に0.2秒差をつけられたエンブロイダリー(その後クイーンCを圧勝)ともども、この世代の牝馬マイル路線においては力量上位であることが証明されたところだろう。

フィリーズレビューというレース像もあって、その点が最大のチェックポイントと言えるかもしれない一戦となった模様。

 

2着チェルビアットは、漁夫の利好走でこの水準だと、例年のフィリーズR真骨頂ともいうべき一発屋に甘んじる可能性は高いだろうが、直線で通った位置がこの日のベストだった勝ち馬ショウナンザナドゥに対して若干外、そして上り3F数値は同一だった様子からは、1,2着入れ替わっていてもおかしくないくらいの内容ではあった。

もう一戦、流れ不向きな競馬でもパフォーマンスを発揮してくるようなら、本格的にその血に期待ということになるか。