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――フェアリーSに続きハイラップの持久力勝負となり、阪神マイルに替わった時にどういう展開になるか楽しみですね。
クイーンC 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 クイーンC 2025
レース全体のふり返り
クイーンC 2025 各馬ふり返り 予想と結果
ロートホルン
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡7着
この日の馬場で前半34.2秒で飛ばし、かつ2,3番手もピタリできっちりマークをされ続けていては無理もない。
おかげで、ただでさえ速いラップを刻んだのに、中盤も11.5秒3連発の厳しい展開になってしまった。
このペースで逃げてよく踏みとどまったほうとみられるし、前走とはその点で大きくレース質が異なっていた。
(その前走の8F通過タイムから)1秒も時計詰めたぞ〜、と胸張っていいのでは。
マディソンガール
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡6着
経験の差が出たということで良いのではないか。
後手を踏んで最後方からの形、このハイラップからの消耗戦と、デビュー2戦目にしてあまりにも前走とは違い過ぎた。
瞬発戦でこのレベルで負けている(それだと、この血統だけにガッカリきてしまうところだが)のとはワケが違うということで。
エンブロイダリー / マピュース / △スライビングロード / ▲レイユール
勝ったエンブロイダリーは、フェアリーSを制したエリカエクスプレス同様にハイペースでハイレベルな内容で世代重賞ウィナーに。
1800mを余裕でこなすスタミナに、こういうハイラップへの適性があったことでの、出来過ぎ事案のような気もしなくもないが、いずれにしても自身が前で競馬ができて、ライバル・エリカエクスプレスも同じようなハイラップけん引型であることから、クラシック戦線では再現性も結構見込める点が強み。
逆に、この世代の瞬発戦型は牝馬クラシックでは苦しみ、古馬になってからという馬が多くなってからとなるかもしれない。
2着マピュースからは、少しこのレースを勝つには足りない(それでも10年中4~5回は勝てていていいくらいの水準)パフォーマンスではあったが、それでも後続に1馬身半差をつけ、しかも4角3列目以内から粘り込んでのものだけになかなか。
3着エストゥペンダもよく外を追い込んだが、流れはあちらに向いていたので、マピュースとの差は実質もう少しあった印象。
てっきり、上り勝負の府中マイルで浮上してくるタイプかと思っていたのだが、良い意味で裏切られた格好。
それにしても、このペースで「ペースが緩かったので」の鞍上談話はちょっと……。
ほか、△スライビングロード(5着)は、待機策から伸びるインを突いてのものではあったものの、未勝利勝ち直後の初マイルでこれだけやれたのはやはり力がある証拠。
しかも、「前が開くまで前に気を使っていた」という談話も聞かれたことから、進路によってはさらに弾けていてもおかしくなかったかもしれない。
次も注目しておきたい。 ☆次走注目馬☆
当日の馬場的に厳しくなってしまっていた▲レイユール(12着)も、2戦連続のハイラップ戦だけに溜め戦に適性ありでハッキリということで良いだろう。