競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【共同通信杯 2025 レース回顧・結果】なんとしても王道レースにするんじゃい

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共同通信杯 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 マスカレードボール 1:46.0 33.7
2 カラマティアノス 1:46.1 33.4
3 リトルジャイアンツ 1:46.4 33.3
4 ネブラディスク 1:46.6 34.0
5 サトノカルナバル 1:46.7 34.2

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 共同通信杯 2025

 

2/16 共同通信杯 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は、通年平均比-0.5秒/1000m まで行かないくらいの平均に近いレベルのイン優勢状態

 

前半1000mをちょうど1分ジャストで通過する軽快なペースから、11.8 - 11.5 - 11.5 - 11.2と加速を続けての1分46秒0の好タイムフィニッシュ

 

非高速のこの日の馬場で、後半4F46秒0は上々で、共同通信杯としてはかなりハイレベルな一戦となった可能性が高い

 

 

 

共同通信杯 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ショウナンマクベス

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

レッドキングリーが予想通りいったあとの鞍上挙動から、行かなかったというより「行けなかったか~」という印象。

ついていったところで、この流れだと持ち味は活きなかっただろうしまあいいが、あの場面、やはりちょっと気性的な危なっかしさを鞍上が感じ取ったものとみられる。

 

 

マスカレードボール

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

非常にハイレベル、かつ11.5 - 11.5 - 11.2で差し返している様子から、まだ隠し持っている印象すらあって非常に楽しみ。

実際、鞍上も「直線を向いても余裕があってブレーキをかける感じで」と語ったようで、いわゆる本気で走ったらまだまだ上がある、が通用しても何ら不思議はない。

もちろん、前走のようなこともある馬だし、今回は終始「精神状態が安定」とも聞かれていた中での一戦だったことも大きなトピックスだろう。パシファイアー装着の効果もあった模様。

あとは、無いとは思うがアクシデントなどによるテン乗り発生時や、中間から「テンションが高い」ことがさかんに言われているなどに注意が必要なここからだろう。

 

 

カラマティアノス

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

ただ差しに回って追い上げただけではなく、スタート直後に挟まれて下げてるアクシデントがあってのものだけにこちらも額面以上の評価が可能。

そういう意味では、長い直線での上りスピードならクラシック戦線通用級かもしれない。

血統的にも、騎乗した鞍上談話的にも、ダービーはもちろんひょっとすると京都3000mでMAXということも期待できる。

キャリアはそこそこ積んでいる馬だが、決して完成度が高くてこれだけやれているというタイプではないだけに、そこにも楽しみがある。

 

 

リトルジャイアンツ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

この馬はカラマティアノスよりもさらに1800m距離不足感が強く、この日のレースぶりからもそれは伝わってきていた。

その中で、直線でも懸命に追い上げたというよりは、最後は前との差もあっていろいろと試しながら、確認しながら乗っていた感じで、それでいて33.3秒を記録するのだから大したもの。

血統的にも、皐月賞<ダービー<菊花賞の可能性は高く楽しみだが、もう一つ大きなポイントとしてはこの日モタれなかったことで「右回り△」疑惑が高まってきたことが挙げられそう。

またその癖が右回りで再発するようなら、この馬こそダービー勝負の馬となるか。

 

 

ほか、▲レッドキングリー(8着)はハナに立って掛かってしまったので仕方ないが、「呼吸が気になった」との談話も残していたようなので、ちょっと喉の心配が出てきてしまったか。