競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【チューリップ賞 2021 レース回顧・結果】「掛かるけど戦隊」のお家芸

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――たぶん、後々メイケイエールがどのレースを勝ったかとかは忘れるけど、「メイケイエールのチューリップ賞」は忘れないと思う。

チューリップ賞 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1  メイケイエール 1:33.8  34.8
 2  エリザベスタワー 1:33.8  34.3
 3  ストゥーティ 1:33.9  34.7
 4  タガノディアーナ  1:33.9  33.9
 5  シャーレイポピー  1:34.1  34.6

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 チューリップ賞 2021

 
3/6 チューリップ賞 ◯的中(▲→◯馬単)
 
 
レース全体のふり返り
 
 
稍重で、野芝開催期を除く年間平均よりやや速めの時計が出せる好状態
 
前半3Fの入りは遅く、4F目にメイケイエールがたまらず先頭に立ってから流れる
 
時計だけ見ると1分33秒8(稍)は優秀に映るが、平凡決着の部類とみられる
 
 

チューリップ賞 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

タガノディアーナ

予想➡➡➡

結果➡➡➡4

鞍上コメントの通り、もう差し切りはもらったも同然に思えたところから思いのほか伸びあぐね4着止まり。

レースが途中から動いて、そもそも瞬発戦にならなかった異例のチューリップ賞。

この馬自身溜めたところからの瞬発戦が良いということだろうし、この後半ラップで前か内にいなかった中ではよくやっているほう。

マイルだと展開に左右されることは覚えておかなければならないが、能力的には悲観はいらない敗戦。

 

 

メイケイエール

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着(同着)

「競馬用語:引っ掛かるとは?」をVTR紹介する際にこのレースのメイケイエールを使えば誰にでも説明可能、もしくは「Q.武様とは?→A.あれだけ分かり切っていて対策を練りながらド派手にかましたメイケイエール@チューリップ賞」でOK、そういう酷い勝利。

どれだけ浪費して勝つんだということを思えば強いことは認めるが、それだけ浪費しているからこそこの1勝馬ばかりの手薄メンバー相手に辛勝同着Vともいえるところ。

少なくとも、1200m以外でこの競馬で勝てるほどG1は甘くない。

…にしても、これほどまでに“裏切らない”とはね、ある意味すごいと思うわこの馬。

 

 

エリザベスタワー

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

この馬もメイケイエール同様気性面の脆さを露呈したが、どちらかというとそのメイケイエールのひっちゃかめっちゃか状態に触発されての“スイッチON”だった印象。

不運ともとれるこの日の競馬で、期待通りには走ったという印象。

それで、相対的に最上位(同着の1着)に来てしまったというだけの内容というのも事実なのだが。