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――一瞬、アルメリア賞なのかと(予想やり直しに)冷や冷やしていましたが、こっちにつかってきたからにはの実質「2勝馬」タガノディアーナ。
目次
- チューリップ賞 2021 レース概要
- チューリップ賞 2021 枠順
- チューリップ賞 2021 ラップ適性・追い切り
- チューリップ賞 2021 過去レース傾向
- チューリップ賞 2021 レース傾向分析&考察
- チューリップ賞 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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チューリップ賞 2021 レース概要
チューリップ賞 G2
2021年3月6日 1回阪神7日目
発走時間:15:35
阪神 芝1600m
サラ系3歳 オープン
2020年優勝馬:マルターズディオサ 牝3 1:33.3 田辺裕信
チューリップ賞 2021 枠順
チューリップ賞 2021 ラップ適性・追い切り
コース適性値としては、8割がた瞬発戦 ※ 条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.4-11.3-12.2)が定義
キャリアも浅いので、コース&レースなりのド瞬発戦を描くなら、例によって「好走時(連対時)のレースラップラスト3F最大加速順」が有効か。
エイシンピクセル(▲1.3秒)、タイニーロマンス(▲1.3秒)、エリザベスタワー(▲0.8秒)、シャーレイポピー(▲0.8秒)、タガノディアーナ(▲0.8秒)といったところが上位。
追い切りからは、メイケイエール、マリーナ、タイニーロマンス(←3/6 6:10追加)あたりを評価。
チューリップ賞 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※基本的に連対は、「前走V、または重賞連対or阪神JF3着以内経験馬」から
該当馬➡➡➡マリーナ、メイケイエール
※1~3番人気のうち、前走阪神JF出走馬は近年では馬券外は1頭のみでほぼ好走
該当馬➡➡➡メイケイエール
といった感じ。
チューリップ賞 2021 レース傾向分析&考察
同じ舞台でも阪神JFはハイペース傾向、同舞台で約3か月後に行われるトライアルのこのチューリップ賞は、一転してスローから上がりを求められるレースになりがち。
18年→阪神JF上位3頭がそのまま1~3着(前年阪神JF=スローペース)、19年→阪神JFからの好走は単勝1.3倍ダノンファンタジーのみ(前年阪神JF=ハイ寄りのMペース)、20年→阪神JFで5馬身差敗れたマルターズディオサが逆転V(前年阪神JF=Hペース)となっているのも必然か。
今年は、20年阪神JFがややスロー寄りで、11.9 - 11.2 - 11.4 - 11.8の後半が優秀だった一戦で、例年のチューリップ賞ラップに通ずる年と見る向きが正解という印象。
チューリップ賞 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎タガノディアーナ
雨の影響が多少なりとも見込まれる馬場で外回り戦なら、そろそろ差しも間に合ってくる馬場となりそう。
スローからの、「瞬発力×上り3Fトータルスピード」で優位性を持つこと、これをポイントに狙う。
特に、阪神外回りでの末脚を重視してタガノディアーナが本命。
正直、迷う存在も何頭かいるのだが、この▲メイケイエール以外全て1勝馬横並びの今年の情勢状況の中において「どの馬が実質2勝馬か?」という観点で、この馬を選びたい。
単勝人気もよもやそこまで背負うこともないキャラだろうし、末脚の堅実さは証明済み(この距離で前週のようなスピード馬場では、逆に命取りになりかねない後方待機策ゆえの裏返しの部分でもあるが)。
そして、この馬の3度の2着のうち、前走を含む2回が牡馬に敗れての2着。
少なくとも、本当なら(2-2-1-0)で(さらにいえば3勝で)ここに出てきていたはずの馬として、牝馬限定トライアルG3なりの評価を与えたい。
前走も、実際に負けて強しの内容。勝ち馬は、牡馬の強いところと戦ってきていたヴィゴーレだし、こちらは序盤に掛かったうえに相手に有利なインを運ばれての惜敗。
本来、間隔の詰まった馬や距離短縮ローテは結果に結びつかないこのレースだが、今年のメンバーならむしろそういった部分が嫌われるのであれば、むしろ逆手に。
◯エリザベスタワー / ▲メイケイエール / ☆エイシンピクセル
人気の一角◯エリザベスタワーも、最上位級評価の一頭。
前走は、未勝利よりもぬるい流れで差しに回っている時点で無理もない敗戦。
◎に比肩するぐらいの期待をしているが、その◎とは対照的に前走で負けてなお(この鞍上もあって)必要以上に人気して出てくる今回とみているので、◎以上の評価は与えられない。
▲メイケイエールは、能力は認めてもこの▲は仮に当日雨が残っていない状態なら取り下げ必至前提の予想。
渋ってくれないなら、トライアルの流れではまた自滅負けの可能性は高い。
もっとも、この馬への▲は印の意味通り単穴(勝ち切り想定)としての期待の表れ、しかもそれをこの断然人気馬に対して穴党が“献上”するというものなわけで、その時点で別に印上の意味合いで当日仮に下げようとて「あわよくば圏外に…」とまでは思っていない、そういう評価なのだが。
あとは、◎が「間隔が詰まって」に敗れた場合での☆エイシンピクセル。
間隔を空けての一変に期待するには、この舞台は産駒としては申し分なし。
前走の阪神1400mとは、産駒自体まるでパフォーマンスが違うし、☆エイシンピクセル自身前走の1400mでの前半33.8秒のペースに泣かされているあたりでかなり好転するはず。
天候が微妙で、当日の馬場状況が読みづらいので(あとは、当日柔軟にということで)、ここまでとしておく。