競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【オーシャンステークス 2021 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 硬い馬場継続想定でスピード性能を買う

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――雨の影響は限定的、というか降る可能性も見越してあまりやたらめったらなこと(散水しまくり)はできないことが、(予報通り降らなければ)相当なスピード馬場を誘発するのではとみて。

目次

オーシャンステークス 2021 含む、3/6(土)中山競馬の追い切り注目馬はこちら

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オーシャンステークス 2021 レース概要

 

 

オーシャンステークス G3

2021年3月6日 2回中山3日目

発走時間:15:45

中山 芝1200m

サラ系4歳以上 オープン

2020年優勝馬:ダノンスマッシュ   牡5   1:07.4   川田将雅

 

オーシャンS 2021 枠順

 

 

 

1 1 ナリタスターワン 牡9 笹川
1 2 アルピニズム 牡4 ルメール
2 3 カレンモエ 牝5 北村
2 4 ビアンフェ セ4 藤岡
3 5 アンヴァル 牝6 藤岡
3 6 ヒロイックアゲン 牝7 石橋
4 7 カイザーミノル 牡5 横山
4 8 コントラチェック 牝5 丸山
5 9 エイティーンガール 牝5 大野
5 10 ヴェスターヴァルト 牡4 富田
6 11 アストラエンブレム セ8 石川
6 12 キングハート 牡8 木幡
7 13 アウィルアウェイ 牝5 三浦
7 14 アイラブテーラー 牝5 横山
8 15 ダイメイフジ 牡7 田辺
8 16 ラヴィングアンサー 牡7 勝浦

 

 

オーシャンS 2021 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース適性値としては、6割がた消耗戦ラップ  の条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、加速が生じないレース(例:11.5-11.7-11.8-12.2)が定義

コース適性としては、アンヴァルヒロイックアゲンキングハートアルピニズムエイティーンガールといったところが上位。

 

追い切りからは、アルピニズムラヴィングアンサーヴェスターヴァルトアストラエンブレム、アイラブテーラー(←3/6 6:50追加)評価。

 

オーシャンステークス 2021 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

少なくとも連対馬は、「芝1000~1200mのOP連対実績」または「重賞3着内入線」、「芝1200mで無敗」、「芝1200mで連対率85%以上」のいずれかを満たす馬から

該当馬➡➡➡アイラブテーラー、アウィルアウェイ、アストラエンブレム、アンヴァル、エイティーンガール、カレンモエ、キングハート、コントラチェック、ダイメイフジ、ナリタスターワン、ヒロイックアゲン、ビアンフェ、ラヴィングアンサー

 

基本はHペース戦となることから、過去に前半3F32秒台での好走経験または同33秒台での好位からの好走経験あたりが欲しいところ

該当馬➡➡➡アウィルアウェイ、アストラエンブレム、アルピニズム、アンヴァル、カレンモエ、キングハート、コントラチェック、ダイメイフジ、ナリタスターワン、ヒロイックアゲン、ビアンフェ、ラヴィングアンサー

 

また、その意味でやはりそういう流れになりやすいオープンクラス以下の中山1200m戦実績があると強みになる

該当馬➡➡➡アストラエンブレム、アルピニズム、キングハート、ダイメイフジ

 

「馬格のある、前走から距離短縮ローテ馬」や「大穴を除く外国産馬」は好走率高く、要注目

該当馬➡➡➡ダイメイフジのみか

 

といった感じ。 

 

 

オーシャンS 2021 レース傾向分析&考察

 

 

ラップ的に、このコースで全15回フルゲートで行われていることも手伝って、Hペース×消耗戦ラップ主流のG3。

前半のペース負けをしない、平坦戦~消耗戦寄りタイプが中心となり、リピーターや下級条件の中山1200m戦実績馬の活躍も見込める戦いとなる。

「この条件でこその◎」に妙味があって、「この条件では下げ」の馬たちに人気が集中してくれていれば、これ以上ない楽しみなシーンとなる、そういうレース。

 

実績面の傾向的には、少なくとも連対資格としては「芝1000~1200mのOP連対実績、または重賞3着内入線、芝1200mで無敗、芝1200mで連対率85%以上」というのがハッキリしているところ。

手元の集計では、12年以降の近9回で14年2着スノードラゴンを除く17頭の連対馬が全て当てはまっていて、16年以降は馬券内15頭全てが該当馬となっている。

年々、該当馬の好走や出走自体が多くなっている印象で、近2年などは1~10着馬計20頭のうち19頭までが実のところこの条件の該当馬たちで占められている。

このあたり、レースの狙い馬炙り出し作戦としての有効性は別として、このオーシャンSのレース質の改善と集まる出走馬レベルの上昇トレンドが表れている部分かもとみている。

馬場改良の効果で、「筋違いなタフな馬場にまではならない、近年の中山1200mなら使おう」という風潮があるように思えてならない部分。

 

4つ目の項目に関しては、「前走から距離短縮馬のうち、馬体重490kg以上の馬」はオーシャンS全15回を通じて(3-3-6-12)。

「単勝50倍未満の外国産馬」は、同(4-3-4-12)とともに5割ほどの好走率となっている。

 

オーシャンS 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

◎ヒロイックアゲン

ベースが硬かったことは、先週の競馬で否が応でもあからさまといったところの馬場。

週前半には雨も降ったが、開催中に降る予報ではなくなってきたようなので、シンプルに前週同様のスタンスで内前にしか穴馬の活路はないとみて狙う。

2勝クラスVの内容や持ち前のスピード、そしてタフ馬場で行われたラピスラズリSでの低調パフォーマンスをみても、この馬にとっては時計勝負のほうが追い風だろう。

その意味で週末の雨量が想定よりも少なく、比較的先週の馬場状態を継続しそうなことは実は運があるのではないかとみている。

上手く馬場恩恵を活用できそうで、絶好枠&2列目からの抜け出しに期待する。

 

 

◯ビアンフェ / ☆カレンモエ 他

スプリンターズSではゴネにゴネて、結果ヤケクソ気味にモズスーパーフレアに真っ向勝負を演じて散り、その後去勢して迎える◯ビアンフェが対抗。

馬場は当時と大きく様相を変えている。もちろん、この馬にとっては良い方向に。

 

▲ダイメイフジもそこそこの位置にはつけられるとみていて3着内で期待の一頭。

今回のメンバーなら、いくら泰然自若、馬任せジョッキーでも、後手さえ踏まない限りは自ずと2列目からの競馬が見込める。

やや、本当の激流好みタイプとはズレる戦績の馬だが、その反面時計対応面では優位性がありそうで。

当日馬場状況的に、この外枠からの競馬がマイナスにならないようなら◎との入れ替えの可能性もある存在。

 

☆カレンモエも上位の一角だが、関東圏はこれが初めてでまずは長距離輸送を経てどうかといったところ。

ただ、渋って前が残れない馬場も障壁になるかと思っていたが、どうやらそんなことはなさそうで、その点で普通に恵まれそうではあるが。

 

ほかアルピニズムキングハートといったあたりも、今回の狙いのキャラクターに当てはまってきそうだが、いずれも前週から馬場レベルが相当鈍化してくれないと足りない印象で、雨量次第。

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