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――ナムラクレアは、ここは叩き過ぎると痛い目、次G1に向かったらそこで思っくそに叩く、そういう扱いの予定。
目次
- フィリーズR 2022 レース概要
- フィリーズレビュー 2022 枠順
- フィリーズレビュー 2022 ラップ適性・追い切り
- フィリーズレビュー 2022 過去レース傾向
- フィリーズレビュー 2022 レース傾向分析&考察
- フィリーズR 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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フィリーズR 2022 レース概要
フィリーズレビュー G2
2022年3月13日 1回阪神10日目
発走時間:15:35(予定)
阪神競馬場 芝1400m
サラ系3歳 オープン
2021年優勝馬:シゲルピンクルビー 牝3 1:20.7 和田竜二
フィリーズレビュー 2022 枠順
フィリーズレビュー 2022 ラップ適性・追い切り
平坦戦 ※ が6割ほどを占めるコース適性値。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.8-11.5-11.6-11.9)が定義
戦歴が浅いので詳細は割愛するが、アドヴァイス、ウィリン、コンクパール、ラブリネスオーバーといったあたりは平坦戦連対実績(芝)はもたない馬たち。
追い切りからは、最終的にウィリン、ナムラクレア、ブッシュガーデン、アドヴァイスの順に評価。(3/13 9:55追記)
フィリーズレビュー 2022 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※好時計持ちタイプが浮上しやすい状況で行われる年が多い
該当馬➡➡➡ナムラクレア、サブライムアンセム、スリーパーダ、アネゴハダ
※「5走前までに1400m戦でVまたは重賞連対」があった馬は毎年連対中で、連対1議席はここから
該当馬➡➡➡アネゴハダ、キミワクイーン、コンクパール、ナムラクレア
※単勝10倍以上の穴馬の好走例が多いが、「距離延長」や「初芝」で単勝10倍以上というパターンは好走乏しく軽視妥当
該当馬➡➡➡ゼロドラゴン、テイエムスパーダ、ホワイトターフあたりは苦しいか
といった感じ。
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フィリーズレビュー 2022 レース傾向分析&考察
17~18年と時計が速く1分21秒台を求められる高速決着が続き、19年も雨中の稍重で1分22秒0、そして遂に昨年は1分20秒7で決まった。
明らかに、近5年とそれ以前でワンランク高速化していて、22秒台の壁を優に超えるレースになってきている。
実際に、近年は持ち時計上位組として記事中でピックアップした馬たちで軒並み上位を占められており(例外は1400m初だったエーポス。当初土曜稍重影響を警戒した21年は除外)、スピード決着の理屈は通用している印象。
当時の馬場による若干の差異はあれど、目安はざっくり1400mで1分21秒台前半くらいまでの時計があるかないかといったラインか。
その高速決着色が強まっても、差し勢の台頭が多いレース。
コース自体がその傾向にあることと、この時期の3歳牝馬にとっては厳しい展開になる、といったあたりがその理由か。
実際、距離延長ローテ組はほぼ人気馬しか来れていないし、先々マイル以上で活躍をみせてくるような本質中距離タイプの名が好走馬の中に多く見受けられる。
単勝10倍以上で距離延長ローテだった馬は、手元の近19年集計で(0-0-1-65)の壊滅状態で、唯一の好走が昨年の3着ミニーアイルという状況。
1400mの流れへの適性という部分で、距離実績は強みとなっている印象。
04年以降、多い年には1~3着を占めながら、「5走前までに1400m戦でVまたは重賞連対」があった馬が、手元の集計で18年連続連対中となっている。
フィリーズR 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
ナムラクレア、サブライムアンセムあたりは、当時の馬場を鑑みて、千四持ち時計ラインとして合格点としていい馬。
他では、千二での時計としてスリーパーダ、アネゴハダがピックアップ候補水準。
ただし、今年はあまりに例年の基準ラインをクリアする馬が少なく、当時の馬場レベルや未知の高速馬場対応力などでの跳ね上げにいつも以上に警戒が必要か。
何と言っても、雨でも無い限り毎度のことながらこの時期の阪神らしく馬場が馬場なので、「隊列戦」+「時計対応力がない(とみられる)タイプは除外」+「距離がもたないタイプも除外」で攻略していきたい。
逃げるのは、芝戻りのコンクパールか。他は、徹底逃げではない、次(桜花賞)の距離を見据えてくる、逃げ専門にはしたくないスプリンター、など各種背景に伴って注意が必要な面々という印象(それでもさすがに流れるだろうが)。
枠が出ないことにはどもならず、なレースだが、枠が出てからバタバタするのもちょい学習が無さ過ぎる感じなので注目どころを。
ナムラクレア / コンクパール / ラブリネスオーバー / アネゴハダ 他
ナムラクレアは、当然脚力的には上位。
距離も「確固たるスプリンター」評のこの馬と言えど、今の馬場でフィリーズRごときなら当然こなしてきてもらわないとというところ。
あとは、「今週も」というべきか、賞金が足りている桜花賞に向けては明確にひと叩きのシーンである点。
そして、おそらく(本当は、馬キャラ的に考えなくてもいいはずの)次(1600m)を見据えてしまっての差しであろう点がマイナスに。
それでも、距離不安なく臨んだ同距離の瞬発戦マイルでのパフォーマンス@阪神JFに疑問を残したまま、チューリップ賞で3,5着した先週の2頭よりは、チャンスは大きいと思うが。
芝戻りのコンクパールだが、枠次第ではロスなく運んでの粘り込みが面白いハナ候補の一頭。
芝スタートの前走での初速などを見てもその楽しみはもてるし、芝マイル未満は初で距離という点でも好転するか。
アドヴァイスはゲートは速くないが、二の脚にスピードがあるタイプ。鞍上の性格的にも、内に入ったら怖い1頭。
ラブリネスオーバーの前走は半信半疑の芝替わりで、まずまずの内容を示した。
初戦の芝スタートでみせた初速もなかなかで、前々からなら粘り込みは十分。
この4頭で、内ラチ前々+差しのワンツースリーフォーで決まってくれても全然良いのだが(笑)、あと一頭アネゴハダを。
取ろうと思えば前をとれる平坦戦型の2勝馬ということで挙げておきたい。
それでは、続きはまた当日あたりにでも!
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
日曜ここまでを見る限り、思ったほど昨日から高速化せず、通年平均比-0.5秒/1000mまでの引き続き内が伸びる好状態を維持している阪神芝。稍重から良回復して行われた昨年ほど、馬場が速くないというのは確実か。
まず、差しなら◯ナムラクレアだけ、内枠以外からなら調教絶好の△ウィリンだけと決め打つ。
◎アドヴァイス、▲コンクパール、☆ラブリネスオーバー、×アネゴハダで、対抗には留めた◯だがそれを尻目に前々行った行ったを決めてもらって全然構わないですよ、という公算で。(3/13 14:00追記)