競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【阪急杯 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 毎年恒例、このレースのミッション遂行に徹するのみ

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――そして、地味になりがちなジョッキーの顔ぶれなんかも気にしつつ。

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阪急杯 2023 レース概要

 

 

阪急杯 G3

2023年2月26日 1回阪神6日目

発走時間:15:35

阪神競馬場 芝1400m

サラ系4歳以上 オープン

2022年優勝馬:ダイアトニック 牡7   1:19.9 岩田康誠

 

 

阪急杯 2023 枠順

 

 

1 1 メイショウベンガル 牡6 高倉稜
1 2 メイショウチタン 牡6 荻野極
2 3 サトノラムセス 牡5 池添謙一
2 4 ホープフルサイン 牡7 幸英明
3 5 ダディーズビビッド 牡5 浜中俊
3 6 ロードベイリーフ 牡6 酒井学
4 7 グレナディアガーズ 牡5 岩田望来
4 8 ショウナンアレス 牡5 戸崎圭太
5 9 メイショウケイメイ 牝7 角田大河
5 10 リレーションシップ 牡6 岩田康誠
6 11 アグリ 牡4 横山和生
6 12 ミッキーブリランテ 牡7 和田竜二
7 13 ラルナブリラーレ 牝6 鮫島克駿
7 14 グレイイングリーン 牡5 団野大成
8 15 ホウオウアマゾン 牡5 国分優作
8 16 ルプリュフォール セ7 横山典弘

 

 

 

阪急杯 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

平坦戦決着6割、残りが瞬発戦と消耗戦半々という平坦戦条件。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.7-11.5-11.6-11.9)が定義

グレナディアガーズメイショウチタンディヴィナシオンダディーズビビッドグレイイングリーンメイショウケイメイあたりがコース適性上位。

 

 

追い切りからは、ラルナブリラーレをトップに、ダディーズビビッドホープフルサインの評価を高めて上位に。(2/26 7:00追記)

 

 

 

阪急杯 2023 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

1400mもこなすスプリンタータイプを探すべきレース

該当馬➡➡➡グレナディアガーズ、ダディーズビビッド、ホープフルサイン、リレーションシップ

 

内枠傾向が強く、7番枠より外は基本的に逃げ馬、人気馬の好走のみでそれ以外は厳しい

該当馬➡➡➡内枠勢+グレナディアガーズ、アグリ、ホウオウアマゾンの基本構図

 

といった感じ。

 

 

 

阪急杯 2023 レース傾向分析&考察

 

 

 

イメージとして、1400mもこなせるスプリンター=中京1200mで行われる高松宮記念が合う、そんなタイプが合うレース。

レシステンシアが本番で連対を果たしたり(21年)、ここでの1,3番人気馬が揃って高松宮記念で上位にきたり(20年)、同1番人気のミスターメロディが春のスプリント王の座に輝いたり(19年)など、記憶に新しいところ。

要は、「逆算!(適性的に)高松宮記念馬を探せ」ミッションなレースともいえる。

実際、ここと中京1200mのラップ適性的にはかなり、というかほぼ同一。過去の好走馬像からのみでなく、コースのラップ質的にも非常に近似している2つのレースとなっている。 

 

あとは、内枠有利傾向で、基本的には高速馬場になればなるほど、重視したほうが良いポイントとなる。

ただし、19~20年と連続発生したように、標準的な時計で決まる年はむしろその内でごちゃついて事故る年もみられる。

頭数も揃うレースであり、ごちゃつくリスクもあるということは、年(馬場)によって注意したいところ。

 

阪急杯 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

なんにしても、1400mをこなせるスプリンター探し、毎年言ってきている部分だがこれがこのレースの1stミッション。

 

 

◎グレナディアガーズ / ▲ルプリュフォール  / ホープフルサイン 他

前走・阪神Cが順調な過程でなかったため中心に狙わなかった◎グレナディアガーズは、ここは負けられない戦い。

これで、新星や未対戦組が強力な鞍上を従えてでも出てきているなら逆張りも無くはないが、あいにく今週はサウジが重なっていてむしろ手薄。

叩き2戦目で真価のシーン、そもそもがリピーター条件のここに阪神C2着から臨むわけで。

あるとすれば、その前走とは真逆のスローで折り合いを欠いての自滅くらいだろうか。

 

▲ルプリュフォールは、大本命が自滅した時に舞台適性も加味して最も勝ち切りに近いところにいる一頭。

2,4走前から適性と脚力上位は明白で、スワンS勝ち馬ダイアトニックはその後阪神Cを勝ち、2着ララクリスティーヌは先週の京都牝馬Sを勝った(当時の6着ロータスランド も同走3着)。

前走・阪神C(13着)も見た目は大敗だが、あの直線でのキレっぷり(とド派手な詰まりっぷり)からは3着以上確実な内容と言ってしまってもいいほどの凄みは十分感じられた。

ただ、あまりにも分かりやすくチャンスシーンに映ることと、そうは言ってもよほどの差し馬場変調がない限りは同じ不完全燃焼リスクが伴うことから、今回は3番手になるかと思っている。

 

そしてもう一頭、「OP2着時の内容は、G3阪急杯を勝ててもいいくらいのレベル」と見てきた◯ダディーズビビッドが、本当にここに出てくるということで狙いに力の入る一戦。

▲ともそもそも脚力自体差はない、もしくは上と見ているのでここで狙っておきたい。

当然、適性面を含めイメージした結果の具体レース名なわけで、正直、個人的には(断然人気の◎はさておき)ダディーズビビッドがここで走ってくれればそれで十分満足できそうな今回ではある。

 

 

ホープフルサインは、「人気の時にはスルー」のお手本のような戦績という部分だけ。

前走、そこそこ目立つ勝ちっぷりだっただけに中途半端に人気してしまう可能性がある。

それさえ回避できていれば、それ以外特にこのレースの好走馬像として不足はなく十分狙い目に。

 

 

あとは、軒並み鞍上弱化は免れない今回にあってそうではない(これまでの成績が強力パートナーに支えられてのものでない)メイショウチタンを大穴で。

当然、“代わりはいくらでもいる”狙いのため、枠や馬場などで別の馬に変更の可能性もあるが、今のところ好枠×積極策で注目している。

 

最後に、アグリについては当然怖いので押さえるが、鞍上弱化を理由に「人気より下」だけで考えたい今回(おそらく2人気は確定的で、自ずと3着欄だけということになりそう)。

ここから先は、普通に重賞で本命級として狙っていくことになるであろう馬だが。

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

ここは、馬券的狙いは「ああ書いた手前」ということもあって、もう◎メイショウチタンで仕方なしの一戦に。今の馬場で絶好枠×積極策なら、粘ってもらわなければ。

対抗は◯グレナディアガーズ。▲ダディーズビビッドは、煙幕なのか知らないが、どうも師コメントだけ歯切れが悪くパドック気配確認が必須で。 (2/26 13:20追記)