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――ちょっと無謀かもですが、来ないなら圏外まで。
目次
- 中山記念 2023 レース概要
- 中山記念 2023 枠順
- 中山記念 2023 ラップ適性・追い切り
- 中山記念 2023 過去レース傾向
- 中山記念 2023 レース傾向分析&考察
- 中山記念 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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中山記念 2023 レース概要
中山記念 G2
2023年2月26日 2回中山2日目
発走時間:15:45
中山競馬場 芝1800m
サラ系4歳以上 オープン
2022年優勝馬:パンサラッサ 牡5 1:46.4 吉田豊
中山記念 2023 枠順
中山記念 2023 ラップ適性・追い切り
コース適性値としては、瞬発戦 ※ ラップ6割、残りが平坦戦というセッティング。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義
ソーヴァリアント、スタニングローズ、モズベッロ、ヒシイグアスあたりが適性上位。
追い切り評価については、調教編から大きな変化はなくイルーシヴパンサー、ソーヴァリアントの2強態勢だが、ドーブネにラーグルフを追加した計4頭が上位との見立て。(2/26 7:00追記)
中山記念 2023 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※基本的には「格が問われる」レースで、芝1800〜2200の重賞連対かGI3着以内実績は欲しいし、ザックリ登録段階で賞金上位半分に入っていたいところ
該当馬➡➡➡シュネルマイスター、ヒシイグアス、ダノンザキッド、スタニングローズ、トーラスジェミニ、モズベッロ、ソーヴァリアント、イルーシヴパンサー、ラーグルフあたり(古馬重賞連対のないショウナンマグマ、ナイママは今回除外扱い)
※中でも、G1連対実績馬たちに隠れるネームバリューで少し劣る、「内枠」「逃げ」「イン突き出来る騎手騎乗」の馬が狙い目のレース
該当馬➡➡➡ダノンザキッド、ラーグルフあたりか
※「距離延長」かつ「キャリアそこそこ」の馬が狙い目、特に人気も単勝ひと桁後半くらい〜30倍程度のゾーンが優秀
該当馬➡➡➡厳密には「そこそこ」より浅キャリアだが、イルーシヴパンサー、シュネルマイスター、ショウナンマグマは準該当といった感じ
といった感じ。
中山記念 2023 レース傾向分析&考察
中距離の重賞実績があって格は十分上位だけど、「距離延長」ローテや「芝マイル以下V実績」など、ちょっと1800mよりは短いところも使われて(成果を残して)きたようなタイプが、例年なら有力。
1800m戦ということで中距離のイメージが一気に高まるゾーンだが、ダノンキングリー、ケイデンスコール、ステルヴィオ、アエロリット、ネオリアリズム、ロゴタイプ、シルポートあたりを並べてみても、このレースにおいては中距離寄りではなくマイル寄りの香りが漂う。
実際に、距離延長組の好成績にも現れている通り、どちらかというと中距離馬よりマイル色の濃いタイプが強いレース。
重馬場やタフな展開などでない限り、基本は「芝マイル以下V」が欲しいところで、特に連対という意味では近20年集計で34/40頭が同実績を持っていた。
3つ目に挙げた、「キャリアそこそこ(=Taget上の区分で16~25戦のゾーン)」というのをこの「距離延長」にかけ合わせると、単勝7~30倍未満で同(3-3-5-9)複回200%超となっている。
格という意味では、近年の中山記念で賞金下位で3着内に入ったのは、アルキメデス(14年)、アドマイヤハダル(22年)くらいといった状況。
ただし、実績馬の多くはここが休み明けというパターンが多いというのもこのレースの一つの特徴で、その意味でネームバリューとしては2軍扱い(G1ではやや荷が重い)となる馬たちが、「内枠」「逃げ」「イン突き出来る騎手騎乗」などを追い風に、ひと泡吹かすシーンも結構見られている。
中山記念 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
『ここ2年で明らかにG1級が出てこなくなっている』、『中山記念の地盤沈下』とか宣っていたのはなんだったのか……、登録メンバーを見渡してまずそこから予想がスタートした今回。なんや結構揃った中山記念やないの、と……。
シュネルマイスター
勝ち切りには34秒台後半~を望むこの馬にとっては、久々噛み合うレースになるとみている。
余裕残しは覚悟しなければならない様子のこの中間から、さすがに本命までは引き上げられないかもしれないが、馬券的にはここからの可能性も大いにあり。
当時よりもスプリンター色が濃くなっているということもあるかもだが、3歳時「おそらく、距離は千八がジャスト」としていた馬だけに、少なくとも楽しみのほうが大きい。
スタニングローズ
脚力的に争覇圏内は確実。
今回のこの馬のポイントは、復帰戦(前哨戦)ライクな流れになって後傾度が高まったらマイナスになる点。
出来るだけ、レースレベルが下がることなく凌ぎ合い戦になって、その中を好位で進められれば。
内回りで誤魔化せる点は当然歓迎だが、それでも上り上位をマークしての勝ち切りはなかなか厳しいタイプで。
イルーシヴパンサー
もう少し瞬発戦サイドのタイプなら、「逆に」絶好シーンと見立てての本命◎馬だが。
それでも、今回は平坦戦の可能性もというメンバーで注目の存在には変わりない。
最終的な扱いは、乗り替わりとなる鞍上の部分も含め、大外一気の形になって届く馬場かどうか次第といったところ。
ヒシイグアス
この馬にとって8ヶ月ぶり自体は大きなマイナスにはならない。
他の有力どころも、叩き台、ここメイチでない点でも相対的に大きなハンデはない。
そうした中で、あとは(舞台相性イメージやらで)過剰に人気しないのならというところ。
本命の可能性は大いにあるが、適性論を抜きにした単純脚力では4〜5番手せいぜい、といった位置である点にも注意が必要と思っている。
ダノンザキッド、(高速決着にならないことと人気しないことを条件に、前走ラップを評価したい)リューベックも、連対圏内突入まで要警戒。
...と、能力だけならG1級のソーヴァリアントを無視して展開してきた今回(大丈夫か^^;)。
主に、レースの質感と瞬発戦のほうが真骨頂という観点から、一応(過去10年)1番人気勝率3割&アタマあって紐なし戦のここではケンカを売る価値ありとふんでいるのだが......。
中山では、実質2200mでも勝てていない(不良の1勝は実距離2400m以上戦)し、むしろ波乱の立役者になってばっかりでっせ~ということで。
印を打っていないように、そうは言っても馬場を見ないとというところで、ここからの続きはまた当日に!
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
馬場は、開幕初日そこまで高速化していなかった印象。加えて、今日のポイントは午後にかけて強まりそうな北寄りの風。
週半ばの想定が、開幕週でむしろ差しがそこそこ決まる方向に降って 振っていたので手直し。
◎ヒシイグアスを中心に、◯ドーブネ、▲ショウナンマグマ、☆リューベックで。前優位度合いは(現時点よりもっと)増しているハズ!? (2/26 12:00追記)