競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【スプリングステークス 2023 レース回顧・結果】されど重馬場

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スプリングS 2023 レース結果

 

着順

馬名

タイム

上3F

1

ベラジオオペラ

1:48.9

35.7

2

ホウオウビスケッツ

1:49.1

36.9

3

メタルスピード

1:49.2

36.1

4

グラニット

1:49.3

37.6

5

パクスオトマニカ

1:49.6

36.3

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析スプリングS 2023

 

3/19 スプリングS ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

重を終日維持したが、それでも前日の不良馬場とは全く異なり通年平均比+0.5秒/1000m程度の状態

 

乾いていく途上とはいえ、内か外かでいえば外というバイアスだったとみられる(微妙に回復が間に合わなかった、土曜の雨量で内が傷み過ぎたなどが理由)

 

前半1000m59.4秒、上り3F37.2秒の示す通りタフな展開には違いない12.3 - 12.4 - 12.2 - 12.6の平坦戦

 

この日の馬場で全体1分48秒9は優秀で、時計的にも高レベルだった前年以上の価値があるハイレベル戦となった印象

 

 

 

スプリングステークス 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

トーセンアウローラ

予想➡➡➡

結果➡➡➡14着

パドックは無事通過したと思うが、スタート時点では発汗もしていたようだったし、要注意だったテンション面で持ちこたえることが出来なかったとみるべきか。

それ自体影響したとみられる完全にマイル質の展開になったことも相まって、鞍上も後方で無理はさせられずという感じのままレースを終えた。

決着レベルからして今回はどう頑張っても厳しかったとは思うが、気持ちの面で着を落とし過ぎてもいた。

 

 

ベラジオオペラ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

強い内容。ただ、平坦戦ラップでこのレベルで駆けてきたことを除けば、まともに出し切られたら勝ち切り十分な存在で大きな驚きはない。

そして、この馬に関してはまたしても低速決着であり、前走で上り3位→このレース上り37.2秒決着で上り最速というあたりから、時計勝負で本当にG1級の対応力がみせられるか課題を残した点が大きいように思っている。

もちろん、脚力は優れているのでクリアしてきても、それもまた不思議ではないのだが。

 

 

▲セブンマジシャン / グラニット /☆アイスグリーン 他

▲セブンマジシャン(6着)は、さすがに位置取りが悪すぎた。

コーナーでひと緩みがあればまた詰め寄り方も違ったかもしれないが、今日は終始淀みのない流れでレース上り37.2秒と要していたことが敗因。

 

他では、まずグラニット(4着)がよく頑張っていた。

持ち前のスピードを生かす競馬で、この日の馬場で内ラチで4着に残したというのは強い内容。

これを見る限り、千八は距離が長いということはないと見改めておく。

この決着レベルなので、2着ホウオウビスケッツ、3着メタルスピードも当然優秀。

この2頭に関しては、瞬発力という意味で上級クラスでの戦いでは厳しいかもしれないが、それを除けば先々OP級の活躍まで見込める。

自分の競馬が出来ない中でも終いはそこそこ来ていた☆アイスグリーン(10着)は、見直せる存在。

今日に関しては、道中で押し上げていけるような展開・横位置にならなかった部分も大きいし、テン乗りだったことでやや慎重になってしまってもいたか。

少なくとも、OP入りはしてきていい馬。

そして、この日の馬場を思うと負けて当然、その中で大収穫といっていい内容を見せたと思っているシルトホルンが次走注目馬。

これで、こういうタフ馬場が得意、もしくはスタミナ型なら評価対象にはならないところなのだが、この馬が前回快勝した当時の馬場は、今回メンバー中でも指折りの高速馬場でのもの。

実際、当時マークした勝ちタイムもかなり速く、様変わりと言っていい今日の馬場では無理もなかった。条件が揃えば大きく見直したい一頭。 ☆次走注目馬☆