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ローズS 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 ローズS 2025
レース全体のふり返り
ローズS 2025 各馬ふり返り 予想と結果
ルージュソリテール
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡10着
スタートを決めたまでは良かったが、3F34.0秒、5F56.8秒の通過タイムを見た瞬間に「ああ、ないな」という競馬。
それでも、ラチ沿いから単独先頭に立ち、しばらくそれをキープして見せ場は作った。
まったくもって運無し敗戦となってしまった格好だが、この競馬で0.6秒差というのはやはり重賞級とみておいていいだろう。
仮に高速馬場の秋華賞に出てこれるようなら、また十分狙えていいここでの内容だった。
カムニャック / テレサ / セナスタイル 他
勝ったカムニャックは、距離などもあって前走ほど下げずに運んでいたため、単なる前崩れを差した漁夫の利Vとはここは異なる内容で勝ち切った。
なんだかんだで重賞3連勝で、世代牝馬の中では強いのだろう(ただし、この世代のライバルが弱い可能性は残る)。
それでも、この馬の折り合い苦軽減にはもってこいの前半56秒ペースだったし、それによってようやく100%に近いところを発揮できた部分もあったと思うが。
また、それでも前半3Fでは折り合いを欠きそうになっていたように、まだまだポカがあっても驚けない存在でもある。
2着テレサは、展開を考えると相当強い内容。
序盤から好位の一角に収まり、終始勝ち馬カムチャックの一列前で運びながら2着に残した内容は、まず今回最も強い競馬だった。
少なくとも秋華賞に関しては、この馬の前々から運べる強みとハイペース耐性で十分通用しそう。
この日のこのペースで前々から沈まないスタミナがあれば、あとは使い減りさえなく順調にさえレースに迎えられれば、距離は心配ないはず。
3着セナスタイルに関しては、展開利は間違いなくあったため半信半疑の部分は残るが、それでも骨折明けの前走を経てのキャリア3戦目でこのパフォーマンスだけに、大器の相ならもしかしたらこの馬が一番かもしれない。
直線も、ダンツエランをよけるところに始まって、そこから右往左往もいいところ。
あの競馬で、ゴール前での勢いは抜きんでていたのだから、いくら展開が向いたとはいえ軽くは扱えない。
パラディレーヌは、直線でスムーズさを欠いたもう一頭。
そもそも、この阪神1800mでのローズSの内容として、今日のこの馬のような負け方は本番(秋華賞)に繋がるものだと思っていて、それでも◎には及ばないが、出てくれば秋華賞でも少し期待したい一頭。
内回りになるとはいえ、京都は過去に好パフォーマンスを見せている舞台でもある。
また、今回陣営がスムーズな立ち上げではなかったことも漏らしており、万全とはいかなかった可能性もある。