競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【青葉賞 2025 レース回顧・結果】あれがひとり歩きしそうな一戦

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青葉賞 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ロングラン 1:31.7 33.3
2 ジュンブロッサム 1:31.8 33.2
3 セオ 1:32.1 34.2
4 ニホンピロキーフ 1:32.2 33.9
5 グラティアス 1:32.3 34.1

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 青葉賞 2025

 

4/26 青葉賞 ◯的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は、通年平均比-1.0秒/1000m 程度で、直線に関しては外も非常に良好なためか大きな内外の差のない状態(クッション値9.5/含水率G前12.3%4角12.2%)

 

レース時点ではにわか雨が本格的に降り出していたが(公式記録の天候は「曇り」)、馬場への影響は軽微だったと考えられる

 

前半1000mを59.9秒で通過し、後半1000mを59.2秒でまとめての2分24秒8決着

 

12.4 - 11.9 - 11.3 - 11.2の加速ラップフィニッシュだが、道中で緩み動き出しも遅くなっていることから、額面としては例年レベルの上がらないこのレースなりといった感じ

 

 

 

青葉賞 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ゲルチュタール

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

-14キロだけ気にはなったものの、差し替えて狙うほどの馬も見当たらずそのまま本命視。

0.1秒差の3着に終わったが、やはり鞍上も「本来なら、もう少し前で」と談話を残したように、1角手前で引かざるを得なくなったあの場面が悔やまれるところ。

上り33秒台の上位2頭に対して、自身は34.0秒という数値が全てを物語っている。

 

 

◯ファイアンクランツ / エネルジコ / マテンロウバローズ

◯ファイアンクランツ(2着)は、まずこの鞍上にしては不発だったなという水準。

正直、もっとパフォーマンスが上がるとみていたが……。

ただ、雨中のレースだったり、レース前のテンションが高かったりなど、いくつか阻害要因として考えられる部分もあったため、まだ評価を落とすのは早計だろう。

 

一方、勝ったエネルジコは順当に上昇中で、この成長曲線のままいくことを前提に、(鞍上込みで考えた場合)ダービー馬の称号も十分見えてきた感じ。

あとは、直線に関しては外に持ち出しても大きな割引にはならないこの週の馬場で(しかも、レース時点はそこそこの本降り、かつ公式記録上は「曇り」)、最後方からの外一気の形が続いている点に尽きるだろう。

これが、フルゲート近辺のG1になった時に、跳ねのけられるかどうか、こればかりはやってみなければ分からない難しさがある。

 

最下位に敗れたマテンロウバローズは、ちょうどラスト2F地点で一瞬“ありそう”な手応えを見せて、直後に進路を塞がれて流して終戦。

戦歴とこの大敗から、あっさり距離(長すぎた)で片づけられそうな敗戦だけにあえて注目しておきたい。

まだ重賞級とみている馬だし、そもそも雨中のこの週の馬場でラチ沿いはどちらにしてもマイナスだったかもしれない。

そう思うと、むしろ2000m以上重賞に使ってきた時こそ(1800m以下戻りは、余計な視点もオッズに上乗せされまだ妙味はほぼないとの見立て含め)狙いたい。