
――1分58秒台をイメージしていたら玉砕の一戦、そんな感じでしょうか。
七夕賞 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 七夕賞 2025
レース全体のふり返り
七夕賞 2025 各馬ふり返り 予想と結果
ギャラクシーナイト
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡13着
平均的なペースで流れ、中盤に緩み、この日の馬場換算後では比較的上りが速くなった中で、終始最後方のインから伸びずに13着大敗。
もともと成績にムラが出るのは仕方がないというタイプだが、ここのところは走るほうに気が向いていないレベル。
中間の障害練習効果にも期待した場面だったが……。
△コスモフリーゲン / △ドゥラドーレス / オニャンコポン 他
柴田大Jで重賞を勝った△コスモフリーゲンは、間違いなく中盤の12秒台後半2つが勝因。
2番手▲ショウナンマグマ(10着)はともかく、シリウスコルト(8着)、☆シルトホルン(4着)以下後続の消極姿勢が、それを実現させた印象で、前傾戦で楽はしていないながらかなり効率のいい逃げにはなっていた。
3着以下を離した上位2頭は平均的なG3水準を刻めていたと思うが、なかなか強調もしづらいといったところ。
ただし、多少評価を上げられるのは、レースの時点で向こう正面向かい風が確実に吹いていたこと。差し助長状況の中で逃げ切ったことは事実だろう。
それに対し、大外枠から早めに噴かしていきながら、外を押し上げ直線立ち上げ3,4番手からアタマ差まで追い詰めた△ドゥラドーレス(2着)は、シンプルに走破距離の面で一歩上を行く内容。
また、どうも府中以外(左回り以外?)では位置を取って回ってこれる点は、今回も健在だった。
想定よりも高い位置で回ってこれたことが勝ち負けまで持ち込めた要因で、それだけに凄みまで感じるような走りには映らなかったところだが。
直線立ち上げのインサイドアウトを決めた地点での伸び脚に見どころがあったオニャンコポン(3着)は、扱いが難しいところ。
4着シルトホルン(57キロ)の2分01秒3は、この前半のペースで計時したことを思うとさすがにレベルが下がり過ぎ、オープンクラス(の4着ライン)といった水準とみられる。
それを考えると、やはりインで効率的に回ってきて、3着水準が思いのほか下がってきたものによる好走だったのではないか。あまり真に受けないでおきたい。
ほかでは、残念ながら今週も重賞で今後どうこう言える馬は見当たらないが、オープン目線ではセブンマジシャンは条件ひとつで狙う場面が訪れそう。
この日はロスも大きかったし、勝負所で内から寄られてひるんだところもあった印象。
コーナーでの手応えやらからは、まだ成長している感触が得られたし、1800m以下でもうひと上昇を見込んでおきたい。