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――なんか、「真ん中が……」というのが、前日の京王杯2歳Sから連鎖しましたかね?
アルゼンチン共和国杯 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 アルゼンチン共和国杯 2024
レース全体のふり返り
アルゼンチン共和国杯 2024 各馬ふり返り 予想と結果
マイネルメモリー
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡5着
0.4秒差5着健闘とはいえ、とにかく道中後方ジッとしていた者勝ちな流れの中、10番手以降で回ってきてのものだけに過度な評価は禁物という感じ。
むしろ、以前に府中2400mを使った時もそうだが、上り上位常連のこの馬がこの流れでこの競馬をして4位以下になっているあたり、展開に乗じながらも期待ほどは走れなかったとみるべきか。
もっとも、想定の荒れ馬場というにはほど遠かった印象だし、直線で通ったコースも上位では唯一3分どころだった点はあるが。
初距離だったことなど、ほかにも情状酌量の余地はあるのだが、やはりこの展開の恩恵をまともに受けての内容というほうに目を向けたいところ。
それでも、十分G3級までの判定は与えられるのだが。
クロミナンス
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡2着
相手(ハヤヤッコ)のほうに利があった展開とはいえ、0.5キロの斤量メリットはこちらにあっただけに、完敗とせざるを得ない敗戦。
ただ、C.ルメール騎手ならまだ上があった可能性はあり、その点で救いもある。
当然休み休み使われている馬とはいえ、横比較で使われた強みなどの面もあっただろう。
それでも、冷静に見てG2が限度という域は出ておらず、頭打ちか。
セレシオン
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡6着
この馬は、久しぶりに中団あたりで最後の直線勝負に持ち込めたことが、結果的にレースを苦しくさせた。
今日こそ、いつものこの馬の競馬をするべきだったことは、結果から明白で、そういう意味でついていない。
とはいえ、やはりこの距離延長は新味発揮には繋がらなかった印象も残り、2400mまでとみておいたほうがよさそう。
この馬にして、クロミナンス(この馬も上り上位を譲った)あたりと、上りの差がこれだけついたというのは、比較的前で運んだデメリットを考慮してもそれ以上のマイナスが反映されているのではないか。
ハヤヤッコ / サヴォーナ
勝ったハヤヤッコについては、漁夫の利Vは当然の事実としても、刻んだパフォーマンスに驚き。
たしかに、直線平坦とワンターンコースを除いた場面で、上りがかかってくれればG2級は見込める脚力の持ち主ではあるが、それにしても「良馬場以外、洋芝以外」でのものとしてキャリアハイをここでマークしてくるとは……という感じ。
ただ、もう(重賞馬券内と考えても)そんなに突っ込んでこれるような展開にあたるとは思えないのだが。
だいたい7~8走に一度、そして次はキャリア50戦目(推定10歳)でその時が訪れるかどうかといったところではないだろうか。
伸び負けしたサヴォーナ(8着)は、やはり「右回り×長距離好き」キャラとして見ていきたいかなというようなラストだった。
人気していたから、との前提はもちろんあり、今後人気を下げて出てくれば(たぶんないだろうが)左回りでも例外の場面はあっておかしくないが、もう左回りで買うこともないかなというところ。というか、個人的には買えない。
改めて、日経新春杯などで注目したい……と思えば、来年は中京開催ではないか。運がない。