競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【京王杯2歳ステークス 2024 レース回顧・結果】注目の真ん中

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京王杯2歳S 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 パンジャタワー 1:21.2 33.8
2 マイネルチケット 1:21.3 34.3
3 ヤンキーバローズ 1:21.5 33.8
4 ヒシアマン 1:21.5 34.1
5 クラスペディア 1:21.8 35.3

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 京王杯2歳S 2024

 

11/2 京王杯2歳S ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

終日雨降りの中、稍重でおそらく通年平均比±0レベル、馬場は内でもなく外でもないといった状態で行われた

 

前半3F(34.9秒)自体遅くはなく、それでいて4F目が11.4と流れたため、消耗戦ラップで決まった

 

持久戦質は高くなった(瞬発力を問われる例年のこのレースにはならなかった)ものの、水準並みの京王杯2歳Sとなっていて好感

 

 

 

京王杯2歳S 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

エンドレスサマー

予想➡➡➡

結果➡➡➡10

よそ見していたところスタートを切られ……、で最後方からの出だしとなってしまった。

比較的伸びるところを通せたとはいえ、外を差してくる形で最後まで脚を使えていたところを見ると、渋った馬場自体こなすことを確認できたと思うが、それだけに前々からの競馬が叶わなかったのは痛恨。

当然、大型馬で間隔も空いて+14キロだったことからも、上積みや今後の成長期待も見込める。

訳アリ敗戦が続くが、ここ2戦その中でたしかな手ごたえは示しているので、必ずどこかで挽回してくるだろう。

 

 

パンジャタワー / マイネルチケット / ◯ヤンキーバローズ / バニーラビット 他

勝ったパンジャタワーは、終始荒れたところを避ける競馬ができたとはいえ、最後までよく伸びて好パフォーマンスVを演じてみせた。

調教でもかなり動いていたように、素質は高そう。

当然、距離を延ばしてもこなせそうという判断になるだろうが、スタミナ面は問題ないものの、この持久戦で飛躍を示しただけに緩んだ場合にどうか。

マイルで瞬発力勝負になった場合が課題。

 

2着マイネルチケットは、上位3頭の中では最も高い位置で運んでの内容で0.1秒差。

内容からすれば勝ち馬に対して全く引けを取らないものだったし、当然バレて人気することになるがそれでもG2以下なら上位常連だろう。

取り消しになった2戦目当時もそうだったが、陣営が言ってのとおり1400mのほうがベターかもしれない。

 

3着◯ヤンキーバローズも後方からよく追い込んでおり、近2走いずれもだが距離不足を感じさせる内容だけに、上位3頭では最もマイル戦線への期待が膨らむ(し、距離延長しての人気もさらに上昇となるだろう)。

鞍上もコメントしていたように、それでいて「前半は噛み気味」ということで、出していくにいけない部分もありそうなことから、競馬が上手になっていった時の破壊力も秘めている印象。

 

 

他では、地味ながらデビュー2戦目のバニーラビット(7着)が、ゴール前の伸び的になかなか良かった印象。

たしかに、差し恩恵は受けていたとは思うが、初戦とは馬場も流れもまるで異なる中で、最後まで伸びきってみせたことに光明を感じる。

少なくとも次は、素質に注目して目を配っておきたい一戦で、自己条件なら勝ち切る確率も十分だろう。

 

そして、クラスペディアが注目筆頭株。

よくこの競馬でこの着差にまとめたというのがその大部分で、それ以外にもまるで瞬発力で戦えなかったことや、ラップを気にしなければ意外と見落としがち、他を優先しがちなところなども良い。

4F目の「11.4」、その厳しさを今後証明しうる最たる例として、注目して見守りたい。 ☆次走注目馬☆