競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【日経新春杯 2023 レース回顧・結果】「成立」あと一歩

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日経新春杯 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ヴェルトライゼンデ 2:14.2 35.0
2 キングオブドラゴン 2:14.3 35.3
3 プラダリア 2:14.3 34.8
4 ヤマニンゼスト 2:14.4 35.0
5 ロバートソンキー 2:14.6 35.2

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 日経新春杯 2023

 
1/15 日経新春杯 ◯的中
 
 
レース全体のふり返り
 
午後の稍重時点で、通年平均比+0.5~+0.7秒/1000m程度の中ほどベスト馬場で行われた
 
前半1000mを1分02秒1のスローで通過し、11.9 - 11.5 - 11.5 - 12.4の平坦戦を刻んでの低速2分14秒2決着
 
前半はともかく、後半も低調な印象で、各馬かなりこの日の馬場で削がれたという一戦

 

 

日経新春杯 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

キングオブドラゴン

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

最終的に、軽視した△ヴェルトライゼンデにきっちり差し切られているので、額面は別としてこの馬は強い競馬をしたと評価したい(△ヴェルトライゼンデら人気勢が、馬場を意識してまっとうに中ほどから差してきて差し損ねが発生しうるからこその、この馬本命だったわけで)。

そして、レース(コース)自体、こういう番手策から上り上位にも入らない競馬で好走すること自体、稀有な性質がある一戦でもある。

あとはもう、今回に関しては、予想編に記した読みの部分、「雨上がりの(内から乾く)中京は怖い」→「大きく空いた内を伸びてくる組を重視して、人気薄で前残りを図ってくる組と、これも人気を背負わない気楽な立場で奇をてらった(苦肉の策の)イン突き騎乗を見せてくる可能性のある差し勢を狙う」が働いたことによる好走だったと思っている。

結局、勝ち切れなかった馬を当日も本命維持しているので、その点で大いに反省すべきところはあるのだが。

 

 

ヴェルトライゼンデ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

人気を背負っているにもかかわらず、外へ持ち出そうという試みをしなかった△ロバートソンキーとは対照的に、最大限内を避ける競馬で差し切る。

平坦戦の流れにもなったし、直線の長い左回りコースで、こういう形(4角で前がそう離していない展開)なら難なく、という感じ。

ただ、額面は、59キロ換算をしてもヘタしたらOP水準にも届いていないかもしれない今日の内容で。

 

 

あとは、この馬場を考えても低速戦、という決着に救われた組が多すぎる一戦とみているため、そうではない組の中から☆プリマヴィスタだけ挙げておきたい。

後方からになるのは想定内だったが、色気を持ちすぎたか一か八かの内ではなく普通に外を選択していたあたり真逆だった。