競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【京成杯 2025 レース回顧・結果】伝染したかのような58秒3

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京成杯 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ニシノエージェント 1:59.9 35.4
2 ドラゴンブースト 2:00.0 36.0
3 ミニトランザット 2:00.0 34.9
4 キングノジョー 2:00.1 36.5
5 パーティハーン 2:00.4 36.2

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 京成杯 2025

 

1/19 京成杯 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は、通年平均比-0.5秒/1000m 程度に鈍化し、内外はあまりない前が若干有利な状態で行われた(小雨が降りだしていたが馬場への影響はほとんどなかった模様)

 

前半1000m58秒3通過の超ハイと言っていい入りから、上り36.8秒を要しての、1分59秒9の高速決着

 

ただし、早々に前が脱落したために12.7 - 12.8 - 11.8 - 12.2の瞬発戦に

 

レベル云々は特殊過ぎるラップから測りづらいが、とにかく前崩れ戦だけはたしかなところ

 

 

 

京成杯 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ガルダイア

予想➡➡➡

結果➡➡➡14着

このレースで5F58秒3通過で引っ張っていては、超高速馬場でもない限りは散って当然。

度外視、というか、もう一回やったら全然着順は入れ替わりますよというだけ。

 

 

ニシノエージェント / ドラゴンブースト / キングノジョー

勝ち馬ニシノエージェントについては、序盤ほどじっくり行って、(それでも)結果ちょい早仕掛けとなった2着ドラゴンブーストよりもワンテンポ遅らせ、最後方からとなった3着ミニトランザットよりは早めに、ということでハマって巡り合わせV。

ここを勝ってもフロック視必至なこの馬だが、それでも残念ながら評価はし難い。

たしかに、ここでは調教的に評価できるところはあった馬だが……。

 

ドラゴンブースト(2着)がここでは最も強い内容。

序盤から中団につけて3角からの動き出しもそこそこ早めに、最後までよく粘り通した。

こちらもデイリー杯2歳Sで狙った過去があるなど、個人的にはいわく付き好走を果たされてしまった感じだが、その評価は勝ち馬と大きく異なる。

あとは、こちらは距離的にも中距離のほうが合っているのかもしれないが、偶然にも(こういうタフなレースでも)なぜか距離延長勢が上位に偏って名を連ねた一戦だけに、その特殊性が今後どういう形で顕在化するかだろう。

 

ほか、タイトルにある通り、メイショウタバル(日経新春杯)に感化されてしまったかのような暴走戦となったわけだが、キングノジョー(4着)はさすがに評価しておかなければならないだろう。

完全前傾戦の瞬発戦ラップということで、近2年のような上位勢のクラシック戦線での活躍とはすんなりいかないであろう中にあっては、この馬が中距離で飛躍する可能性は最も高そう。