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――点(、)の前に、「適性」を入れていただければと。
中山金杯 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 中山金杯 2025
レース全体のふり返り
中山金杯 2025 各馬ふり返り 予想と結果
ジェイパームス
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡14着
もともと1F長い可能性がある中で、結果的に前半少し深追いし過ぎたことも相まって下げたといったところでの1.0秒差敗退だろう。
裏目に出てしまったものの、あくまでそれは結果論。鞍上としても、若手でもあることも鑑みればこの積極姿勢で良かったということに。
結果はどうあれ、状態は陣営談話からも、馬体回復からも上がってきているようだし、2000mなら凡ペースの凡戦、1800mでは胸張っての狙いとしておく。
中山記念ローテを組むのか、それとも府中開催に絞るのか、いずれにしても5月のエプソムCまでは注目したい一頭。 ☆次走注目馬☆
マイネルモーント
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡2着
この馬は、気性面で力を出し切れないことが多いだけで、並みのG3レベルなら勝ち負けを争えていいポテンシャルはある馬。
その馬が、当日落ち着いて出てきて、ハンデ55キロであればこのくらいは走ってもらわないと困る、というもの。まずそれが大前提。
その中でこの日は、スタートして中団を確保できなかったのが痛かった。
ただ、その後のレースぶりを見てもわかる通り、中枠だったこともあってそう“羽を伸ばして”全開走が出来たわけでもない中、レース後半でこれだけやれたことは確かな手ごたえを得たとして良さそう。
もっとも、上から順に、「隠れ適性型→ド適性型(自身)→ド適性型→ド適性型……」で決まった1戦ではあるが。
△アルナシーム / ボーンディスウェイ / ◯ラーグルフ 他
勝った△アルナシームに関しては、インサイドアウトというほど外でもないが、4角でショウナンアデイブとセイウンプラチナの間を通せたあたりで勝負あり、という競馬。
前向きさは相変わらずのぞかせていたが、内枠・ペースも味方に乗り切ったら、あとは持ち前の脚力で伸びてくるだけだった。
予想としては、ほかを重視したための5~6番手というだけで不気味には感じていたが、2000mへの距離延長ローテも買いにくくしていた今回。
自爆してガス欠しなければ距離がもつことを確認したと同時(というか、むしろ2000mのほうが良いくらい)に、前半5F58.7秒の前傾ラップというこの馬向きの条件が発生していた一戦であったことは、さらに大きな確認事項となった印象。
3着ボーンディスウェイが、このペースを終始3番手で運んで最も強い競馬。
ブリンカー着用の効果もあって、6歳にしてまだ若干強くなっている様子。
◯ラーグルフ(10着)に関しては、ちょうど勝ったアルナシームの後ろで、序盤何度も頭を上げて折り合いを欠いてしまっていたので、度外視でいいだろう。
好枠でもあったし、こうなるくらいなら位置をとって前々でこのペースについて回って、という競馬で見てみたかったが。
ちょっと、折り合い面でさらに難しくなってしまっているか。
ほか、負けはしたものの強かったとしていい(ただ、そう見られること請け合いなので評価対象にはしない)クリスマスパレード(4着)とホウオウビスケッツ(9着)を除くと、あまり高い評価は禁物だろうがショウナンアデイブについてはまずまずの感触。
位置取り、ペース、1コーナーの入りなどなど、ちょっとどうなの? という競馬になりながらもまずまず戦えていた。
1800mであれば、重賞でも狙いが十分に立つ存在になっていきそう。