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――実力上位のあの馬とあの馬が外枠に入って散ったり、ヒップホップソウルが大惨敗を喫するなど、このレースならではの「そう順当には収まらないぜ」感が充満していた感じ。
中山牝馬S 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 中山牝馬S 2024
レース全体のふり返り
中山牝馬S 2024 各馬ふり返り 予想と結果
コンクシェル
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡1着
前半1分01秒5とはいえ、馬場レベル的に、また後続が早めに並びかけてきたプレッシャー的に、とても楽逃げと言えるものではない中で押し切った。
本命視はしたものの、直前馬場を見れば見るほど、どちらかといえばミスチョイスと思えるような馬場状態にも映った中で、これは視界の広がる勝利内容だろう。
ハンデ戦ゆえ、まだ過剰評価は禁物な53キロVだが、コスタボニータ(2キロ差)あたりよりも厳しい競馬をして2馬身ほどの差をつけたことは素直に評価していいだろう。
ただ、斤量面以外明確な恩恵を受けていないものの、逃げればという見立てでG1秋華賞でも狙いを立てた馬だけに、当然といえば当然の範疇。
あと、この血統だけに、時計を要す稍重馬場も味方した可能性がある。
シンリョクカ / ヒップホップソウル / フィアスプライド
3着シンリョクカは、G1を除き久々の内枠に入って、内を突く競馬で6走ぶりの馬券内。
この日の馬場では、インはハッキリ微妙な状況だったと思うが、この馬はこの形がいい様子。今後も、基本は内枠でだけ狙いたいところ。
そして、週半ば注目馬に挙げたヒップホップソウル(16着)は、1コーナーの入りの時点からして折り合いは欠いていただろうし、まあ度外視でいいだろう。
「見るも無惨」とはこのことといった感じで、やはりこういう場面であからさまに過剰にプッシュを受けていたことも“助長”したのだろう。
3コーナー以降は、急に手前を替えたり、不正かけあしになったりと挙動自体おかしかった。
変わらず、全開で中山1800m〜2000mの持久戦好走を狙っていきたい。
他では、単純な斤量換算の話だがフィアスプライドが評価可能。
あれだけ強引に押し上げていけば苦しくなるのは当然で、その中でトップハンデ56キロを背負っての0.4秒差ならここでは最先着判定も可能なくらい。
まだC.ルメール騎手から手離れすることもないだろうという点と合わせて、注目していきたい存在。