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――改めて、強い時には強いなと。
京都金杯 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 京都金杯 2022
レース全体のふり返り
京都金杯 2022 各馬ふり返り 予想と結果
カイザーミノル
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡3着
G2以上を目指すにあたっては、ハッキリ不足感否めずではあるが、G3を主戦場に考えればこの3着ラインというのは全く悪くなし、そういう内容。
2着8歳ダイワキャグニー(57.5キロ)、4着7歳ダイアトニック(〃)を思うと微妙な感じもするが、それはむしろ2頭が非常に健闘したためと見ている。
そういう時計的評価ゆえに、ゲートからチャカつきテンション高めに走り続けてのものなら、G3東京新聞杯あたりに活路があってもいい。
もちろん特性的に、流れた場合の、という前提つきにはなるが。
ザダル
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡1着
硬い馬場での平坦戦ならということで念頭には置いていた馬だが、この枠、この鞍上でこのオッズでということで狙い頃に映り評価を高めた一頭。
そもそも、この内枠勢なら並び的にこの馬でもそこそこ良い位置をとって運べるのでは、ということでの指名だったので、お世辞にも褒められた見通しではなかったが。まずは鞍上に感謝。
(個人的には)思いっきり、ファインプレー騎乗に救われた今回だった。
後方になっても、外を回して差そうと考えず、内で空くのを待ったのが正解で、この馬の長く速く走り続ける持ち味を存分に引き出した。
ただ、馬自身も立派で、いくらエスコートが一級品であっても、馬に抜け出してくる脚力が無ければ、突き抜けまでは到底不可能だった感あり。
その意味で、全てが嚙み合った今回だったか。
57.5キロでの勝利であり、少なくとも前年のケイデンスコール(その後G2を2連対)以上の勝利内容とみられる。
バスラットレオン / クリノプレミアム
他では、2、4着馬もさることながら、バスラットレオン(9着)とクリノプレミアム(5着)が悪くない内容。
バスラットレオンは、まだ完全に戻ったとはいえないが、これをキッカケに次で全開の可能性は十分にあるレースぶりだったとみている。
この日で、逃げて終始内ラチべったりでは、特に3〜4コーナー付近で悪いところを通って若干消耗した分もあっただろう。
それでいて、得意とはいえない持久質ラップで、この決着の0.5秒差というのはまずまず。
クリノプレミアムに関しては、確かに斤量のことはあるが、コーナーをインで回って、直線でロスもありながら外に持ち出すこの日の馬場とは真逆のことをしての内容だけに侮れない。
瞬発戦でなければ、軽ハンデ恩恵なしでもそろそろオープンVくらい(=ハンデG3連対圏)は可能性が出てきたか。