競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【福島牝馬ステークス 2022 レース回顧・結果】ここをクリアし課題はひとつ

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福島牝馬S 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 アナザーリリック 1:47.0 34.6
 2 クリノプレミアム 1:47.0 35.7
 3 サトノダムゼル 1:47.1 35.0
 4 シンハリング 1:47.2 35.6
 5 ルビーカサブランカ 1:47.2 34.6

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 福島牝馬S 2022

 
4/23 福島牝馬S ◎的中
 
 
レース全体のふり返り
 
馬場は開幕週の前週同様に時計が掛かり(通年平均比+0.5/1000m程度)、外も比較的伸びる状態
 
前半3F35.0秒、同5F58.6秒と、特に4~5F目でかなり飛ばして展開し、後半を12.0 - 12.4 - 11.8 - 12.2の瞬発戦でまとめる

1分47秒0自体、この日の馬場換算後でレースの水準は十分上回っているとみられ、逃げたキタイが手応えを無くしてペースダウンした6~7F部分での時計面のロス以外特に隙という隙は見当たらない好戦
 
おそらく、古馬混合G3七夕賞~福島記念くらいの全体時計レベル(ただし、瞬発戦になっている部分は牝馬限定戦ライクではある)に上位3頭は届いているとみられる

 

 

 

 

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福島牝馬S 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

アナザーリリック

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

このレースにおいては、5着×ルビーカサブランカが良いものさしになり、決してその5着水準も悪くない(十分牝馬G3勝利レベル)ことから、堂々の勝利内容だったとみられる。

また、追い込んだこの2頭の比較に関して言えば4コーナーでの位置取りからしても、そこから着差をまだ広げるようにゴールしていて力量差を示していたといえる。

決して、コーナー4つの千八と適性合致していない状況下、津村騎手で重賞を勝ち切ってくるのだから強かった。

マイルG1(出走権獲得のヴィクトリアマイルなど)でも脚力は上位だろうが、明確に時計面への課題だけ残った格好。この日も、水準より時計の掛かる福島千八でその点では恩恵があった。

 

 

クリノプレミアム

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

最も前々から進めて馬券内にきているこの馬は、勝ち馬との着差、決して前優勢鮮明な状況ではなかったことを思うと強い。

ただ、京都金杯、そして前走中山牝馬Sでの内容から「牝馬G1でも穴でなら十分狙い立つ」と評しているくらいなので、その強さに関しては驚くようなものではなし。

むしろ、想像以上だったのは、その評価の前提条件である「平坦戦の千六~千八」ではなく、この瞬発戦に対応してほとんど勝ち馬の競馬をしてきたことのほう。

たしかに、レースの上り4F値が12.0 - 12.4 - 11.8 - 12.2、自身の上り3Fが35.7秒、ほとんどラスト2Fで先頭に並びかけていたことを思うと、この馬は平坦戦ラップで駆け抜けていることが想像に難くない一戦だったわけではあるが。

実質的には半分(レースが)瞬発戦ではなかった、4着シンハリング(平坦戦大好き)も格上挑戦で大健闘を示していたレース、くらいに見ておきたいがいずれにしても連対圏から崩れなかった充実度は立派。

 

 

シャーレイポピー

予想➡➡➡

結果➡➡➡10着

この日の馬場でこの枠では仕方ない敗戦。

この馬で極端に下げるわけにもいかないし、かといってスタート直後すぐ隣の△クリノプレミアムの存在もあってホームストレッチも枠なりの進路を取らざるを得なかった(おそらく、ホネ含め(笑) 誰が騎乗しても、この日で最内からなら少しでも3分どころゾーンに持ち出して1角に入りたいスタート後だったと思う)。

さらに、極めつけは4角瞬発戦での団子状態発生での最内カットイン策。

ミスがあってのものではないためこればかりは誰も咎められないが、せめてシンハリングの競馬で序盤だけでもやり過ごしたかったのが正直なところ。

その反面、度外視して次走は大きく狙えたらと思うところ。 ☆次走(大)注目馬☆

 

 

△サトノダムゼル 他

△サトノダムゼル(3着)は、この瞬発戦なら位置取りさえもう少しなんとかできていれば勝ち切りまでチャンスあったもったいない内容。

3コーナーでは勝ち馬◎アナザーリリックに対して全然前にいたのに、直線立ち上げでは逆に若干後ろになって入れ替わってしまっていたのが痛恨。

ここが引退戦のようだが、もし現役続行なら引き続き牝馬重賞戦線×瞬発戦カテゴリで毎回主役を張れる存在。

 

ほかでは、既出×ルビーカサブランカ(5着)も悪くなし、こちらも既出のシンハリング(4着)もOP入り前の現段階で牝馬限定であれば十分通用(平坦戦で)の手応えを得られたし良し、直線で挟まれて頭を上げるシーンがあり度外視必至のサンクテュエール(13着)、「(直線内で)回りを気にして進んでいかず」の◯アブレイズ(9着)といったあたりも、条件替わりでここから注目可能。

ただ、それ以上に▲ホウオウエミーズが、平坦戦向きにもかかわらず、4コーナーまで思い切り瞬発戦に付き合う(1~2着馬等とは違い)仕掛けミスに苛まれながらも、ラストの伸びなどを見るによくやっていて、平坦戦であればここからクリノプレミアムくらいの活躍に期待できそう。

 

 

しかしまあ、ここ数ヶ月で重賞予想を自分なりに若干アレンジしてきているところはあるのだが、ブログ始まって以来初ではないだろうか。

週末3重賞全的中(◎は3人1着、1人2着、6人4着)というのは。大波乱ではない、印が若干人気サイドによっているなどもあるだろうが、ここから大乱調にならないように気を付けたいところ。