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――降って上がったらインが終わる、降り続けたら内外関係なく後ろが終わる?
目次
- 天皇賞(春) 2022 レース概要
- 天皇賞(春) 2022 枠順
- 天皇賞(春) 2022 ラップ適性・追い切り
- 天皇賞(春) 2022 過去レース傾向
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- 天皇賞(春) 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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天皇賞(春) 2022 レース概要
※今年2022年も、JRA発表の開催日割の変更に伴い、昨年に引き続き阪神芝3200mとして行われる
天皇賞・春 G1
2022年5月1日 2回阪神12日目
発走時間:15:40(予定)
阪神 芝3200m
サラ系4歳以上 オープン
2021年優勝馬:ワールドプレミア 牡5 3:14.7 福永祐一
天皇賞(春) 2022 枠順
天皇賞(春) 2022 ラップ適性・追い切り
阪神3200m(2週目内回り)は、阪神3000m戦を参考にすると、平坦戦 ※ ラップが過半数以上の平坦戦コースとみられる。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.9-11.5-11.3-12.2)が定義
マイネルファンロン、ユーキャンスマイル、クレッシェンドラヴ、ディープボンド、ハヤヤッコ、メロディーレーンと適性上位と推定。
追い切りからの最終ピックアップは、マイネルファンロン、ヒートオンビートに、第2グループ筆頭としてタイトルホルダーを追加したTOP3に。(4/30 19:55追記)
天皇賞(春) 2022 過去レース傾向
例によって、条件替わりのため傾向面は飛ばす。
阪神大賞典(3000m)から1F伸ばして、淀版と同距離にしたこのセッティングで2年目を迎える春盾。
去年はどの区間も非常に優秀な時計を刻み続け、3000m通過は阪神大賞典レコード(3分2秒5)を楽に上回る3分1秒7。その分ラスト1Fでがくんと落ち、11.9 - 12.1 - 12.3 - 13.0の消耗戦サイドとなった。
最後の直線350m台(京都3200mは404m)で、同じ2週目内回りの3000m戦が平坦戦シフトしていることからも、ザックリ「鉈の切れ味」と「先行押し切り傾倒」がより重要ポイントになってくると思われる。
実際、上記の通り流れた昨年も、4コーナー通過順としては4→3→2→4番手で決まっている。
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天皇賞(春) 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
ディープボンド / タイトルホルダー / テーオーロイヤル / マカオンドール / ロバートソンキー / アイアンバローズ / タガノディアマンテ 他
タイトルホルダーに、ディープボンドに、テーオーロイヤルにと、脚力上位勢がG1で頭を狙うにはまあ鞍上が心許ない印象。
その意味では(特に単に関しての)波乱含み様相は間違いないところだろう。
あと、見過ごせないポイントとして、春に三日の晴れなしではないが、週半ば好天→週末雨のサイクルでレースを迎えることになりそうで、仮にまとまって降るようなら極端な前残りや極端な外ラチ一気など異常事態状況を生む可能性も。
先週時点でもそうだが、超ロング開催最終局面を迎えて馬場はかなり際どい状況になっているとみられ......。
ここは、少し地力は劣るも鞍上への期待値と適性込みでマカオンドールに一発候補で注目したい。
この馬の鈍重さを補うには、やはり前走の吉田隼人騎手ではなく松山騎手。
同じ“重さ”の課題を抱えるディープボンドが単勝1倍台の和田騎手であれば、同10倍台は確実に見込めるとみているこちらを単勝では買いたいと思う。
ただし、鞍上談話として「あとは折り合いがカギ」と聞かれていることは、少しだけ注意しておかなければと思っている。
それが理由で、4コーナーの時点でも後手を踏んでいたら間に合わないだろう。
ディープボンドはそう言いつつ、降ったら危険視はしないつもり。
とにかく、重の阪神大賞典(レース上り37.4秒)を圧勝し、同じレース上り37.4秒戦に良で奇跡的に突入した昨年のこのレースで後続に“完勝”したタフネス型。
開催終盤でも、先週土曜あたりの阪神の時計の出方を見るに、良でペースが上がらなければ馬券内どこにもいなくても全く不思議はない。
上りスピードをいかに要求しない馬場に仕上がっているかどうかで、「この人気で積極的に推す馬ではないか」の部分の答えが決まる今回。
タイトルホルダーは、強いがそれは放っておいてもハナという前走のような状況でのもの。
そして、楽単騎ではない状況(仮に、結果的にスタート後楽にハナに立てたとしても)で、横山和騎手で人気を背負っての仁川長距離というのは......? 2週目向こう正面からがやや不安。
これでマークが薄いというのなら、目をつぶって勝負でも良いのだが。
それにしては、アイアンバローズ、クレッシェンドラヴ、タガノディアマンテ、シルヴァーソニック、テーオーロイヤル......とハイプレッシャーな後半戦が見込まれそうで。
テーオーロイヤルは、その点競馬の形は基本番手~好位でついていくのみだしやりやすいイメージ。この鞍上でも或いはと思えなくもない。
とはいえ、実は単勝ひとケタ突入なんじゃないかないかとみているところもあり、そうやすやすと人気の中で中心はコレとも言い出し辛いところがある(もっとも、全てオッズが想定のものだったとしたらの話ではあるが)。
ロバートソンキーは、京都時代でのものではあるが菊花賞でみせた内容は悪くなく、3200m戦で化けてもいい。
あとは、馬自体は前走で阪神実績を積んできたとはいえ、鞍上と厩舎がなんといっても課題。
同世代相手でもなし、鞍上はハッキリ言っていかんともしがたいハンデだし、厩舎に関しても大舞台ともなると阪神実績の少なさは非常に気がかり。
あくまで、菊花賞並みパフォーマンスの再現があればというところだが。
雨はその可能性を引き上げてくれる要因になるか。
ヒートオンビートは、瞬発戦型。
このコースはハッキリ言って合うとは思えない。
脚力としては、十分逆転候補に位置するレベルだと思っているので、好位で運んで、かつ前(有力どころ)が失敗ペースの急加速を伴う流れを作った時に大仕事までというところか。
アイアンバローズも、中心視はしたくないが前々からの粘り込みはあって良い。
しかも、かなりの平坦戦振れキャラであり、基本的には前が強い仁川長距離は合う。
前走後に指摘した通り、3000mからさらに距離が伸びて良いかは個人的には懐疑的に見ていること(もちろん、それでいて結構人気してしまうだろうという点も加味して)から、3番手グループ扱いの予定だが。
あとは、案外上位数頭を除き下位勢との差が大きくないと思っている中で、消去法的にタガノディアマンテ。
長期休養明けを2度叩かれての上昇と、前走で今や距離不足の2200mの距離で阪神コースをこなした(本当は中山・京都の3コーナー前から下る形態がベストのはず)あたりを評価して、前が強い馬場で一発期待したい。
「タイトルホルダーに競りかけて潰すぐらいの強気な競馬を。この馬のバテる姿が想像できない」との陣営談話も、レース展開をイメージするうえでも聞き捨てならないところで。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
雨上がりの稍重で行われることになりそう。とりあえず、5R(3歳1勝クラス芝1400m)をみても、少なくとも内回りの仕掛け遅れは致命傷の馬場。タフにはなっているが時計は極端に掛かってはいない模様で、そのあたりが前優勢(というか、外差しを苦しいものに)を助長しているか。
◎ディープボンドは、2倍台を維持しそうな、この状況なら頭をガッツリ意識したい。ひとまずは本命としておく。
あとは、4コーナー好位勢の出し入れだが、◯マカオンドールには引き続き期待しつつ、3番手ならむしろお買い得感すらある▲タイトルホルダーと上位に。
人気の前々勢がよほど早々に脱落とかしなければ、レース上りがある程度かかる流れになるとみているので、そういった流れで最後に人気勢が伸びあぐねれば☆タガノディアマンテにチャンスも。(5/1 13:45追記)