競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【フェアリーステークス 2022 レース回顧・結果】現実のものに......

f:id:yosounohone:20220113083445j:plain

■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

フェアリーS 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ライラック 1:35.2 34.7
2 スターズオンアース 1:35.3 35.1
3 ビジュノワール 1:35.5 34.9
4 フィールシンパシー 1:35.5 35.5
5 ブルトンクール 1:35.6 35.5

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 フェアリーS 2022

 
1/10 フェアリーS △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
前日日曜からは若干時計鈍化の通年平均比(野芝開催期除く)±0秒馬場で、引き続き前が強い
 
前半5F59.9秒のスローで入って、上り35.3秒(1分35秒2)というのは、馬場改修以降の当レースとしてはかなり低調な部類

さすがに、全馬1勝馬、かつ状態面疑問勢複数といったことから、正真正銘1勝クラス特別戦(例えば、赤松賞くらい)レベルで決着した印象

 

 
 

フェアリーS 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ビジュノワール

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

良いものは持っているとみていて、2勝目確実視の馬だっただけに、このレベルなら3着は特に評価は上がらないが、序盤の(頭を上げて下げざるを得なくなってしまった)シーンだけは悔やまれるところ。

それでリズムを崩したか、その後もなだめるのを苦労しながらの追走となってしまった。

さらに、直線でも勝ち馬(上り2位)とは対象的に、外に持ち出すまでは塞がれて苦しい競馬ながら上り3位、ゴール前での伸び脚は光っていた。

今日はもったいない形だったが、2勝目という意味では良い経験値となるかもしれない。

 

 

◯フィールシンパシー / ライラック / スターズオンアース / エリカヴィータ / エバーシャドネー / スクルトゥーラ

◯フィールシンパシー(4着)は、この鞍上らしい積極策で直線半ばまで単独先頭を守り、3着死守なったかというところで最後の最後に◎の強襲に遭って惜しくも圏外。

ただ、瞬発戦ラップになって、人気のキレ者たちに存分に脚を発揮させてしまっている点で、実のところ前に行っただけ、ペース的には失敗しているというレースになっている。

ウラカワノキセキの2番手に収まっていてはいけなかったし、もっとガンガンペースを上げていくべきだった。

 

勝ったライラック、2着スターズオンアースと、ともにこの舞台で4F勝負にならずに済んだことはプラスになったか。

ともに、実質1勝クラスの瞬発戦では能力上位を証明した格好。

頭の低いフォームのライラックに関しては、この中山の急坂では最大限発揮できていたかという部分で、条件によってもっと上があっていい。

あとは、この厩舎によく見られる馬格なしタイプなので、どこまで馬体を増やせるかが古馬になってからの課題だろう。

 

さすがに、最終的に1番人気ですらなかったエリカヴィータ(10着)は、「(適性が)このレースじゃない感」と「馬体減を気に掛けながらの参戦」で嫌ったように試走で終わった。

加えて、4コーナーではトモを滑らせるようにして、鞍上も後ろを振り返るなど、何から何までこの日は裏目だった。押し出された1番人気が2着スターズオンアース、ポテンシャル1番人気相当は実際にはこっち(それでも臨戦や適性が嫌われた)ということだけ、覚えておけばいい今回だろう。 ☆次走注目馬☆

 

エバーシャドネー(9着)は、2着スターズオンアースが切れ込んできたり直線内で窮屈になったこともあるが、それ以前に最内枠で思ったほど好位を取れなかったスタート直後が大きかった印象。

スムーズなら、この馬も実質1勝クラス特別戦レベルでは即挽回に期待がかかる。 ☆次走注目馬☆

 

案の定、スタート後に気合をつけて好位を取ってきたスクルトゥーラ(6着)は、今日のところはまず鞍上に感嘆、それが全て。

馬のほうは距離延長×休み明けの分だろう、結果的に最後に止まってしまったが、それでも見せ場は十分でこの馬も見直せる。