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――(大衆に魔が差せば)光り射す、レースになり得るのですがそうは甘くないかな、現代競馬。
目次
- 京成杯 2022 レース概要
- 京成杯 2022 枠順
- 京成杯 2022 ラップ適性・追い切り
- 京成杯 2022 過去レース傾向
- 京成杯 2022 レース傾向分析&考察
- 京成杯 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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京成杯 2022 レース概要
京成杯 G3
2022年1月16日 1回中山6日目
発走時間:15:45(予定)
中山競馬場 芝2000m
サラ系3歳 オープン
2021年優勝馬:グラティアス 牡3 2:03.1 C.ルメール
京成杯 2022 枠順
京成杯 2022 ラップ適性・追い切り
基本はあくまで、瞬発戦 ※ 決着という舞台で、あとは平坦戦が大半というセッティング。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義
メンバーから4F勝負の可能性が高いとみて、芝平坦戦連対歴組を評価してタイセイディバイン、テンダンス、トーセンヴァンノ、ロジハービン、ヴェローナシチー、ヴェールランスを適性上位に。
追い切りからは、テンダンス、ヴェローナシチー、アライバル、オニャンコポンを上位評価。(1/16 10:20追記)
京成杯 2022 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※近年のほとんどが4F以上の持久ラップ(平坦戦)であり、主流SS系産駒不向きのレース
該当馬➡➡➡(過渡期につき、最早主流SS系判定自体危ういが(^^;、)とりあえず瞬発戦実績オンリーのディープ色濃い目印象のアライバル、サンストックトン、フジマサフリーダムあたりには鬼門のレースと見ておくべきか
※過去の穴馬の血統をみると、6番人気以下で好走した馬のほとんどがNasrullahの血を多く含んでいて、さらにほとんどがNDとのクロスが生じていた
該当馬➡➡➡オディロン(NDクロス)、サンストックトン(〃)、タイセイディバイン(〃)、テンダンス(〃)、トゥーサン(〃)、トーセンヴァンノ(〃)、ハナキリ(〃)、ルークスヘリオス(〃)、ロジハービン(〃)あたりの中から
※近年のこのレース自体がそうであるように、この時期の中山マイル以上の高額条件では枠番1~2番の馬の好走が非常に多い
該当馬➡➡➡ニシノムネヲウツ、トゥーサン
といった感じ。
京成杯 2022 レース傾向分析&考察
G3京成杯は大半の年で4F以上の持久力を求められる展開になる重賞で、平坦戦デフォルト、主流SS系産駒は振るわないケースが多い。
前週のフェアリーSもそうだが、このレースの好走馬が後にクラシックで活躍するケースが少ないことも含めて、この時期の3歳中山重賞の特徴「王道=クラシック路線じゃない感こそが買い」はここも重要ポイントだろう。
血統面ではさらに特徴があり、穴狙いという観点ではNasrullahの血を多く含み、かつND系とのクロスが生じていた馬は注目株となる。
4代前にトニービン、とかレベル(要はTarget上での血統系統色分けデフォルト緑が、5代前にちょこっとだけ顔を出す、とかは除いてNasrullahの血を持つ)なら、ひとまず穴党はマークしておいても面白いかもしれない。
3つ目の項目に関して、この時期は「中山金杯をはじめ、マイル以上のメイン競走などでは1~2番枠馬の好走が続く」ことが多く、注目。
ここ2年も1枠1番クリスタルブラック、1枠1番タイムトゥヘヴンと好走している。
Cコース開催も手伝ってのことは間違いないとみられ、このレースにおいては近6年連続で1~2番枠馬の好走が続く。ひとまず当日馬場が同傾向にあるかないかはウォッチしておくべき点。
また、人気どころでは、「前走同距離で当日2番人気以内」の馬が安定していて(8-6-3-8)※近20年 との状況。
京成杯 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
昨年は、記録的なスローから、それでいて後半も大したことがなく、ほとんど調教と言っていいレースとなったこの京成杯。
その意味で、「主流SS系産駒不向き」として外すべくして外した昨年結果は、真に受ける必要はないか。
今年は、回避馬が続出しない限りは頭数も先行タイプも揃ってレース傾向通りになりそうな状況だけに、昨年の予想段階に立ち返ることこそがポイントとして戦いたい。
ヴェールランス / ロジハービン / フジマサフリーダム 他
テンダンスの前走は、平凡な年なら勝ち馬になれていていい水準。
不得手な瞬発戦ラップでのあの負けは悪くなく、適性や脚質からしても普通の年の京成杯参戦なら紛れもない首位候補。
血統的な部分(否が応にも半兄が思い浮かんでしまう)で、そそられる人が多そうな点だけ気にしているが。
ヴェールランスも、前走はサトノヘリオスのレコード駆けに屈したが、当然デビュー戦を考えれば高評価の存在。
前走エリカ賞は、当然内ラチを通っているぶん苦しかったのは勝ち馬でなくこちらであり、2戦連続全く不足感のない内容でこれている。
輸送経験、指数的な裏付けからはやはりテンダンスが安心度では現状上だが、いずれ劣らぬデフォルト京成杯の勝ち馬となれる素質を持った存在と言えるだろう。
ただ、想定以上に妙味薄(特に、好枠に入ってなおかつ当日「前々優勢だ」とあからさまに見られているシーン)という可能性もあるので、その場合用に他2頭を。
ロジハービン、そして同馬を初戦で下したフジマサフリーダムも、並みの年のG3京成杯水準なら噛み合えばアタマまであっても不思議ない馬たち。
ロジハービンは、額面以上必至がハッキリしている前走とその素質を既に覗かせていた初戦という点が強調材料。
指数等は低く抑えられているはずなので、先物買いとしてはいいシーンとみている。
フジマサフリーダムは、瞬発戦ラップ実績しかないのは事実だが、まさか福島二千デビューのディープ産駒で正真正銘の瞬発型とは到底思えずで、むしろマッチに期待したい(それらもあっての、新馬V翌週に早々のここ目標発表だっただろうし)。
この馬の評価を高めたロジハービンの2戦目が、先の通りの評価であるという点が当然の拠り所ではあるが。ともに、ここで走ってもらえれば万々歳だが果たして!?
願望込みで、今のところは◎ヴェールランス、◯フジマサフリーダムに、行った行ったを図る▲テンダンスに都合よくクビ先着を果たしてもらうという算段で。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
土曜の中山芝は、前週から若干鈍化し通年平均比+0.5秒/1000m(野芝開催期除く)近辺にはなったものの、差し馬場にはなっていないという状況。
先ほど終了した9R3勝クラス芝1200m(サンライズS)を見ても、好時計決着にはなりづらいまだまだイン優勢状態で推移している印象。
◎、◯、▲そのままに、1枠両頭をケアしておきたい。(1/16 15:05追記)