競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【京成杯 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / デジャヴのイメージ

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――前週シンザン記念(少頭×縦長)の再現を狙う。

目次

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京成杯 2023 レース概要

 

 

京成杯 G3

2023年1月15日 1回中山6日目

発走時間:15:45(予定)

中山競馬場 芝2000m

サラ系3歳 オープン

2022年優勝馬:オニャンコポン 牡3   2:01.3 C.ルメール

 

 

京成杯 2023 枠順

 

 

1 1 サヴォーナ 牡3 田辺
2 2 シーウィザード 牡3 三浦
3 3 オメガリッチマン 牡3 石川
4 4 ソールオリエンス 牡3 横山武
5 5 シルヴァーデューク 牡3 バシュロ
6 6 シルバースペード 牡3 吉田豊
7 7 セブンマジシャン 牡3 ルメール
8 8 グラニット 牡3 嶋田
8 9 シャンパンカラー 牡3 戸崎圭

 

 

 

京成杯 2022 ラップ適性・追い切り 

 

基本はあくまで、瞬発戦決着という舞台で、あとは平坦戦が大半というセッティング。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義

稀に見る少頭数ということで割愛。

 

 

追い切りからは、シャンパンカラーサヴォーナを最上位に、ソールオリエンスシルヴァーデュークと続く構図。

 

 

 

京成杯 2023 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

近年のほとんどが4F以上の持久ラップ(平坦戦)であり、主流SS系産駒不向きのレース

該当馬➡➡➡(その近年のいずれでも見られない少頭数でここも割愛)

 

過去の穴馬の血統をみると、6番人気以下で好走した馬のほとんどがNasrullahの血を多く含んでいて、さらにほとんどがNDとのクロスが生じていた

該当馬➡➡➡人気も考慮するとオメガリッチマンくらいか

 

近年のこのレース自体がそうであるように、この時期の中山マイル以上の高額条件では枠番1~2番の馬の好走が非常に多い

該当馬➡➡➡サヴォーナ、シーウィザード

 

といった感じ。

 

 

京成杯 2023 レース傾向分析&考察

 

 

 

始めに断っておくが、以下は来年以降用(これだけの少頭数の今年はスキップすべき部分)。

G3京成杯は大半の年で4F以上の持久力を求められる展開になる重賞で、平坦戦デフォルト、主流SS系産駒は振るわないケースが多い(昨年は例外戦)。

前週のフェアリーSもそうだが、このレースの好走馬が後にクラシックで活躍するケースが少ないことも含めて、この時期の3歳中山重賞の特徴「王道=クラシック路線じゃない感こそが買い」はここも重要ポイントだろう。 

 

血統面ではさらに特徴があり、穴狙いという観点ではNasrullahの血を多く含み、かつND系とのクロスが生じていた馬は注目株となる。

今となっては、だんだん遥か5代前にNasrullahといった馬も主流になりつつある部分だが、ひとまず穴党はマークしておいても面白いかもしれない。 

 

3つ目の項目に関して、この時期は「中山金杯をはじめ、マイル以上のメイン競走などでは1~2番枠馬の好走が続く」ことが多く、注目。

直近でも20年1枠1番クリスタルブラック、21年1枠1番タイムトゥヘヴン、そして今年1枠2番クリノプレミアム(中山金杯2択)1枠1番スピードオブライト(フェアリーS3着)と好走している。

Cコース開催も手伝ってのことは間違いない傾向とみられ、ひとまず当日馬場が同傾向にあるかないかはウォッチしておくべき点。 

また、人気どころでは、「前走同距離で当日2番人気以内」の馬が安定していて(8-6-3-8)※近21年 との状況。

 

 

 

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京成杯 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

グラニットがいてくれるお陰でこの頭数でも、一昨年のようなスローは考えなくて良さそう。

4角団子の発生を想定するか否かが分かれ道となる戦い。

あとは、よっぽど何か個人的に狙う理由のある馬がいればだったが、特にそういう馬もいないので、展開利と当日の空模様だけ気にしつつ素直に(←きっと荒れるぞ~、荒れるぞ~w)。

 

 

◎セブンマジシャン / ◯グラニット

シルヴァーデュークとグラニットの2頭(もしくはシャンパンカラーも加わっての3頭)による“大逃げ”展開を見込み◎セブンマジシャン

間に合わないリスク(誰も絡まず、戸惑うくらいのグラニット楽単騎ペース)を排除して考える以上、チャンス到来というか、それをモノにしてもらわないと困る、平坦ラップ差し×ルメール馬。

対抗には、その絡まれつつ牽引してもなお強い競馬を見せてくれると期待して◯グラニット

穴で少し警戒しておきたいのが、オメガリッチマン、シルバースペードの差しということで。