競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【愛知杯 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 軽い牝馬限定戦を避けたいクチ

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――雨模様で、今年の馬場はそっちの“クチ”(になってしまう)?

目次

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愛知杯 2023 レース概要

 

 

愛知杯 G3

2023年1月14日  1回中京5日目

発走時間:15:35

中京競馬場 芝2000m

サラ系4歳以上 オープン

2022年優勝馬:ルビーカサブランカ   牝5   2:01.0   武豊

 

 

愛知杯 2023 枠順

 

 

 

1 1 サトノセシル 牝7 ルメール
2 2 マリアエレーナ 牝5 松山弘平
2 3 アートハウス 牝4 川田将雅
3 4 ビジン 牝4 酒井学
3 5 エリカヴィータ 牝4 岩田望来
4 6 ホウオウイクセル 牝5 丸田恭介
4 7 ラヴユーライヴ 牝6 坂井瑠星
5 8 アンドヴァラナウト 牝5 イーガン
5 9 サンテローズ 牝6 福永祐一
6 10 ルビーカサブランカ 牝6 武 豊
6 11 ルージュエヴァイユ 牝4 戸崎圭太
7 12 フィオリキアリ 牝6 鮫島克駿
7 13 アイコンテーラー 牝5 菱田裕二
8 14 リアアメリア 牝6 和田竜二
8 15 アブレイズ 牝6 荻野極

 

 

 

愛知杯 2023 ラップ適性・追い切り 

 

瞬発戦決着過半数、残りの4割が平坦戦という条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義

マリアエレーナアートハウスアイコンテーラービジンあたりが適性上位。

 

 

追い切りからの最終評価は、マリアエレーナアートハウスアイコンテーラーの3頭をA群とする。(1/14 7:40追記)

 

 

 

愛知杯 2023 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

トップハンデ馬は約半数が好走と安定

該当馬➡➡➡マリアエレーナ

 

関連して、斤量55キロ以上を背負った馬も軸級で好調だが、特に「ハンデ55.5kg~57kgで当日4番人気以内」だった馬は高確率で好走

該当馬➡➡➡マリアエレーナのみか

 

「前走エリザベス女王杯で5着以内」も好走実績豊富な組

該当馬➡➡➡なし

 

といった感じ。

 

 

 

愛知杯 2023 レース傾向分析&考察

 

 

 

小倉開催を挟む近年の愛知杯で、以下は全て20年結果を含まない集計としているが、ハンデ傾向が強い印象のG3となっている。

トップハンデ馬は、22年までの近15回(6-4-4-13)で、2回に1回以上の割合でそのハンデキャッパー評価に応えている。

加えて、斤量55キロ以上(7-6-8-35)、同56キロ以上(4-2-3-10)と、重斤量勢活躍傾向がハッキリしている。

特に、上でも挙げた「ハンデ55.5kg~57kgで当日4番人気以内」は好走率約7割(ここまで全て近15回集計)となっていて、このテの「見込まれたけど、平気でしょう」キャラは、なかなか人気で崩れてくれないとみておいたほうがいいレース。

それにも関連して、前走エリザベス女王杯で5着以内組は、近15回(3-2-5-7)と好走例・率ともにハイアベレージとなっている。

 

 

 

愛知杯 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

サンテローズ / アンドヴァラナウト / アートハウス / マリアエレーナ / リアアメリア 他

(日曜の日経新春杯もだが、)このコースであり、いつもの如く一にも二にも舞台適性と馬場バイアスに重きを置く。

 

サンテローズにまずは期待を賭けたいシーン。

2走前の中京2000m関ヶ原Sをみるに、牝馬限定ハンデG3なら逆転まで見込める存在。

寿Sでの敗戦(鼻出血あり)が少しでも嫌われてくれれば。

 

去年のこのレースでの大敗がイメージを悪くするならアンドヴァラナウトが最上位。

そのくらいこの舞台でのローズSで見せた瞬発力には見どころがあったと思っている。

ただ、この馬その瞬発戦に振れすぎているので、展開によっては“再犯”ということも。

 

こちらは妙味はないだろうから、アンドヴァラナウトのほうを上に取る予定だが、アートハウスもローズS内容が同馬のパフォーマンスに肩を並べる好内容。

アートハウスに関してはそのローズSが平坦戦でもあり、アンドヴァラナウトほど瞬発戦特化型でもない。

 

ハンデの部分だけだと思うが、たぶんそのハンデが嫌われることはないとみているマリアエレーナ

本命視すべきかどうかは慎重にいきたい、混合G1.5級キャラ。

 

ローズS内容だけで言ったら前記アンドヴァラナウト&アートハウスの上をいく20年覇者のリアアメリアも、瞬発戦オンリーだろうとは思うがここは穴で面白い。

あとは(状態面が)戻ってさえいれば、ゲート次第で十分好走圏。

 

そして、アイコンテーラーも、G3圏内は証明済みの中京適性型。

前走が内有利な高速馬場だったことから、荒れ馬場になると半信半疑だが。

ただ、陣営は逆の見方をしているところもあって、あの内容で不得手な馬場を克服したのが前走とみる価値も、オッズ次第では出てきそう。

たしかに、前回勝利時は少し時計の掛かる馬場だった。

あとは、後半ロングスパートでもいいので、前半はスローな展開が見込めるレースのほうが良いタイプで、そのあたりはやはり勝利歴通りの適性かなというところで。

 

 

 

……といった良馬場構想だったが、どうやら中京は結構雨降りの模様。

上記6頭の中ではマリアエレーナ以外はみな基本はぬかるんだ馬場=マイナスとなりそうな面々だけに、渋ったらそのマリアエレーナルビーカサブランカサトノセシル、ここにオッズ次第でアイコンテーラーという方向にスライドさせる二段構えでいきたいと考えている。

 

 

一応、木夜執筆時点としては、◎サンテローズ◯マリアエレーナ▲アートハウス☆アイコンテーラーと想定しておく。