競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【デイリー杯2歳ステークス 2023 レース回顧・結果】まだまだ目線を高く

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デイリー杯2歳S 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ジャンタルマンタル 1:34.5 34.7
2 エンヤラヴフェイス 1:34.8 34.9
3 ナムラフッカー 1:35.0 34.5
4 ナムラエイハブ 1:35.0 34.9
5 メイショウサチダケ 1:35.0 35.5

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 デイリー杯2歳S 2023

 

11/11 デイリー杯2歳S ◎的中

 

レース全体のふり返り

 

当日は重→稍重の回復途上状況だったが、時計は出ていて午後の稍重段階で通年平均比-0.7秒/1000mレベル

 

内は傷んで外差し基調

 

前半59.5秒こそ軽快も、その分上がりを要しての1分34秒5と馬場換算後で凡戦水準で決まる

 

 

 

デイリー杯2歳ステークス 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ジャンタルマンタル

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

まず今回は『頭というか、何馬身差つけるかぐらいに目線を上に向けている存在』がすべてという感じで、実態は負けてはいけないところを獲ったとの見立て。

その意味で、相手云々ではなく、自身が刻んだ2戦目パフォーマンスがどうだったかが争点になってくるが、京都版デイリー杯のデビュー2戦目での水準としては合格点として良さそう。

そして、それ以上に抜け出す時の脚の速さ、その後の余力十分さから伝わってくる2馬身差以上の抜けっぷりに好印象。

さらに、結構序盤は行きたがってもいて消費もあったはず。

単純なこのレースの争覇レベルとしてはそう目立つものではないが、クラシック〜古馬重賞戦線での活躍を期待していいだけの内容だったとみられる。

近年のデイリー杯としては珍しいコンマ3秒差以上差Vであり、同差をつけた馬たちはほぼ古馬重賞も獲っている。

 

 

エンヤラヴフェイス

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

この馬で待機策に出て、4〜5頭かわして2着までくるとはちょっと驚き。

レベルはともかく、その点でまずなかなかやるなというところ。

前走は、中間一頓挫(骨膜炎)に加え、レースではスタートしてぶつけられ、そこから他馬に前に入られて気にして進んでいかなくなってまるで出し切れずだったこの馬。

その点で、このくらいの水準での2着なら、それ自体には特に驚かずだが。

 

 

他では、序盤に前進気勢があり余り、さらに外に壁も作れずとなっていた△ジューンブレア(7着)が着差ほど悪くなかった印象。

そんな中でも、直線ラスト200mまではオッと思わせる抜け出そうかという構えも見せていた。

折り合い消耗分を加味しなければ、完全に1Fは長過ぎたといった負け方だが、馬群で競馬をした場合にまだマイルまではこなしてくる可能性も。