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――っていうか、これから先何年も瞬発戦が積み重なって「15年に一度」「20年に一度」になっていくかもしれん。
目次
レース回顧 天皇賞(秋)2021
レース回顧 スワンステークス 2021
アルテミスS 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 アルテミスS 2021
レース全体のふり返り
アルテミスステークス 2021 各馬ふり返り 予想と結果
ヴァンルーラー
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡9着
ほぼ勝ち馬サークルオブライフ同様の位置からの直線勝負となったが、伸び出してラスト400mから「さあどこまで詰めてこれるか」に見せて、内にヨレて立て直したりなどもあって全くそこから伸びずに大敗となった。
レース上り34.8秒の平坦戦ラップ決着と、さぞかし合わなかっただろうなというところ。
こちらとしても、まさか平坦戦にまで突入するような流れを作ってくるとは読めず、10年に一度の確率論敗れに巻き込んでしまったような感じ。
馬には申し訳ないことをしたと、少しだけ思いあがって詫びてみたりしようかなどと考えてしまった。
◯フォラブリューテ / ▲ベルクレスタ / △シンシアウィッシュ / サークルオブライフ / シゲルイワイザケ
その他だが、個別の馬以前にまずレース全体として、平坦戦連対実績ありの組が1~3着を独占(うち、1,3着は平坦戦連対実績しか持たず)したのは、ラップ的に正に適性や経験値を物語っている部分とみていて、ただの偶然ではないだろう。
また、1,3着馬が牝馬ながら1800m戦でデビューしている馬だったように、スタミナの要素もマイル戦にしてはかなり求められた印象のレース。
そういうことで、今年のアルテミスS上位勢はクラシックの瞬発戦に向けては宿題を残した可能性が高く、むしろ不発に終わった組の中にこそクラシック向きタイプが潜んでいるとみている。
その最先鋒として、今回最上位評価を与えたいのが4着△シンシアウィッシュ。
初戦では、上りトータル速度、急加速度合いともに十分なものを示していただけに、この馬にとっても流れは合わない中でのものだったと思うが、よくキャリア2戦目で上り3位をマークして対応してきた。
初めての平坦戦、上位3頭がみなキャリア2戦だったことなど、ミスマッチな中での最先着として、素直に注目しておいていいだろう。楽しみな素質がありそう。 ☆次走注目馬☆
◯フォラブリューテ(5着)も、後手を踏んでぶつけられて最後方からになっても、ここまで負けるのは案外な印象に映るが、レースラップがこの締まったものならまあ納得。
不運が重なって、自身の瞬発型をより際立たせた結果としておく。
1着サークルオブライフは、この展開をただ一頭33秒台で抜けてきたあたりからも、スタミナ型でこのレースの勝ち馬でいうところのシェーングランツなのだろう。これで、平坦戦を連勝。
2着▲ベルクレスタ、3着シゲルイワイザケは、可もなし不可もなしという今日の内容×水準だが、最初の1Fを3頭横並びで12.3秒のペースで行ってのものだけに、そのあたりも考慮して評価するべきか。