競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【オークス 2022 レース回顧・結果】ヴィヴァーチェ! 事件は馬場入り後に

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オークス 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 スターズオンアース 2:23.9 33.7
 2 スタニングローズ 2:24.1 34.4
 3 ナミュール 2:24.3 34.0
 4 ピンハイ 2:24.4 34.0
 5 プレサージュリフト 2:24.5 34.5

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 オークス 2022

 
5/22 オークス ▲不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
当日前半まで稍重で施行され、通年平均比±0秒近辺の馬場の中ほどが伸びるマイルドな馬場
 
サウンドビバーチェの放馬(その後除外)により、15分近く発走が遅れた

1分00秒6通過は特段レースとして速いペースではなく、結果早め動き出しの11.6 - 11.3 - 11.7 - 11.8平坦戦決着に
 
2分23秒9は、それ以前との比較ではどうかも、近2年あたりとの比べ明確に上で、この世代としては意外にも好戦になった印象

 

 

 

 

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オークス 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ナミュール

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

見た目には、なんや意味の分からないこの枠なのにこの日の馬場では明確にロスとなる内べったり競馬。

ただ、出たなりの位置で(一旦下げてまでの差しを嫌ったとみられる)中団となったこの馬のポジションでは、常に外に馬を置く形になっていて外に持ち出す隙はほとんど2400m通じてなかった。馬も、鞍上も少し可愛そうなレース。

それでも、最後まで内を通ってこの馬の末脚はみせての3着確保だし、2冠目も度外視の一戦。

ただ、この馬は例の“呪い”の件とかは抜きにしても、かなりついていない。

「こんなことなら、18番枠引き、取っておくべきだったな」と馬も思っているはず。

そして、そもそもこの平坦戦ラップなら▲サークルオブライフが本命であるべきはずのところ、瞬発戦想定で本命視した中で、平坦戦決着となっている点も誤算といえば誤算。

 

 

アートハウス

予想➡➡➡

結果➡➡➡7着

本命にしなかった最大の理由からも、この馬には2400m(の平坦戦)が長かったということだろう。

馬場入りまで含めても、そう気性面で悪いところは出さずにこれていた様子だったが、やはり厩舎としての距離の壁。

おそらく、今後も得意にすることはないであろう持久質ラップにしては、良い2200m走だった。

今後、どんどん距離が詰まっていくことも含め注目してみていきたい好素材。

 

 

スターズオンアース

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

まさかこの平坦戦でこの馬にやられるとは。

中団からの4分どころ伸びとした理想的な運びではあったとはいえ……正直参ってしまう勝利。

ただ、これだけ発走を待たされた一戦。

自身にどういう影響があったかは別として、人気上位を含む脚力上位勢が精神状態を理由に大きくパフォーマンスを下げていた可能性は大いにあり。

本当に、この2冠は上手くいっていると取るには十分すぎる各種材料がありすぎてなんとも言えない。

ただ、他馬はどうあれ真っ直ぐ走った今回の自身パフォーマンスは優秀であることに疑いはなく、その点が前走までと大きく違うところ。

おそらく、「大きく待たされた一戦」などを理由に、まだ半信半疑でみられるというのが主流になるとみる(3冠挑戦時にも、さすがに1番人気は譲らないとしても、単勝2倍台後半~とか)ので、(今度は右回りで)ササるリスク込みでも狙えるくらいの再度の甘いオッズになっているだろう。

 

 

スタニングローズ

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

行こうとしてしまえば行けてしまうことから、差し半信半疑でこの印にしたわけで、位置取り的には正直もう少し溜めていけばなぁと思わないでもない内容。

ただ、アートハウスの外に持ち出したことで伸びて来ることが出来た印象で、そこはさすがはD.レーン騎手というところか。

瞬発戦型のこの馬が、好位から正攻法の競馬で平坦戦で勝ち負けを演じてきたことに、中~長距離適性を感じさせる好内容だったと思うが。

 

 

▲サークルオブライフ / ピンハイ

▲サークルオブライフ(12着)は、ただただ全く走れなかったなというだけの一戦。

ここまであからさまだと、何も考えず“時差ボケ”敗戦としか言いようがないだろう。

 

4着ピンハイは、402キロでお見事というしかないパフォーマンス。

実質斤量負担を加味すれば、この世代最強牝馬はこの馬でついに確定したかとも思っている。

とはいえ、410キロにも満たない馬。

このままだと、常に「あってG2好走まで」だろう。これだけ確かな能力があるだけに、馬体の成長が強く望まれる。

普通なら、このテの激走は「このピンハイに負けた組に関しては、同馬に負けているようでは……」と、低評価判定となってもおかしくないところなのだが、時計的にもそんなこともない。

それくらい、素直に2冠ともにこの時点の3才牝馬としてはしっかりとした内容で走っている。

 

あとは、こんなアクシデントまみれの一戦だけに、負けた組はほどほどに、ということで着順は鵜呑みに出来ず。

挽回もあるし、タナボタ(繰り上がり的上位)もありと見て、上記6頭以外に関してはボンヤリと眺めておきたい。

あえて断定をしないことこそが、この15:55発走の第83回オークスを評価する際の秘訣とみて。