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――罪深く晴れわたる?
目次
- 桜花賞 2022 レース概要
- 桜花賞 2022 枠順
- 桜花賞 2022 ラップ適性・追い切り
- 桜花賞 2022 過去レース傾向
- 桜花賞 2022 レース傾向分析&考察
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- 桜花賞 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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桜花賞 2022 レース概要
桜花賞 G1
2022年4月10日 2回阪神6日目
発走時間:15:40
阪神競馬場 芝1600m
サラ系3歳 オープン
2021年優勝馬:ソダシ 牝3 1:31.1 吉田隼人
桜花賞 2022 枠順
桜花賞 2022 ラップ適性・追い切り
瞬発戦 ※ラップ8割がた、ほぼ特化条件と言っていいコース。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義
戦歴からは、スターズオンアース、ナミュール、ラズベリームース、パーソナルハイ、ライラック、プレサージュリフトらがこのレース質に合うか。
追い切りからの最終ピックアップは、アネゴハダ、ナムラクレア、ラズベリームースの3頭に。(4/10 10:05追記)
桜花賞 2022 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※アタマという意味では、「上がり33秒台」や「マイルでの好時計持ち」の両方クリアが要件として求められる
該当馬➡➡➡ナミュール、サークルオブライフ、ウォーターナビレラ、ベルクレスタ、パーソナルハイ、プレサージュリフト、スターズオンアースといったあたりまでか
※クイーンCを使われた組が1頭も桜花賞を勝てていないという特徴的な傾向もあり
該当馬➡➡➡プレサージュリフト、スターズオンアース、ベルクレスタ
※「関東馬の人気薄」「前走アネモネSだった関東馬」「前走1400m以下戦で上位人気以外」はほぼ用無し
該当馬➡➡➡クロスマジェスティ、フォラブリューテ、ラブリイユアアイズ
※1勝馬は中心視危険
該当馬➡➡➡カフジテトラゴン、スターズオンアース、パーソナルハイ、ピンハイ、ベルクレスタ、ラズベリームース
といった感じ。
桜花賞 2022 レース傾向分析&考察
基本的な桜花賞のレース質として、瞬発戦濃厚な中、チューリップ賞よりは締まったペースで展開しチューリップ賞よりさらに速い上がりが要求されるというもの。
そして、「チューリップ賞との連動性」については、チューリップ賞の決着タイムが速い年は桜花賞に直結することが多い。
勝ち馬という意味では、「上がり33秒台」や「マイルでの持ち時計」の両方クリアが要件として求められる。
実際、外回りコースができて以降初の稍重開催となった17年、18年のアーモンドアイ、そして20年のデアリングタクトを除く勝ち馬全馬が、両条件をハイレベルな数値でクリアしていた。
「上がり33秒台」については、厳密にはマイル以上で上がり33秒台をマークしての連対、「マイルでの持ち時計」は、1分34秒台前半といったあたりがボーダーとみられている。
また、上記2点とも密接にリンクしているとみられる、クイーンCを使われた組が1頭も桜花賞を勝てていない、という特徴的な傾向もある。
おそらく、レース質の違い、つまりそれぞれのレースで求められるものが違いすぎるということが最大の理由だろうが、時計・上りいずれも速いというクイーンCがないことが大きいか。
一方、苦戦傾向としては、関東馬で当日8番人気以下(0-1-1-73)、前走アネモネSだった関東馬(0-0-1-38)と、関東馬に関して長く続く不振データが並ぶ(いずれも近18年集計ベース)。
また、前走1400m以下戦に5番人気以下で出走(0-0-0-51)、1勝馬(外回りコースになって以降3着内4/42頭のみ)と、外回りコースになって以降の凡走パターンもみられる。
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◎桜花賞抽出データ
過去10年3番人気以内に支持された馬は18頭が好走。人気馬の好走が多いですが1番人気(1-3-1-5)2番人気(5-3-0-2)で1番人気よりも2番人気の方が好成績です。サークルオブライフとナミュールが人気を分け合いそうですが、迷った時は2番人気の方を軸にするといいかもしれませんね。
◎阪神牝馬S抽出データ
過去10年「前走1着馬」が最も好成績ですが今年は前走1着馬が不在。「前走3着馬」も好成績で(1-2-2-2)、こちらは11番人気、9番人気、12番人気馬も好走。 今年は昨年の勝ち馬デゼルが前走3着で出走、大阪杯レイパパレに続き2年連続川田騎手とのコンビで好走が見られるかもしれませんね。
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2番人気、デゼル、このあたりを念頭に・・・
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桜花賞 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
桜花賞ステップの中でも主流どころが、阪神JF(低調)→チューリップ賞(低調)と来ているのだから、そりゃあ混戦。
そして、「彗星の如く」出現した主役というのも言うほど見当たらないから、チューリップ賞後に「この額面で、このレースぶりで勝ち切ったことで見合わなくなった」としたナミュールが中心見立て、というのがザックリした戦況。
そんな中で、今のところ注目しているのは以下の2頭。
アルーリングウェイ 他
前哨戦結果を受けて、今ひとつ好走勢のパフォーマンスがピンとこない中で不気味なのが、前走の思い切った「試走」負けのウォーターナビレラ。
当時は陣営のトーンからしてもそうだったし、加えて外回りで勝つために測るようなそのレースぶり。
さらに、詰まって追い出せずという中で、良い伸びを示していた。
もともと世代最上位級だと思っていた馬だし、あの負け方、そして明け3歳トライアルが平凡レベルに終始したこのメンバー相手なら逆転があっていい。
アルーリングウェイも、トライアルで出走権獲得した組がおぼつかない現状を受けて、という狙い。
前走は平坦戦ラップでの勝利だが、その前の万両賞で見せた瞬発力が上々。
そして、3戦でのパフォーマンスの伸びも魅力的で、この相手レベルなら一気のG1でも通用してしまってもおかしくない。
前走大箱マイルでもゴール前までよく伸びていて、阪神マイルに向けて1つ不安が払拭できたことも大きい。
勝ち切りまではどうかも、究極のキレ味勝負から遠ざかれば遠ざかるほど2〜3着チャンスは広がりそう。
他では、フィリーズRはレース自体スプリント質過ぎるレースだが、好時計は事実。
勝ち馬サブライムアンセムは、スタミナは十分なので一考の余地あり。
気性的な部分さえクリアできれば、あとは高速馬場になればなるほどというところ。
ついでに書いてしまうと、フェアリーSは、戦前から見込まれた通り「実質1勝クラス」戦だし、勝ち馬プレサージュリフト含めまだG1でどうこうは言えないレベルだったクイーンC勢も少々怪しい。
時計が速くなればなるほど楽しみが大きい今年の桜花賞。
好天予報でBコース替わり初週ということもあって、基本は前を狙いたい。
一応、現段階(水曜夜執筆時点)では◯ナミュールには一目置きつつも、◎ウォーターナビレラ、▲アルーリングウェイに早め抜け出しでの後続封じを期待したい。
そして、距離というよりも、自分との戦いに勝った暁には☆サブライムアンセムにもチャンスが出てくるという見立てで。
(これで人気、注目どころが、こぞって外を引いたら、さあミダレチルかぁby水曜のホネ。)
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
土曜、日曜と思ったほど高速化していない印象もあるが、それでもインが有利で良好な馬場には変わらず。前はそうそう止まらなそう。
昨年(-1.0秒/1000m超の笑っちゃうレベルの超速馬場)のソダシ・レコードを塗り替えるまでは無いだろうが、展開次第では“2番レコード”くらいは期待してもいいのではないか。
問題は、馬場を意識しての4F戦になるのか落ち着いての瞬発戦になるのかだが、まあ去年の情勢(メイケーエール、ソダシなど)とは違うと思っているので少し緩む展開を見込む。
◎ウォーターナビレラ、▲アルーリングウェイは維持し、◯パーソナルハイ、☆スターズオンアースと「徹底」することに。
◯は、上りトータルスピード不足は否めないが、瞬発戦自体はこなすし、前残りも。関東遠征してフラワーCを痛恨の出負け敗退と、ローテ的にも厳しいが、3走前(赤松賞)だけ走ればチャンスも。今度こそ逃げたいだろうし、レースを動かす存在としても注目している。
☆も瞬発戦自体は合う。やや爆発力に欠ける分、器用さはあって、2~3着付けが面白い上位評価。前走もまさに派手さのないパフォーマンスだったとは思うが、右にモタれながらのもの。上手く右回りでラチに頼りながらまっすぐ走ることが出来れば、まだ上昇余地は見込める。
他では、印上位では扱わないが外せないと思っている既出のサブライムアンセムに、クロスマジェスティ、ラブリイユアアイズの3頭を重視。
そして、想定が外れて昨年の(メイケイ&ソダシetc)展開になった時用として、フォラブリューテを挙げておきたい。持久戦で、折り合い苦を見せなかった時にはチャンスあっても。(4/10 13:45追記)
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