競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【アンタレスステークス 2023 レース回顧・結果】力の違い見せつける

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着順 馬名 タイム 上3F
1 プロミストウォリア 1:49.5 38.0
2 ヴァンヤール 1:49.6 37.2
3 キングズソード 1:49.9 36.9
4 パワーブローキング 1:50.0 37.2
5 カフジオクタゴン 1:50.3 38.5

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 アンタレスS 2023

 

4/16 アンタレスS ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

不良明けの重馬場で行われたが、通年平均比-0.3秒~±0秒/1000m 程度とこの開催のダートらしく時計は速くない

 

紛れもないハイペース戦(前半1000m通過59.4秒)で、12.1 - 12.2 - 12.5 - 13.3の消耗戦、レース上り38.0秒と稀にみる上りを要す展開に

 

それでもトータル1分50秒を切れば十分という馬場での1分49秒5決着なら優秀で、1~2着はG2以上級判定を与えたいレベル

 

 

 

アンタレスS 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

プロミストウォリア

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

単純にこのレースを逃げて本当に勝ち切ってきたらG1級を確定させようと見ていた中で、このペースで逃げて額面G2以上級を刻んできたのだから尚更評価を高めるしかないというところ。

レース上り(=自身上り)38.0秒にしても、前半35.5秒を思えば決して止まり過ぎているということもない。

 

 

ケイアイパープル

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

内で早くからムチが飛ぶ苦しい展開も、直線で2着ヴァンヤールと馬体を並べるところまではいったが、そこから伸びてくることはできず。

好走するときはまず4角3番手以内という時点で、まずまずやったが3コーナーからの手応えの時点で今日はノーチャンスだったと割り切るべきだろう。

あとは、「以下(鞍上談話と)同文(→「流れが速すぎました。先行する形での速いペースであれば頑張れるが、今日のような揉まれる形だと終始促しどおしになってしまう。それでも一瞬は脚を見せてくれたように、頑張ってくれた」)」といったところ。

 

 

ヴァンヤール

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

前には相当キツイ展開だったはずで、差しは向いたと思うがそれでも優秀な2着内容。

昨秋みやこS当時に感じた「先々に繋がる末脚」とした部分は、確実に糧となり力となっている模様で、いよいよG3制覇、G2好走圏まで見込めるようになってきた。

 

 

 

☆パワーブローキング(4着)、カフジオクタゴン(5着)が好内容。

☆は、とにかく(位置取り失敗の中で)ラスト1Fの伸びで魅せてくれていたし、カフジは予想編に記した通り(「同世代のハピあたりとは差のないところにいるとみているので逆転のチャンスも(中略)ただ、それはプロミストウォリアの刻む想定ラップではなく、瞬発戦を戦えた時だと思っていて......。」)部分で負けただけで、もっと大敗するかと思っていたくらいの流れの中で非常によくやっていた。

 

キングズソードは、重賞初挑戦で3コーナー13番手からの追い込みでの3着(それゆえ上り最速)で上々。

それでも、直線入口での位置取りや、通ったコース、ラストの伸びから、☆より明らかに上とまでは評価できないかなというところ。