競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【アンタレスステークス 2025 レース回顧・結果】落として不思議ない競馬で2馬身半差

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アンタレスS 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ミッキーファイト 1:51.3 37.8
2 タイトニット 1:51.7 37.6
3 ラインオブソウル 1:51.9 37.5
4 ミッキーヌチバナ 1:52.1 38.4
5 ブレイクフォース 1:52.1 37.3

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 アンタレスS 2025

 

4/19 アンタレスS ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

ダは、通年平均比+0.5秒強/1000m といったところで、外も比較的伸びるフラットに近い状態(含水率G前4.9%4角4.5%)

 

前半3Fを35.1秒、同5Fを1分00秒8と前半ほど速い流れで軽快ペースを刻んだところから、12.6 - 12.4 - 12.5 - 13.0の平坦戦となって1分51秒3決着

 

勝ち馬はここでは抜けていたが、2着でも平均的なこのレースの勝ち負けラインにあり悪くない一戦

 

 

 

アンタレスS 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ホウオウル-レット

予想➡➡➡

結果➡➡➡9着

最後方待機策から、満を持してのロングスパート勝負にいきたかったが、肝心の手応えが渋く不発に。

結果的に、仕掛けが早すぎたかもと鞍上は談話を残したようだが……。

ここまで上りで劣るのも珍しく、馬場も外が大きな不利になる状態ではなかったことも考えると、何かもう一つ二つ要因があったかもしれない。

 

 

ヤマニンウルス

予想➡➡➡

結果➡➡➡7着

前3頭とは離れていたものの、終始4番手で進めていっぱいいっぱいになってしまったか。

中4週ではあったが、もともと間隔を空けながら使われてきていた馬だけに、そのあたりも良くなかったのかもしれない。

 

 

ミッキーファイト

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

特に2コーナーの(12.6 - 10.9 -)12.1の部分が厳しかったはずで、そこを3頭雁行の3番手で進め押し切ってしまうとは恐れ入る。甘く見過ぎていた。

特段、差しが全く利かない馬場というわけでもなく、道中極端に緩むでもない中で、自身より後ろで進めた◎ヤマニンウルス、オメガギネス、ミッキーヌチバナらが後続に差されていることが、この馬の抜けた強さを物語っている。

予想編に書いた、「強い馬にある程度強い競馬をしてもらって」の、「強い馬」の最先鋒がこの馬だったことは言うまでもなく、だからこその漁夫の利複穴狙いだったのだが、連れてきた穴馬が……。

 

 

2着タイトニットは、シンガリ追走からなどではなく中団で回ってきてのものだったことから好印象。

ここではまだまだ足りないかと思っていたが、思った以上によくやっていた。

前走の3勝クラス突破が、12.4 - 12.2 - 12.1の加速ラップVだったように、全くもってあれが実力ではなかったということか。タフな流れであればG3は勝ちきれそう。