競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【オールカマー 2022 レース回顧・結果】届かない、勝ち切れないと見られたシーンでジェラルディーナ開花

■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

オールカマー 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ジェラルディーナ 2:12.7 35.1
 2 ロバートソンキー 2:12.9 35.1
 3 ウインキートス  2:13.1 35.7
 4 バビット 2:13.2 36.1
 5 テーオーロイヤル 2:13.5 35.9

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 オールカマー 2022

 
9/25 オールカマー ◎的中(◎単のみ)
 
 
レース全体のふり返り
 
馬場は良回復をはたすも、野芝期の平均から+0.5秒/1000m程度のイン前確実に有利情勢で行われる
 
前半5F61.1秒はレースとして平均的な部類、全体2分12秒7はやや遅めという字面だが、この日の馬場を考慮すると少なく見積もっても前年20年よりもハイレベル決着

3F目から12.6 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1と延々ジワジワ加速を続けるバビット(横山典騎手)の演出によって、およそ瞬発力とは程遠いレースとなった

 

 

 

<PR>無料オススメ情報!!

 

 


スプリンターズS
穴馬対策の推奨馬情報
──────────────────
スプリンターズSの穴馬対策も
ここの推奨馬情報にお任せ!
昨年の10人気シヴァージ
一昨年10人気アウィルアウェイ
みたいな穴馬読んでるかもです(^_-)
【逆境セレクト(無料)】
ローズS   :1→2→7人気
セントウルS :1→6→4人気
紫苑S    :1→2→6人気
札幌2歳S  :1→6→4人気
キーンランドC:6→2→4人気
BSN賞   :4→2→14人気
──────────────────
圧巻はこちらです!
・9/04 新潟記念
1着 カラテ 10人気
2着 ユーキャンスマイル 9人気
3着 フェーングロッテン 3人気
見事に的中しましたよ(無料公開)
──────────────────

──────────────────
ここが選んだ穴馬が高確率できます!
秋G1戦線の穴馬対策…
こちら↓↓から無料情報をチェックしましょう!
→穴馬情報(無料)
ココが選んだ穴馬は高確率で入着します。
◎的中狙い=的中セレクト
◎堅く回収=回収セレクト
◎爆勝狙い=穴馬セレクト
こんな感じで馬券組み合わせると稼ぎやすいです!

 

 

オールカマー 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ジェラルディーナ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

さすが中山長距離の名手武史Jである。

思ったよりは位置を取りにはいかなかったが、それでも5~6番手から下げさせない競馬をしつつも折り合いを欠くことなく運ばせることで、きっちり結果を出してきたのだから素晴らしい。

もちろん、折り合いの心境は前2走など主戦としてこの馬にまたがってきた福永騎手による功績でもあるが、決して楽な戦いではないここでテン乗り×完勝というのは今日をきっちりと走らせることが出来たからこそ。

そんな仕事によって、もどかしい競馬が続いていたG2~G1級平坦型がやっと花開いたという瞬間だった。

レースはお誂え向き(典さん半分エスコート策だった?)なものだし、馬場も隊列戦様相が色濃くなってきている状況で枠までもプラスで“揃いに揃った”のは事実。

それでも、この日の馬場で2分12秒台なら、優に2分11秒台判定としていいはずで、G1に繋がって良い好レースの部類だったとみている。

あと結果的に、非根幹距離というのもこの馬には良いのだろう。

まずは、エリ女に向けて視界が広がったというところだろう。

ただし、常に「牡馬ライクなタフ戦でこそ」を指摘してきている通り、この馬にとってはコース設定は良くても、牝馬ライクな軽いキレ味勝負になるとミスマッチということも。

アカイイトが差し切った昨年のようなエリ女なら良いのだが。

 

 

ウインキートス

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

こちらは、前年比1キロ減で前年2着タイムから+0.9秒の2分13秒1での3着。

それでも、時計的には昨年よりも実質上とみていて、一見強力上位総崩れだったことから「下げた」ように映るがそんなことはない、そういう3着内容だった。

おそらく、連対圏逃しの要因として少しこの馬には混じりっけなしの平坦戦ラップが刻まれ過ぎたというところがあったかと思うが、その一方でパフォーマンスはむしろ上がっているわけで総じて悪くないところだろう。

今日は豪華メンバーに隠れ舐められていたが、引き続き差し馬場以外ならG2連対級の力があると見ておいて良い。

 

 

▲デアリングタクト(6着)は、今日の馬場と決着では、なぜ「あの位置取りになってしまったのか」だけを気にしておくべき敗戦。上りも一応使えてはいる。

自身の外に先行タイプが多すぎたことがその原因で、ほぼそれが直接の敗因で良いだろう。

レースも前が結構な好レベルでまとめているわけで。

それと、これは想定の域を出ないものだが、鞍上に残っていたであろう前週(ガイアフォース)の残像も逆効果として作用した可能性もある。

内の良さというのは相対的にそんなに19(月)から上昇していなかったかもしれないが、外(を回すこと)のディスアドバンテージは確実に上がっていた印象の今週の馬場で。

そんなこんなで、挽回しようもなかった情状酌量戦という位置づけ。

 

最後に浮上してきた2着ロバートソンキーは、前が開いたラスト1Fから上々の伸びで迫った。

若干、外のテーオーロイヤル(5着)を弾き飛ばした感もあった直線ではあるが、馬も鞍上もひるむことなく気迫の伸びをみせた。

この馬も結果的に、2200mという距離がぴったりだったというのもあったのかもしれないが、なかなかのハードルをクリアしての連対圏突入だった。

見た目上は、上位勢が休み明けでコケたところを使われている強みで上回った格好にも映るが、きっちりG2級パフォーマンスだった印象。

ただ、この戦績で渋ったレースが約半数というあたりも異色のこの馬が走ってきたということ自体が、何よりこの日の良発表でもそこそこ重い馬場状態だったことを物語っていたかなとも思う部分で。

 

 

他では、当然バビット(4着)は想像以上によくやっていて復活が待ち遠しいし、テーオーロイヤル(5着)も「広いコースの外回り条件でこそ」と思って下げた中で十分によくやっていたので、「掲示板勢素直に評価」に終始するレースになるのだが、他方ヴェルトライゼンデが収穫の一戦。……といっても、予想としての収穫という意味合いだが、この馬はやはり「左回りの長直線向き」「特に中山はパフォーマンス低下が顕著」なことがハッキリしている。

後者などは、「ドリジャニ産駒なのにねぇ」ということでギャップを禁じ得ないので、またもしこの舞台に使ってくるならその時はきっちり嫌いたい(さすがにもう中山には来ないとみているが)。

 

 

割と牡馬混合重賞で狙い続けてきた◎が勝ち切ってくれて、その点スカっとするレースにはなったのだが……。

冒頭の通り、◎◯をセットで一切持たずという凡プレーを披露したこの週は、なかなか下手っぷりを披露しまくった週でもあった。

ここは、◎◯の2頭の組み合わせ馬券よりも、上位人気と◎◯どっちかがくる期待値がさすがに上と踏んじゃったんだよなぁ。