競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【オールカマー 2022 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 雨が降っても今の中山芝なら

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オールカマー 2022 レース概要

 

 

産経賞オールカマー G2

2022年9月25日 4回中山7日目

発走時間:15:45

中山競馬場 芝2200m

サラ系3歳以上 オープン

2021年優勝馬:ウインマリリン 牝4 2:11.9 横山武史

 

 

産経賞オールカマー 2022 枠順

 

 

1 1 ロバートソンキー 牡5 伊藤
2 2 ジェラルディーナ 牝4 横山武
3 3 ウインキートス 牝5 松岡
4 4 ソーヴァリアント 牡4 川田
4 5 ヴェルトライゼンデ 牡5 戸崎圭
5 6 クリスタルブラック 牡5 吉田豊
5 7 アドマイヤアルバ セ7 原田和
6 8 デアリングタクト 牝5 松山
6 9 クレッシェンドラヴ 牡8 内田博
7 10 テーオーロイヤル 牡4 菱田
7 11 キングオブドラゴン 牡5 三浦
8 12 フライライクバード 牡5 福永
8 13 バビット 牡5 横山典

 

 

 

産経賞オールカマー 2022 ラップ適性・追い切り 

 

 

 

コースとしては瞬発戦と平坦戦が半々で発生する条件で、レース自体もやや瞬発戦寄りのバランス型重賞となっている。

※ラスト4Fの各区間内に、0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.2-11.7-11.9-12.2)が定義

クリスタルブラックテーオーロイヤルロバートソンキーといったあたりがコース適性型。

 

追い切りからは、ヴェルトライゼンデのみを評価。(9/24 11:00追記)

 

 

 

オールカマー 2022 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

同年中山G2で3着内のある馬は半数以上が好走しており、中山で行われた近15回中14回で好走馬を輩出中

該当馬➡➡➡今年は該当馬なし(強いて挙げれば日経賞4着クレッシェンドラヴはニアリーなところにはいるが)

 

関西馬が馬券圏内に入れなかったのは近年では昨年のみで、6割以上の好走占有率を誇る

該当馬➡➡➡キングオブドラゴン、ジェラルディーナ、テーオーロイヤル、デアリングタクト、バビット、フライライクバード、ヴェルトライゼンデ

 

「前走重賞組」「芝1800m以上での重賞連対実績」の2点はほぼ好走マスト条件

該当馬➡➡➡“2点セット”揃わずなのは、アドマイヤアルバ、ロバートソンキーにキングオブドラゴン、フライライクバード

 

といった感じ。

 

 

 

オールカマー 2022 レース傾向分析&考察

 

 

前週のセントライト記念に続き、2週連続中山2200mを舞台に行われるG2産経賞オールカマー。

当然、コース傾向は瞬発戦:平坦戦=5:5といったものがあるのだが、若干オールカマーのほうが緩む傾向にあり、21年までの良馬場施行時(近10年)の前半1000m通過平均(セントライト記念=61.0秒、オールカマー=60.8秒)でみても、古馬G2としていかにペースが緩やかなものになっているかがよく分かる。  

 

また、同条件のAJCCをはじめ、中山記念、日経賞などの中山中距離G2での同年好走歴は素直に評価できる傾向にあって、手元の資料ベースでは中山施行年の直近15回中14回で該当馬から好走を果たしている。

唯一の例外イヤーとなった19年は、ウインブライトのみが該当で9着。まあ、同馬の場合、瞬発戦ラップNGと冬馬という点でやむを得なかった印象だが。 

 

さらに、関西馬というのも馬券作戦上は切っても切り離せない重要ポイントとなっていて、先に挙げた通り近12年の好走馬39頭中24頭を占め、馬券内占有率では関東馬を圧倒している。 

 

3着内好走の絞り込みには、「前走重賞組」「芝1800m以上での重賞連対実績」の2つをともに満たすというフィルターが有効なレースで、いずれもクリアした馬たちが毎年のように馬券内を占拠している。 

他、7歳以上で8番人気以下だった馬の好走はない一方で、中山で行われた近19回中14回で単勝ひと桁人気の6~8歳馬が馬券になっていて、中穴までの高齢馬は侮れないレース。

 

 

 

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オールカマー 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

この週末も、熱帯低気圧(台風)や寒冷禍などの影響で雨が見込まれていて、特に中山に関しては今開催4日目からの4日連続の降雨に苛まれる可能性もあり。

コース替わり初週ではあるが、特にコーナーを中心とした内外バイアスが極端に出る可能性も念頭に置いておきたい。

 

 

ソーヴァリアント / デアリングタクト / ジェラルディーナ / ヴェルトライゼンデ 他

ソーヴァリアントはここというよりスーパーG2札幌記念水準まである存在で、間隔は空いたがここでも最上位級。

強い競馬を見せているのは、少頭数を前々からスムーズに追走して瞬発戦ラップを刻んだ時で、そういう意味で最終的な頭数も1つのポイント。

もちろん、なによりもまず骨折休養明けの部分ではあるが。

 

デアリングタクトは順調度も加味すれば、今回は「復権V」当然のシーン。

前走は、阪神2200mの消耗戦をよく伸びて十分G2級水準にまとめていて、ここで恥ずかしい競馬はできないレベルのもの。

 

ジェラルディーナは、3連勝を飾ったことが嘘のように、勝ち切れない競馬が続く今シーズンだが、近5走すべてで言い訳可能な敗戦となっている。

各レースの回顧編に記してきたことなのでここでは全て列挙はしないが、少なくとも前走は150mだけの競馬で散った一戦。

というわけで、単勝と、さらには軸での勝負も今回はここになる予定。

非根幹距離への距離延長、積極的な横山武史騎手への乗り替わりなども好印象だし、この馬には、こんなものじゃないというところを存分に発揮してもらいたい。

ただ、平坦戦タイプなので強気に運んでもらわないと、メンバー次第ではまたも届かないリスクはあり。

 

前走で示したパフォーマンスと、少しでも距離延長して臨める点で連勝視野なのがヴェルトライゼンデ

長期休養明けの一戦を勝ってそこからさらに休養を挟む形となったが、前回Vの内容からはむしろ詰めて使ってきた時に嫌いたいと思っていたくらいだったので、この約4ヶ月ぶりは好印象。

それだけ、前走はいきなりから優秀なパフォーマンスで、裏を返せば反動が大いに懸念されるものだった。

こちらも平坦戦タイプで、頭数も手伝って緩んで凡パフォーマンスに終わるリスクがあるのは、前走でセット好走の前述ジェラルディーナと同様という状況。

それ以上に今回気になっているのは、中山でのパフォーマンス水準と戸崎騎手での仕掛け遅れだと思っているが。

 

 

頭数こそ少ないが、1頭1頭の馬と騎手タッグを考えると結構後半プレッシャー高めのレースになると、週初めからは思考を反転。

ジェラルディーナvsデアリングタクト構想最有力には変わりないとみているが、ソーヴァリアントは人気では最も危ういか。

そんな中で、1頭確実に狙っておきたいと思っているのがウインキートス

持久戦と言っても、さすがに先行勢の休み明け状況も手伝って前半からガンガン飛ばす展開というよりは、たまらず向こう正面から何頭かが動き出してというほうのイメージ。

後継ラップの平坦戦もあり得るかもしれない中で、押して3コーナーから動き出すよっこらせタイプらを尻目に、この馬の機動力でもって優位に進められるはず。

もちろん、瞬発戦に振れても対応可能なところもいいし、今のところ本命◎もと考えている。

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

当初想定よりは、雨のダメージが残っている印象。

コース替わり初週でも、前週からは明確に上り上位依存度が低下、外を回して末を発揮するよりも前々で渋太く立ち回ったほうが有利な印象の状況。これは時計レベルがかなり低下(稍重だった前週月曜より、良の今日のほうが遅いくらいで実質的にかなり鈍化したとみられる)していることも影響しているか。

上は相当強力ではあるが、隊列戦様相を呈してきている中で、◎ジェラルディーナ◯ウインキートスと狙う。◎は距離延長×スタートが決まること×横山武史騎手の積極競馬で先行策が叶うという仮定の下の本命視。人気では、▲デアリングタクトを最上位に。(9/25 15:00追記)

 

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