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――「そりゃ当たり前」なタイトルなんですが、今年は一線級も準一線級も本当に良い牝馬が揃ったなという意味でも。
目次
- エリザベス女王杯 2022 レース概要
- エリザベス女王杯 2022 枠順
- エリザベス女王杯 2022 ラップ適性・追い切り
- エリザベス女王杯 2022 過去レース傾向
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- エリザベス女王杯 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネTwitter
11月12日(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら
・【追い切り注目馬】【武蔵野S】【奥多摩S】【オキザリス賞】他 東京競馬
・【追い切り注目馬】【デイリー杯2歳S】【岸和田S】【堺S】他 阪神競馬
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エリザベス女王杯 2022 レース概要
※今年2022年も、開催日割り変更に伴い、引き続き阪神芝2200mとして行われる。
エリザベス女王杯 G1
2022年11月13日 5回阪神4日目
発走時間:15:40
阪神 芝2200m
サラ系3歳以上 オープン
2021年優勝馬:アカイイト 牝4 2:12.1 幸英明
エリザベス女王杯 2022 枠順
エリザベス女王杯 2022 ラップ適性・追い切り
コース的には平坦戦 ※ ラップ決着が半数、瞬発戦が残りの4割の大半を占める感じ。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じないレース(例:12.0-12.0-11.9-12.2)が定義
ウインキートス、ホウオウエクレール、イズジョーノキセキ、ルビーカサブランカと適性上位型。
追い切りからは、1位ウインマリリン、2位ウインキートス、3位クリノプレミアム(そしてナミュールも良いけどね)、という最終評価順で。(11/12 19:15追記)
エリザベス女王杯 2022 過去レース傾向
例によって、条件替わりで傾向面は飛ばす。
ただなんといっても、昨年に引き続き阪神2200mが舞台ということで、ラップ的に格段に平坦戦寄りにシフトしている点が大きい。
もともと京都なら瞬発戦条件で行われるのがこのエリ女であり、ここはラップ的に適性差異は生まれて然るべきといったレース。
少なくとも、ラスト1Fで加速を刻むような京都2200mならではのラップにはならないのがこの阪神2200m版というところ。
あとは、ディ-プ産駒牝馬(阪神芝2200m通算で単複回値ともプラス)。
同舞台の宝塚記念での長年の狙いポイントとして使っているものだが、同レースでは15年デニムアンドルビー、ショウナンパンドラ、16年マリアライト、17年ミッキークイーンなどの好走例がある。
この舞台替わりで期待値上昇、ということで当然注目のポイントとなる。そして、やはり直系(21年キズナ産駒ワンツー)についても注目したいレースでもある。
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≪2枠4枠が攻略の鍵か?!≫
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これがかみ合うと的中への近道か?!
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まずはエリザベス女王杯データをご紹介
今年阪神競馬場では重賞が22R行われましたがその内18Rで好走しているのが2枠か4枠を引いた馬。記憶に新しいところでは菊花賞も2枠を引いた7番人気のボルドグフーシュが穴を出しましたし、スワンSは枠連2-2、秋華賞は枠連4-4とゾロ目決着までありました。2枠4枠に狙いたい馬が入った人は勝負ですね!
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2枠4枠に何が入るか?!
デアリングタクトどうする?!
そして今年一番デアリングタクト見えてる予想がココかも!
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参考レース戦績/ウイニングG情報
■1016秋華賞
3連単6点1600円¥110,400
スタニングローズ、ナミュール、ライラック
3→2→1人気を6点!
■0925オールカマー
3連単24点400円¥984,720
ウインキートス、デアリングタクト、ジェラルディーナ
荒れた5→6→7人気を24点
■0626宝塚記念
3連単9点1200円¥302,640
ウインマリリン、デアリングタクト
2→5→4人気を9点
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上位人気決着も6点内、荒れても24点
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エリザベス女王杯 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
デアリングタクト / ナミュール / アカイイト / ウインマリリン / ピンハイ 他
デアリングタクトが、JCをパスしてこちらに出てきたのはちょっと意外で、「え!? こっちなの」という印象をもつくらい脚力は依然としてここでは抜けている。
宝塚記念(3着)では2200mの厳しい流れを経験し牡馬一線級に混じって3着と、あくまで瞬発型のここまでだが流れた場合にも不安なし。
たしかに、前走程度のパフォーマンスが“現在地点”だったりすると危ないかもしれないが、その前走自体情状酌量の一戦。
この馬が抜けていることよりも、他と差が無いことを説明することのほうがよっぽどハイカロリーな気がして……、たぶんイマジネーション作戦(オッズ嫌いを沿えて)が発動しない限りは、本命妥当だろう。
ナミュールは、今回も馬体を減らさずに出てくるようなら非常に怖い存在。
最高到達点という意味では、3歳馬で最も戴冠のチャンスがあるのはこの馬だと思っている。
アカイイトは、大阪杯含め、今年の春のパフォーマンスを思うとやはりここでは上位の脚力に位置づけられそう。
前年覇者でも、勢いのある組に注目が集まって思いの外マークが薄れてくれないかというところ。
ウインマリリンは、ハンパない鞍上強化分で2番手グループから抜け出している印象。
分かり易く横山武史Jクラス騎乗で牡馬混合G1.5級の存在だけに、牝馬G1×D.レーン騎手なら間違っても力判定で3番手以下にしてはいけないだろう。
昨年のこのレースは右肘腫の再発で、ほぼ棒に振った格好。
前走札幌記念時に「肘の状態もいいし、何も気にせず調整ができたのは初めて」としていた中であのパフォーマンスなら、要はそのコンディションのみ。
その前走では、馬体重(2ヶ月弱での過去最高馬体重再更新の488キロ)を見て切ったくらいだっただけに、ひと絞りして出てきたらかなり怖い。
ウインマイティーは、前走ふり返ったように、「よほど強力メンバーかつレースもハイレベルで決まるようなことが無ければ、エリ女はこの馬中心で良い」だったのだが。
ここまで列挙してきたように、そしてタイトルにもあるようにちょっと不運なくらいに「揃って」しまっている印象。
ただ、この馬には必ずや妙味がある。その点において挙げた組の中では確固たる優位性があり、あとはこの鞍上でもあり内枠×馬場イン伸び回帰の2ピースが揃ってくれれば……。
前走は、苦手な瞬発戦の低レベル戦でそれ自体に価値は無いが、負荷軽く叩き台を終えられたことで良いステップになっているはず。
そして、2走前は完封した相手もなかなか骨っぽいところだった。
ちなみに、その2走前は、時計的に優秀は優秀なものの「8Rが1分20秒前半で決着」した当日のもので、当時若干「判定保留」印の字面だったのだが、その8R勝ち馬のその後を見てやはり、その2レースがむしろイレギュラー・ハイレベル戦だったと再判定した一戦。
人気以上は期待必至、あとはそこからどこまで上昇してこれるか楽しみにしたい一頭。
ピンハイは、さすがにG1×420キロ未満となると3着線上でしか戦えないと思うが、世代最強牝馬(仮)の称号を与えている馬。
前走も、持久力寄りタイプかと思っていた中での上り33.0秒V(レースラップ11.4-10.7-11.6の瞬発戦)と内容は濃い。
仮に実質斤量負担(斤量÷馬体重)をイーブンにして戦ったら、同世代牝馬は楽に蹴散らせる存在と思っている。
そして、ここから馬体成長が無いと仮定した場合、54キロで出られる今回が最初で最後のG1表彰台チャンスかもしれないと思うわけで、3歳最先着について真剣に吟味したいと思っている。
……にしても、いつぞやの<US印>馬のように、こちらもG1も川田騎手で出てくるとは……。
ここにまだ2頭ほど、脚力だけなら十分連対圏と思っている馬もいるがとりあえず、
◎デアリングタクト、◯アカイイト、▲ウインマリリン、☆ピンハイという、週半ば上位想定で。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
阪神は、横殴りの本降りの雨に見舞われている。
もともと今日は、内回り戦3つを含め芝5鞍とここからの降り方ひとつといった感じ。
降ったので、◎デアリングタクト、◯アカイイトの2頭の優位性が増してきたという感じ。
そして、ここにタフ型ルビーカサブランカ、産駒重上手で「ぬかるむ」まで行ったら自重の軽さがむしろ味方にならないかのピンハイが、チャンス到来で浮上の様相。
あとは、当然ホウオウエミーズ、マジカルラグーンは無条件で押さえる形になってくる。いずれにしてもここからどれだけ内が傷むか(差し届く状態か)で、様相はかなり一変しそう。
(11/13 12:45追記)
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