競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【マーメイドステークス 2022 レース回顧・結果】いろいろと逆振れ

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――「傾向通り」に行くと人気だらけになってしまう状況だったので、最後に記した一節の通り戦いやすいことこの上なしだったわけですが。

マーメイドS 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ウインマイティー 1:58.3 34.9
 2 マリアエレーナ 1:58.6 35.0
 3 ソフトフルート 1:58.6 34.7
 4 リアアメリア 1:58.7 35.5
 5 ステイブルアスク 1:58.7 34.6

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 マーメイドS 2022

 
6/19 マーメイドS ◯的中(◯単、◯▲馬連)
 
 
レース全体のふり返り
 
時計は開幕週の阪神にしては土曜から一貫して極端に速くなく(通年平均比-0.5秒/1000m程度か)、イン前が強め
 
前半59.4秒は牝馬限定G3としては馬場を考慮しても速く、1分58秒3(レースレコード)も暮れのG3チャレンジCやG1大阪杯あたりと比べてもかなり優秀

11.8 - 11.6 - 11.7 - 11.8の平坦戦で、牡馬混合G2以上級の好戦とみられる

 

 

 

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マーメイドS 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

アイコンテーラー

予想➡➡➡

結果➡➡➡11着

とにかく3コーナーを過ぎてからの手応えの悪さが目立つ敗戦内容。

平坦戦ラップ自体はこなした過去もあるので、この決着タイムとそれを誘発した終始一貫軽快ラップが敗因だろう。

直線ではまだそこそこ盛り返す伸びも見せており、高レベル&好時計戦の中で輪をかけてモロに悪いところを出したとみられる。

 

 

ウインマイティー

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

たしかに8Rが1分20秒前半での決着にはなっているこの日だが、この1分58秒3の出色時計。

土曜午後の時計の出方からも、むしろこのレースと8Rがイレギュラーともとれるくらいで、少なくともG3としては圧倒的に上の水準での勝利とみておいて良いだろう。

この馬を含め、既に重賞好走実績持ちの54~55キロ勢で決まっているあたりも好戦論を後押ししてくれているはず。

レース内容としては、状態良化と内回り向き、かつこの週の馬場にもマッチしていた和田騎手と手も合うタイプという部分をいかんなく発揮しての勝利だったと思うが、とにかくこの時計に対応してきたことが驚きだった。

基本的には、この牝馬らしからぬスタミナ型が威力を発揮するレース質になったことにもよるとは思うが。

2着▲マリアエレーナと、出走2頭だけの芦毛同士のワンツーになっているので、この日の暑さという要因もあったかもしれないが。

 

 

マリアエレーナ

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

△ハギノリュクスすら評価を高めていたこの日なので、この馬の上位評価は必然。

1キロ分を差し引いても、勝ち馬◯ウインマイティーに対しては0.3秒差の完敗を喫しはしたものの、この馬とて1分58秒6なら全く悪くない。

地力をアピールしたことと、このレースではあるとはいえ瞬発型のこの馬が11.8 - 11.6 - 11.7 - 11.8のラップでこれだけやれたことが収穫。

やはり、2走前には先着を許したルビーカサブランカ(7着)あたりよりは脚力上位、ということを示した好内容のレースだった。

 

 

×ソフトフルート 他

ほか、3着×ソフトフルートも十分に収穫を得た一戦。

この馬は平坦戦恩恵を受けたし、前には行けない中で鞍上が“ベストアンサー”でロスなく上手に運んでくれていたとは思うが、これだけのスピード決着で好走できたことには少し驚き。

もう少し荒れた馬場でこそという見立てだったが、3着とはいえこれはその部分を覆された内容だったように思う。

 

あとは、「そりゃ大したもんだよ」な5着ステイブルアスクの豪脚含め、軽量勢でまずまず頑張った組はしばらく過剰人気が続くだろうしそこそこにとどめ、やはりなんと言っても☆クラヴェルの反撃に注目だろう。

とにかく、馬場だけでない不安要素満載(難しい馬のテン乗りなど)な中で、レース中のあの挙動では精神面としても今回は微妙だったか。

そのあたり、主戦に感じ取ってコメントしてほしかったところだが。

 

 

 

馬券的には、◎の3コーナーから意味不明手応え(の悪さ)に泣き大勝にはできなかった今回だったが、予想として「軽ハンデのちょい不足狙いが度を越している」が最終的な骨格(ホネ)になっていた(下記Tweet参照)ので、2人気スルーセブンシーズ、3人気ステイブルアスク、6人気ヴェルトハイムあたりが沈んで「前」の「盲点」で決まる見立て通りに転んでくれたのでまあ納得(◯ウインマイティーを本命に抜擢できていれば、なお良かったが)。