競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【有馬記念 2022 レース回顧・結果】独特有馬~そのBlackholeに飲み込まれ……うわぁぁあ

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有馬記念 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 イクイノックス 2:32.4 35.4
2 ボルドグフーシュ 2:32.8 35.2
3 ジェラルディーナ 2:33.1 35.7
4 イズジョーノキセキ 2:33.2 36.1
5 エフフォーリア 2:33.2 36.3

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 有馬記念 2022

 
12/25 有馬記念 ▲不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
速いということもなく±0秒近辺、内が復活することはなく前日からさらに外が伸びる馬場状態となっていた印象
 
前半900mが54.6秒(平均的)、後半5Fが59.6秒(平均的)での2分32秒4決着で決してハイレベルではないそこそこ額面で決着
 
ただし、中盤にひと息入れているとはいえ、11.9 - 12.2 - 11.4 - 12.3での-0.8秒の急加速を伴っている点は特徴的であり、見過ごせないポイントになり得る

 

 

 

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有馬記念 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

まず、レース像としてそんなに前が崩れるべくして崩れるような展開ではない中でレース上り「35.9」の「瞬発戦」。

これが、大きく明暗を分け、そして自ずとあの馬が非常に好印象となってくる大きなポイントだった。

暗は、◎タイトルホルダー、◯ディープボンド、△ジャスティンパレス、△ジェラルディーナ……といった面々。

 

 

タイトルホルダー

予想➡➡➡

結果➡➡➡9着

「見えない疲れ」とか言われるのだろうな、という敗戦だが。

そもそも、上記の通り額面とはいえ12.2 - 11.4 - 12.3の瞬発戦に巻き込まれ、この日の最終Rまで見ると結果的にずいぶんイメージよりも外有利だったとの側面もある。

2周目3コーナーからずいぶんと後続を引きつける格好になったのは、手応えがあまりに伝わってこなかったからか、後ろに突かれなさすぎてペースを誤ったか。

とりあえず、その挙動をもって唯一の明確敗因ということにしておく。

今回、ずっとこの馬の夢の続きを描いて予想してきたわけだが、おそらく次のパフォーマンスでその続きがあるかないかはハッキリするだろう。

最悪の場合、4歳秋の凱旋門賞でおかしくなってしまった、ということも。

 

 

◯ディープボンド / ▲ウインマイティー / △ボルドグフーシュ / △イクイノックス 他

もちろん、◯ディープボンド(8着)も失速敗退しているように、単純にダメージが大き過ぎた22年凱旋門賞という可能性も見込まれる部分。

そして、こちらは一応雪の影響による輸送トラブルを回避できなかったうちの一頭でもある。

 

▲ウインマイティー(6着)は、はっきり言ってこのあたりではG2水準にも満たない程度の額面だが、先行すら出来ず内に押し込められながらの健闘はそこそこ評価できる内容。パドックでもピカ1に映ったし、体調も良かったのだろう。

 

印上位以外からは、やはり2着△ボルドグフーシュが2馬身半差の完敗でも、内容としては抜群に光る。

なんと言っても、まず冒頭の「35.9」の「瞬発戦」をまともに最後方まくりの形でこなしてきたことが想像以上だった。

そして、このステイヤー戦質とはかけ離れたレースで、3歳でこのメンバーを相手にこれだけ目立つ競馬を見せてきたこと自体も出色であり、驚きだった。

たしかに、この馬の額面でも大したことのない有馬記念水準ではあるが、この産駒、このタイプで現時点これだけやれればまだまだ上を目指せていい。

 

もちろん、勝ち馬△イクイノックスは、額面として唯一れっきとした有馬記念上位パフォーマンスを刻んでの余裕の完勝ということで、立派。

ただ、この馬にとっては、お誂え向きの“4角団子”の瞬発戦で最大値発揮が叶ってのものだし、◎タイトルホルダーの誤算はそっくりそのままこの馬にとっての勝算なので、まだこちらは常識の範疇。

常識にかかっていないのは、額面ではなくこの馬の見せた「映像美」のほうというレースを制したとの感触。

 

印が足りなくなってしまった格好の3着ジェラルディーナは、その理由でもある差し脚質を跳ね除けての好走。

4角12番手は、さすがにこのラップでは苦しいし、それでいてラスト100mを切ってからの伸びは優秀なものだった。

額面的に評価できるほどのG1・3着内容ではないとは思うが、一方で底力という意味においてやはりA級G1常連水準のものがあると感じさせた好内容だった。

 

そして、さまざま面白いところのある敗退組の中で、あと一頭挙げるとすればジャスティンパレス

この馬は「負けるべくして負けただけ」なので、見直し必至だろう。

前走、あの厳しい消耗戦で非常に強い内容を見せた馬が、この程度のぬるい中山二五でポカをするのはむしろ普通。

しかも、結果的に直線最内を通ることになってしまったことも、運がなかった。

このレベルの有馬記念なら十分に連対チャンスのあった一頭とみて、注目していきたい。鞍上手配の面からも人気を落としていきやすいタイプでもある。 ☆次走注目馬☆

 

 

 

レース時点でまだ内も“健在”だろうと見ていた部分、終わってみれば見誤ったなというところで、直接の敗因ではないものの勝ちを手繰り寄せられなかった理由としては十分要件だったという感じ。

そして、それでもやはり基本内枠で決まるところが、やはりこの有馬記念のもつ特殊な引力に思えて仕方ない。

「今日なら位置さえ取れれば、むしろ内枠依存は危険」と考えての◎◯あたりであり☆やブレークアップらへの警戒だったのだが、それでもこの形で内枠決着である(イクイノックスはひと桁枠番というだけだが)。

この週の2500m戦2鞍やこの日の最終Rを見ても、なかなかにその引力ブラックホール級だなと痛感してしまった次第。

しかも、普通なら◎タイトルホルダーが残っていなければいけないようなペースで、内枠の差し馬が2頭台頭してきているのだから尚更に。

来年も、前残りなら当然内枠、外差しが決まっていても内枠(の差し)で、それでも安っすい方向を狙っていくべしと改めて但書を残しておくことにする。