■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)
――今週の馬場で目立たない時計+この関東圏出走態勢=・・・というあたりが、ある意味「青写真」かなと。
オールカマー 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 オールカマー 2021
レース全体のふり返り
産経賞オールカマー 2021 各馬ふり返り 予想と結果
ランブリングアレー
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡7着
中団馬群から外に持ち出してジリジリ伸びたが7着まで。
3着グローリーヴェイズらを筆頭とする、外から後半の流れを動かした組に蓋をされる格好になってしまったのが競馬を苦しくした。
インの好位型か、グローリーヴェイズの競馬かといった、この日の限られた好走ゾーンに乗れていないのでまあ仕方なし。
それでも、もう少し伸びてきて欲しかったところもあるが、そこはここを叩いての次に期待したい。
レース像のこともあって、当日馬場状況に目をつぶってでも今回狙ったのは、当然見据える阪神2200mへの適性も見込んでのことだったわけだし。
「道中もう一列前で競馬しても良かったかな」とコメントを残した戸崎騎手も、前週のこと(ソーヴァリアントでの早め抜け出し2着)もまだ記憶に新しいところで同じ2200mだしある意味仕方のないところ(それはあり得ると覚悟していた)。 ☆次走注目馬☆
ウインキートス
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡2着
予想編に記した「やっぱり勝てなかったけど、◯キートスの一発に没頭」が現実のものとなってしまったが、悪くない2着内容。
内伸び馬場で、内から勝ち馬にあの競馬をされては太刀打ちできなくて当然。
横山武史騎手を確保できないのはしょうがないにしても、なんとかもう少し強化策を図ってあげたらというのが、この馬に関しては強く残り過ぎた一戦。
鞍上のレース後談話は当然その意味とは違うが、「思い描いていたまんまでした」が、こちら(予想する側)としては「そうだよ。まんまの2着だよ」とツッコミをもって反応してしまいそうなのが苦しいところ。
まあ、いろいろな意味での“ポジショニング(立ち位置)”を感じてしまう、スタート直後のマリリン(武史J)、キートス(丹内J)の挙動だった。
個人的に、誤算はそのマリリンを「ああ、また+14キロで(復帰戦)やってしまったかな」と思ってしまったことと、△ロザムールが行かなければハナのまま運べそうなくらいの出脚で行かれたこと。
ウインマリリン / グローリーヴェイズ / ▲レイパパレ / サトノソルタス
勝ったウインマリリンは、ラスト進路を見出すのに少し時間がかかった以外は、ほぼ何から何まで理想的。
そのスタートを決めて、かつ折り合いをつけるために△ロザムールにハナを叩いてもらえたこと、これが最も大きかったと思うが。
とはいえ、55キロVとしては十分好水準だし、中山で内から伸びてきてのラストの伸びには目を見張るものがあり、暮れのグランプリも含めて目が離せなくなってきた。
昨今の人工芝かというくらいの好状態馬場の多発、枠順公開抽選会が行われるほどに顕著なレースとしての質、などからも非常にしっくりくる存在となってきた。
3着グローリーヴェイズは、上位では唯一大外を回してのマクリでの好走。
ただ、もっと不甲斐なかった4着レイパパレも含め、ラストは「やっぱりな」という程度のものだったと思っている。
57キロ、+12キロでの明確な叩き台として見た場合には、当然上々発進を切ったとは思うが。
G2以上×平坦コース以外では、どうしても人気先行扱いになってしまう。
その意味での、香港ターゲットというのは陣営もしっかり定めているなと思う、納得の部分なのだが。
最後に複勝圏も外した▲レイパパレ(4着)は、初関東圏遠征での叩き台+平坦戦決着が響いた印象。
その「初関東圏遠征での叩き台」には、調教からして今の栗東坂路で「時計を出してこれなかったな」と指摘した通り、そのものを示したものではないだろうか。
陣営も(口には出せないところだが、)+10キロでレースを迎えられたし、「(ある意味)これで、これなら…」と思っているのではないだろうか。ホネ自身としても、「これで、これなら…」と思っているし。 ☆次走注目馬☆
あとは、まだ本調子には程遠く、休み明けという点くらいしかプラスがない中で、サトノソルタス(6着)がよく頑張っている。
展開的にも得意とするものではなく、しかも自身の本来の形ではない割には目立つ伸び脚。
これで、人気して迎える叩き2戦目の次走はポカの番だろうが、その次で(次々走あたりの注目馬)。