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神戸新聞杯 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 神戸新聞杯 2021
レース全体のふり返り
神戸新聞杯 2021 各馬ふり返り 予想と結果
イクスプロージョン
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡6着
9Rをマリーナが完勝したのを見て、今年の1回中京7日目(重)の馬場で好走歴のあったこの馬を本命にさらに格上げ(マリーナは未勝利Vが1回中京8日目(不良)という馬)したが……。
実際には、3コーナーから追い通しでも、前で終始手応えの良かったモンテディオ(3着)あたりに並びかけようとしたところから、最後はズルズルと後退していってしまった。 今日は、結果的に松山騎手の積極姿勢が裏目に出てしまった格好。
ステラヴェローチェ
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡1着
まあ、不良馬場まで行ったらね、というだけの対抗格評価。
サウジアラビアRCで、重馬場無問題は証明済みで積極買い、というのがシンプルな見立て。
もうちょっと踏み込むと、「当時は開幕初日の不良馬場」で今回と(比べた場合に)どうか、といった点だけ要注意だったというところ。
実際には、レース上り36.5秒だったので余裕(サウジアラビアRCは同37.7秒)だったといった具合か。
馬場も加味して順当勝ち、そして軽質スピード(シャフリヤール、グレートマジシャンらの“縄張り”)を排除した底力戦のカテゴリーでは「世代単独1位(暫定)」くらいのところまでは証明できたところだろう。
この馬の次に関しては、何よりまずその軽質スピード戦濃度何%のレースになるか次第。キセキの年の菊花賞なら、勝率120%級?!(笑)
渋るとその点でもプラスになりがちなところが多いが、そもそも軽質スピード戦では折り合いを欠き易くなる(終始流れっぱなしの、正真正銘サーキット戦ならいいが、中長距離で高速馬場で緩んで上り超速の展開はその緩みの部分が命取りに)という側面でも、この馬の嫌いなラップパターンに近づいていくわけで。
シャフリヤール
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡4着
「スピード性能の塊」なので仕方がない。
それでも、(馬場に苦しみながらも)3~4着までには入ってくるだろうと思ったのでこの▲評価だった、というところ以外は特に記録することのないこの馬にとってのこの一戦。
レッドジェネシス
予想➡➡➡☆
結果➡➡➡2着
タフ戦(底力戦)に適性があるこの馬にとっては追い風の当日。
ただ、少々の渋化はこなせると思ったが、それにしてもこの不良馬場で勝ち馬ステラヴェローチェとこの馬だけ上り35秒台で抜けてくるとは。
想像以上に、馬場自体もタフなところが合う様子。
ルペルカーリア、マカオンドールとともに、鈍重三銃士のようなイメージになってきた京都新聞杯組だが、いずれも馬場が荒れてきた開催後半などでは面白い。
馬券としては、ほぼ◎◯2頭の単での勝負となったのがなんとかプラスの結果をもたらせてくれたが、◯☆の馬連にもうちょっと現実味を抱けなかったあたりが、相変わらずセンスの無いところ。
あれほど、予想編で自ら「レッドジェネシス-ステラヴェローチェの線は十分」って言ってんスけどねぇ。。。
その他で、まず3着モンテディオは、パドックで外々を大きく周回できていて好気配だったこと、そしてこの日の馬場でもスタート直後楽々ハナに立てるスピードを見せ主導権を握れたことが大きかった。
序盤から懸命に押して脚を使い逃げたテイエムタツマキとはその部分からして大違いだった。
そして、もちろんその保有スタミナと、同じようにこの中京の渋った馬場でレース上がり36.4秒で好走できていた部分で、前々から熟すことができたというところもあっての好走だとは思うが。
当初(週半ば段階)で◎キングストンボーイ(最終的には無印まで下げ)には悪いコトをした。
『そんな軽い脚を武器にするタイプだけに、当日の空模様が恨めしい、というパターンも』とか言ってしまった部分である。
全く、ザンザン降りデーを前日まで想定していなかったので、これには我ながら呆れるしかなかった。
それ以外特に言うことのないこの馬の今回の5着。
当日午前(重)段階で、◎を検討した8着ワンダフルタウン(最終的には△)は、適度に渋った状態で瞬発戦決着だとイクスプロージョンとセットで最適条件になると思って注目した時点もあった馬だが、午後になって度を越した。
鞍上曰くは「ノメリたおし」での敗戦だったそう。
そして、まだもうひと捻りが必要そうな不良へ……。
— ホネさん (@yosounohone) 2021年9月26日
9R #知多特別 を上がり脚遅型の #マリーナ が完勝している時点で、不良発表に替わらずとも、ああこりゃ直前まで大忙しだなと覚悟してはいたところでしたが。