競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【菊花賞 2021 レース回顧・結果】ちょっとまさかのG1タイトルのホルダーに

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菊花賞 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1  タイトルホルダー  3:04.6  35.1
 2  オーソクレース  3:05.4  34.8
 3  ディヴァインラヴ  3:05.4  35.2
 4  ステラヴェローチェ  3:05.4  34.7
 5  ディープモンスター  3:05.6  34.9

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 菊花賞 2021

 
10/24 菊花賞 ◯的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
馬場は、内回りでは差しは苦しいが、徐々に外が伸び出した段階
 
野芝開催期を除く通年平均比-0.5~-1.0秒のゾーン
 
前半5Fが1分0秒0、後半5Fが59秒2で、中間の5Fが1分5秒4と、明らかにひと息入れての後半スピード戦
 
馬場も、この内回りではさすがに前優勢の状況だけに、基本的に前は有利な流れだが、前半に飛ばしているのでスタミナも求められたレースだった印象
 
 
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菊花賞 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

モンテディオ

予想➡➡➡

結果➡➡➡14着

馬体重、パドックと見届けて本命に大抜擢したが、3番手から完全に止まって失速14着。

直線を向いたあたりまではまずまずだったが、少なくとも今日の流れの中では1Fは長かったという感じ。

ここまで、落鉄のあった3走前を除けばほとんど大きく離された負けのない実績のこの馬が、これだけ大敗したというのは他も含めて大きな理由があったとみたい。

 

 

ディヴァインラヴ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

スタートを決めたが、行く気を示した馬が5~6頭いたため、好位集団から離れた直後の中団前から。

ペースが落ちた2周目向こう正面あたりではやや行きたがるような素振りも見せたが、こらえて後半4F勝負開始とともにスパートして良く伸びて3着。

一時は単独2番手からさあどこまで勝ち馬に詰め寄れるかという見せ場も作った矢先、右ムチを入れるたびに膨れるところもあり、後方から牡馬のスタミナ型2頭にまとめて交わされたかに見せたが馬券内は最後まで死守。

このあたり、坂が堪えたのかもしれないが、そもそも紅一点で能力的には一枚も二枚も上のはずの2~3番人気2頭を相手にしてのこの結果だから、十分立派だろう。

今後も、スタミナを武器に、牝馬らしからぬ持久力質の鈍足タイプとして飛躍に期待がかかる。

 

 

タイトルホルダー

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

皐月賞のラップのこともあったので、ゴール直後は大方消耗戦ラップにでも持ち込んだのかなと思っていたが、意外にも11.7 - 11.5 - 11.4 - 12.2ときっちりとした平坦戦で見事。

最初の入りだけ速く、きっちりと息を入れて、2週目の3コーナーからはロングスパートに持ち込む、まさに緩急自在に操っての逃走ショーで、おそらく当初から計算していたものだろう。

それは、前半3Fだけ切り取ってみれば35.1秒とマイル並みのペースで入っているあたりからもうかがえる。結果、完勝も完勝。

そして、レース後の「個人的には距離が長いかなと思っていた。馬の力を信じてあげられなかった自分が恥ずかしいです」との談話に脱帽。

それでいて、もちろん(これも、内心を明かしていたことだが)馬がハナに行ったほうがいいところが強いタイプとはいえ、あのリスクあるスタートダッシュですか......。てっきり2~4番手あたりからと読み、内ラチに突っ込んで自滅するかもなど読んでいたホネこそが恥ずかしいですよ、武史様失礼しましたm(__)m

馬に関しては、このラップや時計的価値について測りづらい状況なので安易に強いとはしないが、ひとまずあのタフなダービーで折り合いに苦労しながらも大崩れしなかったスタミナを評価して然るべきだったというところか。

とにかく、よほどの差し馬場などを除きハナに行って折り合いスムーズに運べば、まだまだ中長距離G2を獲ってこれてよさそう。

 

 

オーソクレース

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

思ったよりも道中含めあまり積極性を示さなかったなというのが、鞍上に対しての第一印象。

そして、そっくりそのまま△タイトルホルダーとの差になってしまったはずで、正直今回のルメール騎手は何がしたかったのか首を捻るところありとの印象。

馬はこの距離でもズブさを見せての後半勝負になっていて、能力は高いがいよいよ小回りでは勝ち切りは厳しくなってきたか。

大箱で長い直線を利して挽回する形で勝負したい。

 

 

ステラヴェローチェ / ▲ロードトゥフェイム 他

ほとんど3着と言っていい競馬の4着ステラヴェローチェは、折り合いを気にしてのことだろう。

あの位置からではそりゃあどもならず。

上り1位が能力の証だと思うし、「この馬が4コーナー5番手とかで回ってきたらそりゃあ強いだろうけど」とした予想編見解そのままの敗戦。

馬場も、内回りではさすがにこの馬向きまでの“支度は間に合わなかった”という状況だけにやむなし。

心配せずとも、クラシック3→3→4(実質3.5)着のこの馬の能力は、発揮されるべきG1で発揮の時を迎えることだろう。

ちなみに、そんなに直接の敗因とは思っていないが、物議を醸しそうな「稽古でもこれほど動けないのかという感じの今の出来で…」という部分、個人的にはよく言ったなとその勇気にはちょっと驚いた。

たしかに、神戸新聞杯の最終追い切り(★★評価)を思い返すと、あまりにも最終追い切りで手応えが感じられなかったのだろう。

いくら、長距離戦を控えた直前といえど、前走単走で楽に50秒を切るかという時計をマークしていた馬が、併せ馬で今週の馬場で52秒台で終いも微妙、そして遅れていてはたしかに…と思う部分も無くはない。

 

▲ロードトゥフェイム(12着)は、スタートして隣のレッドジェネシスにぶつかってしまったりなどもあり、自分の形が作れず。絶好枠も全くの無意味なものとなっていまい残念なレースになってしまった。

 

他では、直線での脚色が目立ったアサマノイタズラヴェローチェオロは、やはり力があるなという印象。

特に、後者に関しては、勝負どころからずっと窮屈な態勢から直線でも内から幅寄せにもあいながら、終いの急追は極めて目立つものだった。

阪神内回りは合っているし、G1はともかく重賞なら今後もチャンスが出てきていい。

ひとまず、「菊花賞発阪神大賞典行き」のこの馬のイメージ通りの道が確定的なものとなっただろう。

 

 

前日(富士S)が「◎◯変えず」とあえて当日追記しての憂き目だったので、ここは「(前日と逆で)せいぜい◎変更して外しにいくのだろう」とふんで(その変更した)◯ディヴァインラヴを軸にした作戦が奏功した回。

そもそも、流れ的にも2週連続で◎がくるとは思っておらず、かといってそんなに今調子悪くないよ(阪神芝重賞は)ということでのボチボチバランスをとった感じ。

綺麗に取れた翌週はこんなものだろう。最後に自ら外しにいって...というのがホネ本来の姿、そしてそれを学習して無様にでもひっかけるのが昨今の姿ということで^^;