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――まさにそんな感じの、ワンツー2頭。
日経新春杯 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 日経新春杯 2022
レース全体のふり返り
日経新春杯 2022 各馬ふり返り 予想と結果
ヤシャマル
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡3着
この日の馬場で2分12秒3なら、上位2頭には完敗でも優秀な内容として良いだろう。
54キロでのG2レベルとして十分すぎるパフォーマンス、そして中京コース適性を証明した今回だった。
パドックでややチャカついてみせていたのでやや心配にもなったが、杞憂に終わった。
多少前で競馬が出来なくなっている点は気掛かりも、そこさえ軌道修正でき、今日のようなロングスパートではなくどこかで緩む瞬発戦になれば、G2でも勝ち切れておかしくないところまで来ている。
まずは、豪華メンバーに混じって（？）の金鯱賞が見もの。
△ヨーホーレイク / △ステラヴェローチェ / ◯マイネルウィルトス / ▲ショウナンバルディ / クラヴェル
勝った△ヨーホーレイクは、2着△ステラヴェローチェに2キロ貰っている分としてよく、そもそもこのハンデ戦で後続に3馬身つけているというのが2頭揃って出色内容（もっと言うと、後続に1馬身以上差をつけた4着水準でも立派）。
加えて、この2頭のマッチレースになったことにも表れているように、このハイレベル×持久質展開がさらに両頭のポテンシャルを存分に発揮させた。
『脚質・特性的に来るなら大本命とセット、飛ぶ時も同じ負け方が目に浮かぶシーン』とした予想編そのままといった感じで、適性についてはより鮮明に、能力評価だけ高めれば良いという今回だった。
その意味で、トップウイナー逃げから思いのほか離されず、2番手でプレッシャーを掛け続けた▲ショウナンバルディ（12着）の仕事は、1～2着2頭にとって大きかったところ。
その▲ショウナンバルディに関しては、その強気に運び過ぎたことと平坦戦ラップでは......というところ。
このあたり、2000mでもひと息いれての粘り込み型だけに苦しくなって当然といえば当然で、自らが首を絞める展開を作ってしまったという今回の大敗内容。
◯マイネルウィルトス（6着）あたりでも十分好水準なので、とりあえず次走もマークしておきたいところ。
◯は、この鞍上で前を取っていかず、長く脚を使う好タイム、ロングスパート決着の中で叩き合いに持ち込んでいてはいけない、という部分もあっただろう。
他では、54キロを背負って厳しい位置取りになりながらも上り3位で詰めてきたクラヴェル（8着）は、やはり脚力確かという印象。
4番人気8着でも、時計的にも2分12秒8なら悪くなく、馬場不向きな中でよくやっている。
