競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【大阪杯 2024 レース回顧・結果】上昇余地なくてしは

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大阪杯 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ベラジオオペラ 1:58.2 34.9
2 ローシャムパーク 1:58.2 34.9
3 ルージュエヴァイユ 1:58.2 34.0
4 ステラヴェローチェ 1:58.3 34.2
5 ジオグリフ 1:58.5 34.9

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 大阪杯 2024

 

3/31 大阪杯 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は前日からの高速化も顕著で、-1.0秒/1000m程度のイン回帰状態で行われた

 

前半1000mを1分00秒2の緩ペースで通過し、後半も馬場換算後でそこまでハイレベルなものにはならず、1分58秒2(11.5 - 11.4 - 11.4 - 12.2)で決着

 

馬場を考慮すると不足感が残り、特にラップ的に前と内をロスなく回った組については、G1で戦っていく上では少なくとももう1段階は強くなる必要あり

 

 

 

大阪杯 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

スタニングローズ

予想➡➡➡

結果➡➡➡8着

内枠から逃げて有利なペースで運んだが、直線では力尽き0.5秒差8着。

1,2着馬のプレッシャーを浴び続けてはいたが、この決着ならなんとか複勝圏に届いてほしかったのだが。

10ヶ月の休み明けではあったので、上積みには期待が持てるものの、それでもG2級までが現在地という判定に。

 

 

ローシャムパーク / ベラジオオペラ / タスティエーラ / ステラヴェローチェ / ルージュエヴァイユ / ◯ハーパー

ローシャムパーク(2着)は、向こう正面で一気にポジションを押し上げる好判断も手伝って3角時点では好位の形。

終いはだいぶ苦しくなったようだが、相手(ベラジオオペラ)に対してこちらが厳しい競馬だったことは明白であり、その点では評価できる。

額面としてはG1.5~G2級といったところだろうが、これからの成長度に期待という意味では悪くない。

 

勝ったベラジオオペラは、キャリア8戦目であったこと以外トピックに乏しい戴冠。

精一杯頑張って、千載一遇のチャンスをものにしたということなら褒めてもいいのだろうが、もともとG2級にいた馬がレース内容も加味してG2ラインでG1馬になったという色が濃いためさにあらず。

もっとも、このレース自体が先々の飛躍に繋がることも多い一戦だけに、そういう意味でしっくりくるキャラではあるこの馬だし、そこに警戒しておく必要はあるのだろうが。

 

おそらく、皆「?」マークが並んだ状態が今なお続くタスティエーラ(11着)の大敗。

これについては、後々分かってくる(分かってこないパターンもあるか)だろうし、決めつけたりせずにしないでおきたい(「今回はDDSPの症状を出していない」の中間談話が、裏を返せば怪しいが……)。

好位のインから絶好の運びで直線を向いたという点だけ認めておく。

 

そうした中で、やはり目立つ内容だったのが4着ステラヴェローチェ

おそらく、期待値割れする次戦だろうとは思うのだが、それでも3連系からは外せないということになりそう。

見合ったオッズのところで勝負してみたい一頭。

 

そして、3着ルージュエヴァイユも、繰り上げ当選色は強いものの3列目以降からの差しで上々の内容。

ただ、直線もそうだが、1コーナーからほとんど内枠のような競馬をしてのものだった点で過度な評価は禁物。

まだ、牝馬G1でもコロっと負けても全く驚けない。

 

◯ハーパー(13着)は、終始外々を回らされる競馬だったことに加え、気になる点として馬体面の成長の乏しさも挙げられる敗戦だった。

今日は残念な結果い終わったが、本来ならこういう持久力勝負でこそのタイプなだけに、いろいろな意味で長い目で見ていきたい。