競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【朝日杯フューチュリティステークス 2020 レース回顧・結果】モヤっとライゼ、モヤっとルメール・・・

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――にしても、今の中山とは対照的な馬場の「阪神芝よどこへ向かう…」ですなぁ。。。

朝日杯FS 2020 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 グレナディアガーズ 1:32.3 34.5
 2 ステラヴェローチェ 1:32.4 33.5
 3 レッドベルオーブ 1:32.7 34.2
 4 バスラットレオン 1:32.8 34.8
 5 ブルースピリット 1:32.8 35.1

 

ホネ的! レース回顧/レース分析 朝日杯FS 2020

 
12/20 朝日杯フューチュリティステークス ×不的中
 
 
レース全体のふり返り
  
 
馬場は前年以上の高速馬場で、野芝開催を除く平均から1000mあたり1秒近く詰められる状態と推察
 
 
モントライゼがハナを叩き、19年以上の前半3F33.7秒、5F56.9秒の快ペースで通過
 
 
11.7 - 11.6 - 11.8 - 12.0の平坦戦決着で、1分32秒3の2歳コースレコード更新の決着
 
 
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朝日杯フューチュリティステークス 2020  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ジュンブルースカイ

予想➡➡➡

結果➡➡➡12

スタート直後の▲ホウオウアマゾンとの衝突で、スイッチが入ってしまったか。

序盤は、この前半のペースでこの馬が行きたがるという、まさかのシーンに。

位置取り自体はどのみち想定されたものではあったが、なだめるために下げたことで、より悪い方向へ向かった印象。

直線では、ノーチャンスと分かった時点で鞍上もほとんどやめていた。

 

 

モントライゼ

予想➡➡➡

結果➡➡➡10着

9Rの横山典J(メイショウモウコ)が伝染したか......。

先述の通り確かに馬場は速いので、この前半でも粘りこめる余地は残したものだったかもしれないが、内ラチ沿いは......。

このペースでの、明らかに伸びあぐねる最内を通したことを思うと、ルメール騎手はこうでもしなけりゃ頭は獲れない=この馬にあまり自信を持っていなかったのだろうか。

談話からはむしろ逆のような印象も受けるのだが。

ちょっと解せない部分があるが、馬はちょっと今回のペース&進路では無理もなく、可哀そうだった。

 

 

ホウオウアマゾン

予想➡➡➡

結果➡➡➡9

時計自体は前走で対応済みだったことからも、一番の敗因はこの淀みないペースにあるか。

じわじわと前に詰め寄るかに見せたところから、ラスト1Fでは完全に脚が上がった。

自身の上がりも34.7秒と前走からは大きく見劣るものだった。

 

 

グレナディアガーズ / ステラヴェローチェ / ☆レッドベルオーブ / △ロードマックス

勝ったグレナディアガーズは、調教編でもピックアップしていた今回だったが、それでも瞬発力的に足りないとみて軽視した馬。

当日の馬場状況で、この馬のキャラと鞍上の戦術的に、当然前々恩恵は受けられるだろうとは思ったが、それでも......。

ここが、消耗戦にまであわや突入しかけた超速ラップ戦ということで、改めてこの先瞬発戦なら、その気性面の危うさからも全く良さが出ないという可能性が残っているのではないかと思うのだが。

 

2着ステラヴェローチェも、調教編で勝ち馬同様に「中間追い切り評価対象馬」とした馬。

上り最速で2着と、立派な内容。陣営が、かなりの上出来を強調していたが、パドックの見た目的にも実際かなりの状態だったと思われる。

あの位置から、外を回していては苦しくなっていたはずで、積極果敢にインを突いた鞍上の手腕も光ったし、馬もそれに応えての2着。

 

3着☆レッドベルオーブは、その「外を回していては苦しくなっていた」に当てはまる一頭。

やはり、前走で内ラチを突いて勝ったことがどうにも引っかかっていたが、こういう形で“露呈”することになるとは。

競馬は、そう易々と連戦上手くはいかせてもらえない、そんなところだろうか。

 

他では、△ロードマックス(6着)が負けて強しの内容。

レッドベルオーブ以上に完全なる外差し競馬をしてこの展開では無理があって当然だし、同馬の後ろに入って何度も立て直すロス。

しかも、瞬発力を削がれた闘いの中でもこれだけやれて、さらに、この馬の場合には初右回りでもあったのだから上々。

 

 

レース全体として、ほとんど1400m戦になったことは明白。

その意味では、ここで上位に来た組は将来かなりスプリント寄りにシフトしていく可能性があると思うし、むしろ負けた組の中からマイラーとしての活躍馬が出てくるのではないだろうか。

その意味では、△バスラットレオンあたりの負け方も、今後に向けて非常に気になるところ。

 

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