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――「何とも言いようがない3馬身差」ということで、対応力を褒めたいところ。
目次
皐月賞 2021 予想 追い切り・ラップ適性考察
皐月賞 2021 含む、4/18(日) 中山競馬の追い切り注目馬はこちら
皐月賞 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 皐月賞 2021
レース全体のふり返り
皐月賞 2021 各馬ふり返り 予想と結果
レッドベルオーブ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡8着
徐々に先団に取りついていき、4コーナーでは「やったか?!」という手応えを見せたが......。
消耗戦ラップまで突入するとは誤算で、そもそも自身の押し上げでその後半負荷を高めることに一役買ってしまっていた。
「上手く脚を溜められていれば…」との鞍上談話が示す通りだろう。
この展開だと距離も長かったということだろうし、凡レベル2着以下の中のこの8着内容でもラスト200mで脚が上がるまでは見せ場十分だったことを評価したい。
エフフォーリア
予想➡➡➡×
結果➡➡➡1着
ルメ様が言うように、 #エフフォーリア が本当に「将来のダービー馬」なら、基本的にここは落として然るべきというキャラなんですが......。
— ホネさん (@yosounohone) 2021年4月16日
絶妙に、そもそもそんなに人気を集めないっていう可能性もあって、迷いに迷う1頭になるかなと。https://t.co/WCj224iRw8 #競馬予想 #追い切り #皐月賞
— ホネさん (@yosounohone) 2021年4月18日
上記2ツイートにあるように、パドックを見届けて以降はバリバリ意識しまくりの人気馬で、「頭で来ても...」という保険は掛けさせてもらった今回。
レース全体として、2着以下が低レベルだった疑いはあるのだが、コンマ5秒差をそのままコンマ5秒差と受け止めさえしなければ、立派な1冠達成の内容。
明らかに前年より時計の出る稍重で、コントレイルの皐月賞には時計面で及んでいないのは明白でも、この突然の超持久力勝負をあっさりと熟してきた点がその20年最優秀3歳牡馬との違い。
あとはとにかく、-10キロでの登場となったパドックで見せた、シルエット、しなやかさ、周回フォームとどれをとっても抜群だった。
皐月を突破した以上は、とりあえずダービーではこの馬アタマの馬券を手に応援させていただきたい。
鞍上横山武史というのがまた、応援のし甲斐として良い。
タイトルホルダー / ☆ステラヴェローチェ / ▲ヴィクティファルス
2着タイトルホルダーは、自身として展開的によく踏ん張った反面、他はさすがに踏ん張らなさ過ぎたという内容。
前走とは違い展開に恵まれていない中での全く意味合いの違う連続好走ではあるが、少し評価は上げづらい。
3着☆ステラヴェローチェに関しては、この1000m通過後急激にペースアップする部分で浪費せずに走れた組、というのを代表するような好走内容。
同じ内枠からでも、☆より前で運び最終的に外を意識して動いていった◯アドマイヤハダルが及ばなかったあたりにも表れている部分。
当初◎を取り下げた▲ヴィクティファルス(9着)は、「もうちょっとスピード性能を問われるだろう」ということでの下方修正だったが、それ以上に今日はレースぶりで苦しくなってしまった印象。
レース後鞍上が「3コーナーから手が動いてしまった」とコメントしたように、後方から大外を回して3コーナーから4コーナーにかけて押し上げて行く形では無理もないところか(このスタイルで負けた馬では、前々で目立っていた15着ダノンザキッドがいるが、むしろヴィクティファルスの競馬のほうがキツさは上)。
加えて、直線入り口では膨れてきた馬に前を遮られてもいた。
全般として、この2着水準なので評価し辛いところだが、そうは言いながらこの(後半だけ)厳しい持久力展開ということを汲んで2着タイトルホルダーと、当然勝ち馬エフフォーリアを評価するより他ないか。
よって、日本ダービーが"定型通り”の瞬発力勝負になれば、エフフォーリアとタイトルホルダー以下の間にはいくらでも別路線から割って入ってくる、という見立てになって然るべき一戦。