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――近年で消耗戦になった年(17年ツクバアズマオー)のことを考えても、ちょっと繋がりにくいかな。
中山金杯 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 中山金杯 2022
レース全体のふり返り
中山金杯 2022 各馬ふり返り 予想と結果
レース全体として、ジェットモーション(田辺騎手)による、文字通り推進力を駆使しての仕掛けで、6F目から流れが一変。
それがなければ、恐らくはヤマカツエースの年('16)のように上り3F勝負の前々決着の可能性も十分にあったとみる。
ロザムール
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡16着
この消耗戦決着も、この馬にとっては他馬との比較の面で、優位に働くくらいだったはずなのだが……。
4コーナーを前に押せ押せになってしまっていて、ああなるとこのタイプは苦しく、着順は深刻に捉える必要なし。
一気の変わり身も全然あり得るだろうが、馬自身の復活以上に、これでもう次は何が何でもが確定的で、(同型ありの場面なら)玉砕ペースの使者として次走予定レースには注目しておきたい。
△レッドガラン / ◯トーセンスーリヤ / ▲ヒートオンビート 他
勝った△レッドガランは、まず何といっても「出来は良し、問題は当初川田Jで京都金杯・・・な流れの悪さだけ?(調教編冒頭より)」の部分が、個人的にはどうあっても狙いづらかった。
当然、「その川田Jは、皮肉にもアンドラステ回避で2022年初日重賞騎乗馬すらなく」を含めてのことで、こういう馬が勝ち切るんですかとしか思えず。
もちろん、出来よし、位置取りよしでハマっているし、輪をかけてレースレベルも上がらなかったこともある。
ただ、そんな「運が無いんか、あるんか」みたいなことが起ころうとは、ちょっと想像に難かった。
そんなこんなで、2馬身半差の、それでいて低レベルな、明け7歳馬によるこの勝利は、ひとまず慎重に扱っていかざるを得ないか。
2着したスカーフェイスも、逃げて2着争いからは大きく離されなかったシャムロックヒルあたりもこの決着水準を思うとどうか。
それなら、やはり後方から外に持ち出さず伸びてきた休み明けタガノディアマンテだけG3級として評価したい。
◯トーセンスーリヤ(5着)は、57.5キロでこの後半展開で2→3→4→4番手競馬になっていて息切れ。
若干、余分にパフォーマンスを下げさせられたとみたい敗戦内容。
▲ヒートオンビート(3着)は、終いの伸び上々で、あくまで瞬発戦でこそのこの馬にとっては頑張ったほう。