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――ペース自体のこともありますが、それ以上に「え?! 開幕週のツルツルリンクじゃないの?」という部分も多々あったかなと。
京都金杯 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 京都金杯 2024
レース全体のふり返り
京都金杯 2024 各馬ふり返り 予想と結果
メイショウシンタケ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡6着
ちょうど勝ち馬の後ろから、同じようにラチ沿いを伸びてきたがハンデ戦もあって(アヴェラーレを除き、先着勢はみな自身より軽い56キロ以下の組)差を詰め切れず0.6秒差完敗。
休み明け+10キロでもあり、まだここからの上昇余地は残していると思うが。
コレペティトール / セッション / トゥードジボン 他
レースが平凡戦なので、今日の中では強い競馬をしたと言っていいセッション(2着)も、それを差し切ったコレペティトールも、セッションの直後からアタマ差まで持ち込んだ1人気トゥードジボンも、総じて高い評価までは与えられない印象。
一応、各馬について触れておくと、勝ち馬コレペティトールはまず枠絶好とはいえこの脚質で前走ドはまり勝ち明けでの昇級初戦では単はまず狙えず。
その時点で、予想的に「無かった」ので仕方ないという感じ。今日もハマってはいるので、個人的にはここからも狙えない馬ということに。
強い内容は認める2着セッションは、もう少しここからの期待感はあっていいと思うが、この馬も上り高速化は避けたかったタイプであり、その点でお膳立てはあった一戦。
思いのほか伸び悩んだ、とも取れるここでの走破水準からは、ここからさらに距離を詰めていっての上に期待したいところ。
そして、トゥードジボンは、極度の溜め→上りスピード特化してきているところを如実に露呈してしまった格好だが、55キロでこの水準だと、いくらその得意形でなかったにせよ躊躇してしまうパフォーマンスということに。
それでも、頭数揃わずの上り高速化重賞なら常に警戒が必要なタイプだろうが。
そうした中で、注目はフリームファクシ。
とにかく枠順が決まった時点で自信をもって消しと判定した一頭で、気性面から難しい競馬が予測されていた今回だったわけだが、ハイペースに救われた中とはいえずいぶん落ち着いて運べていたことに好感。
それを見越してのここへの参戦ではあったとは思うが、壁を作りづらい状況下で改善が認められたことは、この馬の先行きに明るい材料だろう。