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――(去年は“ノームコアの悲劇”でもあったわけだし、)今年は大丈夫でっしゃろ、頼むよ団野君、富田君、武史君、謙ちゃんetc…。
目次
- エリザベス女王杯 2021 レース概要
- エリザベス女王杯 2021 枠順
- エリザベス女王杯 2021 ラップ適性・追い切り
- エリザベス女王杯 2021 過去レース傾向
- エリザベス女王杯 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
11月13日(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら
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エリザベス女王杯 2021 レース概要
※今年2021年は、JRA発表の開催日割の変更に伴い、阪神芝2200mとして行われる
エリザベス女王杯 G1
2021年11月14日 5回阪神4日目
発走時間:15:40
阪神 芝2200m
サラ系3歳以上オープン
2020年優勝馬: ラッキーライラック 牝5 2:10.3 C.ルメー
エリザベス女王杯 2021 枠順
エリザベス女王杯 2021 ラップ適性・追い切り
コース的には平坦戦 ※ ラップ決着が半数、瞬発戦が残りの4割の大半を占める感じ。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じないレース(例:12.5-12.3-11.9-12.2)が定義
ウインキートス、イズジョーノキセキ、ランブリングアレー、アカイトリノムスメ、リュヌルージュあたりが適性上位。
追い切りからは、調教編の2頭(ランブリングアレー、ステラリア)を変わらず最上位に、最終追い切りを評価してクラヴェル、ロザムールを2番手グループに。(11/13 8:30追記)
エリザベス女王杯 2021 過去レース傾向
例によって、条件替わりで傾向面は飛ばす。
ただなんといっても、昨年に引き続き阪神2200mが舞台ということで、ラップ的に格段に平坦戦寄りにシフトしている点が大きい。
もともと京都なら瞬発戦条件で行われるのがこのエリ女であり、ここはラップ的に適性差異は生まれて然るべきといったレース。
少なくとも、ラスト1Fで加速を刻むような京都2200mならではのラップにはならないのがこの阪神2200m版というところ。
あとは、ディ-プ産駒牝馬(阪神芝2200m通算で単複回値ともプラス)。
同舞台の宝塚記念での長年の狙いポイントとして使っているものだが、同レースでは15年デニムアンドルビー、ショウナンパンドラ、16年マリアライト、17年ミッキークイーンなどの好走例がある。
この舞台替わりで期待値上昇、ということで当然注目のポイントとなる。
エリザベス女王杯 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
昨年は、安直に(ウッサイワ(ー_ー)!! 笑)「ディープ産駒の適合馬(=平坦戦型)探し、これを制するものはエリ女を制する」というテーマで臨み、そのオチがあろうことか瞬発戦という結末に泣いた。
ディープ産駒が、勝ち馬と4着馬を除き、2.3.5.6.7着に入ってるんだから半分正解だったとは思うんですけどね〜。
今年は、その借りを返す方向で気持ちよく的中させたいメンバー構成と流れ想定。
アカイトリノムスメ / ソフトフルート / テルツェット / デゼル / ランブリングアレー / レイパパレ / ウインマリリン / ウインキートス / クラヴェル
アカイトリノムスメに関しては関東馬の再輸送で、引き続き馬体重の面に注目している。
秋華賞のパフォーマンスだけ出せれば、古馬もまとめて面倒見れていい。
秋華賞のレース質がどちらかというとタフな2200mサイドになった中でのものだけに、阪神2200m自体にも特に心配はない。とにかく、コンディションだけ。
1週前を見るにその心配もなさそうで、あとは今回のこの馬に関して予想でするべき“仕事”は輸送してきての部分を問うだけ。
ソフトフルートは秋華賞3着実績のある平坦戦志向タイプのディープ。
ただ、阪神、中山とパフォーマンスに陰りがあり、やや急坂コースでは分が悪いとの印象も。
テルツェットの前走は、C.ルメール騎手の手腕によるところが大きい勝利。
今回は乗り替わり。
馬格がないので、増えてきてほしいが、中14週であまりにも増えすぎていても微妙なうえに、初の関西圏への輸送と、まず何にしても調整が難しい状況。
デゼルはディープ産駒でも、府中などで上り32秒台を駆使して勝ち切ってくる馬なので、ここはハッキリ狙いとはズレるキャラ。
脚力は上位でG1級のものがあるとは思うが。
ランブリングアレーは前走オールカマーの時点で、この阪神2200mを見据えて狙っていた馬。
既に牝馬G1級の脚力は証明済みで、あとは位置取りにさえ失敗しなければ。
不得手な軽いレースになってしまうのかどうかに尽きるというところで、ちょっとその点で「折り合いを第一に」というのが調教からも前面に出過ぎているレイパパレが、飛ばして強気競馬で運ぶ可能性が低くなっているのは残念だが。
それでも今回非末脚依存型が多いので大丈夫ではないかなというところ。
レイパパレは前走初関東圏輸送で1番人気4着と、初めて馬券を外してここを迎える。
見方は分かれるだろうが、当時振り返ったように「これでこれなら」と、むしろ+10キロに安堵して見ていた。
今回は、調整からして攻めてこれるとふんでいて、総合的に前走のこの馬ではないレイパパレが見れるのではないかと期待。
瞬発戦でG1級の馬ではあるが、牝馬相手のここは多少持久質が濃くなってパフォーマンスを下げようとも連は外してはいけないかなというところ。
余談だが、逃げなくても強い競馬はできるが、何より折り合い第一というこの馬のポテンシャル発揮を、初めての他騎手乗り替わりのこの場面で託されたC.ルメール騎手も、非常に職人魂をくすぐられているのではなかろうかと思案している。
上記ディープ産駒からは、ランブリングアレー、アカイトリノムスメの適性に注目しつつ、能力面からレイパパレを加えた3頭を評価とする。
以外では、ウインマリリン、ウインキートスが脚質込みで上位の存在。
ただ、ウインキートスに関しては、前走で一気に適正体重まで絞り込んで(-14キロ)で走ってしまった後だけに、G1に向かうにしては微妙な印象も。
初の関西圏輸送という、チャレンジングな材料も立ちはだかり......。
対照的に、ウインマリリンは前走で+14キロ復帰、関西圏輸送も経験済みと視界が広がる過程......と思いきや「前走後に休養前に切開手術を行った右肘腫再発」とのこと。
本来なら意気揚々のはずが、陣営談話からも「1週前も本来の動きではない」「ケアをしながら」「何とか無事に」と勝ち負け以外のコメントが並ぶ中間状況に。
当週こそさすがの雰囲気を漂わせているようだが、ここはまず無理はしないで、という一戦だろう。
ここに、脚質利はないが能力で持ってこれそうなのが、ステラリア、クラヴェルの2頭といったところか。
ともに、ランブリングアレーとの親和性が高いであろう点が不気味で、距離延長ローテと(レースレベルが上がる)大舞台(や牡馬混合戦)で強さがより鮮明になるタイプとみているだけに注目している。
先週を見るに、馬場のほうは時計出方マイルドで通年平均比±0秒か若干速めというところ。
内は避けるようになってきたが、内ラチ以外は極端な内外の差はない印象で超ロングラン開催の真っ只中にあってよく“もっている”印象。
ただ、Aコース6週目にもなるので一気の外差し馬場出現には少しだけ注意しておきたいと思っている。
まだ枠確定前の木曜段階だが、◎ランブリングアレー、◯レイパパレの一点的中を目論見つつ、アカイトリノムスメに関して当日大幅マイナス体重などなく出てくるかどうかを“宿題”として残しておくという“中間回答”に。それでは、また当日にでも。
↓↓↓以下、当日午前中追記内容。
前日土曜は、良でも含水率も高めだったというのもあってか若干平均よりも時計を要する(+0.5秒/1000mあたり程度※野芝期除く)馬場で、やはり先週までの高速ではない状態は続いている。
また、ややインから上位に加わってくるシーンも見られた土曜だったが、普通のペース、レベルで回ってきたケースでは、やはり馬場中ほどが優位とみられる。
日曜は条件戦が少頭数しかないのであまり測れるところはないが、さっき終わった3R2歳未勝利を見るに前半3F36.1秒、5F60.9秒で入っての上り34.8秒、1分35秒7の前優勢決着(1番人気の勝ち馬こそ馬群から伸びて差し切りだったが)だったところをみると、乾燥による内復活可能性とメインまでにレース数をこなしていくことでの内悪化、との微妙なせめぎ合い状況と考えるべきか(もちろん牝未勝利なので、メンバーレベルによるラップと決まり手だったという可能性はあるかもだが)。
気配としては、内が復活しそうなほうを感じているところだが。
ハイレベル戦願望(◎完勝の垂水Sのような)も込みで、当初のまま◎ランブリングアレー軸勝負で行きたいところ。
ここに、直前談話からも馬体維持に関しては大方大丈夫そうなアカイトリノムスメと、レイパパレの人気どころがやはり最有力という感じ。
あとは、イズジョーノキセキだけ穴で当初より警戒を高めたいと思っている。
阪神は大得意だし、この鞍上で内枠なので、ここから馬場的な状況がこの馬向きに整っていけば。一応前走は牡馬混合戦で。
ステラリアは、それとは逆に想定のレース時点の馬場だと、位置取り的に3着戦場までが精一杯だろうか。期待もしているが、ちょっと前に残られる懸念も薄れていない現状。(11/14 11:50追記)