【函館スプリントステークス 2021 予想】追い切り･ラップ適性＆各馬評価まとめ / ヘタに穴に行きつくくらいなら

コースとしては消耗戦 ※ 6割で残りが平坦戦という、かなり消耗戦色が濃い条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、加速（差）が生じないレース（例:11.5-11.8-11.9-12.2）が定義

コース適性的には、ケープコッド、センショウユウト、マイネルアルケミー、シゲルピンクルビー、リンゴアメといったあたりに向く。

追い切りからは、中間良好なカツジ、ジョーアラビカに、最終追い切り単体ならトップ評価のシゲルピンクルビーをピックアップ。

例によって、条件替わりのため傾向面は飛ばす。

ラップ的には、函館1200mと比較して若干消耗戦寄りにシフトするもののほとんど大差はない。

むしろ、4コーナーまでずっと上って以降は下りながらゴールを迎える函館と、ほぼ3コーナーから平坦の札幌という、コース形態のほうがポイントか。

土曜は少し微妙だが、一応高速馬場の部類か。

未勝利1200では1分8秒7決着している（メインの2勝クラス1200で1分8秒6）。

“高速洋芝キャンペーン開催中”の馬場なら、問答無用で怖いのが、50キロ3歳牝馬2騎。

特に、昨夏洋芝の1200mで実績のある◎リンゴアメはそれだけで、本命一考の価値ありの存在。

そして、洋芝実績、1200m実績こそないが◯シゲルピンクルビーも注目の参戦。

前走は（←2走前は (6/14訂正)）、なかなかの流れで消耗戦適性を問われた中での勝利。

キレ味とは程遠いスピード勝負のレースならかなり渋太く頑張れそうな印象があって、その点さらなるパフォーマンスアップがあっても。

▲カレンモエ。前走の負け自体は、単なる展開のアヤで、まさに目標にされた分だけで実質重賞1勝馬。

それにより、ここは別定54キロで出られるわけで当然きっちり走ってこなければならないシーン。

前傾度高め、激流戦展開が向くタイプで、その点先の“高速洋芝キャンペーン開催中”ならセットで好走しやすいキャラとみている。

△ケープコッドも、優に重賞級の裏付けがある馬だが、気ムラな部分でパフォーマンスが乱高下する難点あり。

その点、この滞在競馬がベストの可能性が高く、実際に北海道開催では3戦3連対で、アタマまで期待のシーン。

高速馬場だと、時計面の課題はあるが。

あと、昨年のキーンランドC◎だった☆アスタールビーも、当然注目している今回。

この馬も、基本滞在型で、枠の並び的にも相当有利に進められる可能性がある。

超速仕様が顕著なため、高速馬場型で洋芝実績もある△タイセイアベニールを評価UP。