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――アレ=「鞍上」がカギになりそうな一戦(G1初制覇を期待されたあの件や、先約との兼ね合いのまさかの乗り替わりや、雷神招へいや、引退前ラストG1や……etc)。
目次
- フェブラリーステークス 2023 レース概要
- フェブラリーステークス 2023 枠順
- フェブラリーステークス 2023 ラップ適性・追い切り
- フェブラリーS 2023 過去レース傾向
- フェブラリーS 2023 レース傾向分析&考察
- フェブラリーS 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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フェブラリーステークス 2023 レース概要
フェブラリーS G1
2023年2月19日 1回東京8日目
発走時間:15:40
東京競馬場 ダ1600m
サラ系4歳以上 オープン
2022年優勝馬:カフェファラオ 牡5 1:33.8 福永祐一
フェブラリーステークス 2023 枠順
フェブラリーステークス 2023 ラップ適性・追い切り
コース的には、瞬発戦 ※ そこそこの平坦戦中心設定。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義
アドマイヤルプス、ショウナンナデシコ、レモンポップ、オーヴェルニュと上位の顔ぶれ。
追い切りからの最終評価は、レッドルゼル、ショウナンナデシコ、ソリストサンダーの調教編掲載3頭に、強いて挙げればのヘリオスを加えた4頭を上位とする。(2/19 11:45追記)
フェブラリーS 2023 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※ノンコノユメ、ゴールドドリーム、サンライズノヴァ、カフェファラオなどの例をみても、分かりやすく当該コース好走実績多数の馬は有力
該当馬➡➡➡今年のメンバー中では、ソリストサンダー、レモンポップあたりか
※連対は「G1連対orダ重賞V」「左回りG1入着(5着)or左回りV」「1年以内芝かダ重賞VorダG1連対」の全てを満たす馬からが基本
該当馬➡➡➡ショウナンナデシコ、ソリストサンダー、テイエムサウスダン、ヘリオス、メイショウハリオ、レッドルゼル、レモンポップ
※人気サイドでは、「キャリア15戦以内」「父ターントゥ系×母父ND系の馬」あたりに該当している馬の好走率が特に高い
該当馬➡➡➡レモンポップに、他ではドライスタウトが可能性あり
※「前走G3で5着以下」「前走根岸S組を除く1600m以下戦出走」といった組はほぼ用無し
該当馬➡➡➡アドマイヤルプス、ケンシンコウ、ジャスパープリンス、スピーディキック、セキフウ、ソリストサンダー、テイエムサウスダン、ドライスタウト、ヘリオス、レッドルゼル
といった感じ。
フェブラリーS 2023 レース傾向分析&考察
リピーターや好走馬のコース実績などから、日本有数の代表的なダートコースで行われるG1とはいえ結構な特殊性が映し出されるレースという印象。
5割近くが瞬発戦という状況も含め、ダートの頂上決戦にしてはかなり瞬発力を求められるからか。
連対資格は、G1に相応しく「格」「左回り」「直近1年実績」の全てを満たす必要があると言ってよく、上記2つ目の傾向をクリアできなかった馬の連対はほとんどみられていない。
瞬発力を問われる年も多いことから、少キャリアの若い馬や「父ターントゥ系×母父ND系」配合に当てはまっている馬が好相性。
単勝7倍未満でキャリア15戦以内だった馬は近19年集計で(11-6-3-9)、また同オッズ区切りで父ターントゥ系×母父ND系の馬は同(4-2-2-2)となっている。
また、ほとんどの馬が前走3着以内からの好走(前走G1は例外)であることの表れとして、「前走G3で5着以下」の不振(0-0-2-82)や、距離短縮組圧倒の中に唯一前哨戦として気を吐く「前走根岸S組」構図を如実に表すように「前走根岸S組以外で1600m以下を使われていた」馬の不振(0-0-1-37)が特徴として挙げられる。
フェブラリーS 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
2着はともかく3着荒れは十分に起こっていい、そういう印象。
◎レモンポップ / ▲ソリストサンダー / メイショウハリオ / ケンシンコウ 他
個人的には、現状◎レモンポップを倒せる理由が見つからない中で、◯ショウナンナデシコにまず期待。
明らかに順調にここへという感じでないところが良いし、瞬発戦寄りのタイプとしては上位に数えられる存在。
鞍上、実績とも不気味だし、順調臨戦以外の組ならここからという穴パターンにも合致しそう。
当初は瞬発戦寄りタイプから、タガノビューティーに狙いを定めようと思っていたため3~4番手想定だったこの馬だが、結果的にその系統で唯一無二の狙いとなりそう。
そして、▲にソリストサンダー。
今年は、予報からすると日曜当日の天気さえもてばチャンスある存在で、穴馬として出てくるなら対抗引き上げもあり。
前年は重馬場に泣き、2年前は良馬場も外を回して負けるべくして負けた騎乗泣きの競馬。
順当決着だと掲示板までが精一杯かもしれないが、良馬場そして少しでもタフ馬場方向に傾いていけばチャンス増大となる。
一方で、順当に収まるなら当然上位クラスのメイショウハリオは、ちょい平坦戦寄り過ぎるのが難点。
万一、3人気以下とかなら、黙ってここからという手もありだとは思うが、混戦の中の実質2番人気を争っている定で「下げ」の予定。
あとは、距離延長でここに出てくることには歓迎のケンシンコウにも、ソリストサンダーがくるような平坦戦〜消耗戦の流れで注目しておく。
ただし、バシュロ騎手への乗り替わりによって大した穴馬でもなくなっている可能性もあって……。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
とりあえず、ドライスタウトも含め決め手(上り3F)上位が優勢な馬場状態から、人気2頭がなかなか嫌いづらい良馬場になっている。
◎レモンポップには軸としてではなくきっちり勝ち切りを、軽視しづらくなってきたドライスタウトには負けないでもらいたいところ。
そんな中、もう狙うべきは複穴だけということで◯テイエムサウスダン、▲ソリストサンダーの末脚に期待したい。☆ショウナンナデシコにも引き続き注目はするが、上り4位以下だと少し上位進出は厳しくなってくるか。(2/19 13:50追記)