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――ちょっと、崩れてもらっては困る人気馬だと思っているので。
目次
- 小倉大賞典 2023 レース概要
- 小倉大賞典 2023 枠順
- 小倉大賞典 2023 ラップ適性・追い切り
- 小倉大賞典 2023 過去レース傾向
- 小倉大賞典 2023 レース傾向分析&考察
- 小倉大賞典 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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小倉大賞典 2023 レース概要
小倉大賞典 G3
2023年2月19日 2回小倉4日目
発走時間:15:20(予定)
小倉競馬場 芝1800m
サラ系4歳以上 オープン
2022年優勝馬:アリーヴォ 牡4 1:49.2 横山和生
小倉大賞典 2023 枠順
小倉大賞典 2023 ラップ適性・追い切り
コース適性値としては、6割がた平坦戦 ※ の条件だが、レースとしてはやたらと消耗戦になりやすく、過去10回中6回は消耗戦となっている。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.7-11.5-11.6-11.9)が定義
ホウオウエミーズ、フォルコメン、カテドラル、レッドランメルト、インテンスライトあたりが、コース適性値寄り。
追い切りからの最終評価は、ロングラン、ホウオウエミーズ、バジオウの3頭を最上位とする。(2/19 11:55追記)
小倉大賞典 2023 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※トニービンを筆頭に、Bold Ruler持ち、Grey Sovereign持ちが強い
該当馬➡➡➡アルサトワ、インテンスライト、ウイングレイテスト、カテドラル、ゴールドギア、テイエムスパーダ、バジオウ、フォルコメン、ホウオウエミーズ、ロングランあたりに注目
※斤量56キロ以上で、「前走1着、前走マイル未満戦出走、当日単勝10番人気以下」以外の馬が中心
該当馬➡➡➡アルサトワ、カテドラル、サトノエルドール、ダンディズム、ヒンドゥタイムズ、フォルコメン、レッドベルオーブがオッズ以外クリア
といった感じ。
小倉大賞典 2023 レース傾向分析&考察
平坦戦色が色濃い舞台で行われるが、レースとしては約7割消耗戦ラップを刻むというかなり異質なこの小倉大賞典。
このレースのみならずこの舞台での活躍が目立つ、Bold Ruler持ち、Grey Sovereign持ちあたりが合うのもそのためか。
あまり遡る血統構成なんかは抜きにしても、5代内にそれらの名前がある馬の中からは21年12番人気3着ディアンドル、18年15番人気2着クインズミラーグロなどの激走例もみられ、カデナは20年に勝利し昨年は3着で穴を空けている。
また、高齢馬がかなり馬券に絡む重賞でもあり、これもキレ不問、消耗戦様相になりがちだからとみられる。一般的に、切れのある若駒=人気キャラ、ということになるので。
あとは、斤量55キロ以上勢が好走率、回収値を見ると圧倒的に優勢。
そして、それらのうちこのレースであまりふるわない「前走1着馬」や、「前走マイル未満」「当日10番人気以下」を除くと、馬券の軸選びとしては結構正解に近づける年が多いという印象。
もちろん、斤量改定初年度の今年からは、「56キロ以上」と読み替えてみていく必要がある部分だろうが。
小倉大賞典 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
ヒンドゥタイムズ / ×カテドラル / レッドランメルト / フォルコメン / フォワードアゲン 他
適性イメージからはしっくりくる×カテドラルだが、この時期がどうか。
中京記念@小倉2年連続好走が示す通り夏が合うのは間違いないはずで、ここはそのイメージ論で人気先行とみて軽視したいと思っている。
それとは対照的に、混じりっけなしの冬馬だと思っているヒンドゥタイムズがここはチャンス到来。
そういったキャラでみているだけに、去勢明け初戦でもあった真夏の小倉記念での好走には驚かされたが、それだけ小倉向きと捉えている。
そして、ハンデ57.5キロというのも、個人的な脚力評価からすれば逆の意味で驚きで、相当有利な印象。
ただ、距離自体は足りないと思うので、隙があるとすれば速い流れでの前残りか。
そういった状況も相まって、がっつり追える騎手でないとというシーンでのこのムルザバエフ騎手への乗り替わりも大歓迎で。
人気で嫌うか否かは、単勝だけ吟味という感じ。
こういうレース(波乱含みのローカルハンデ)ではあるが、結構1~2人気が連に毎年絡んでいる重賞だったりもすることから、「半分信頼」、相手には「伏兵」そして上記ヒンドゥタイムズが取りこぼすとしたら当然チャンスは前の組ということで「先行勢」を狙う。
まず、アタマまで期待の逆転候補は・・・
前走は既にここを考えてのレースだったのではという風にもみているレッドベルオーブ、千八実績豊富なレッドランメルト、ラップ的にもこの条件で一発あっていい位置にはいるフォルコメンといったところに注目している。
いずれも、先行激化ならどこにもいないでしょうが......という狙いにはなるが、前での粘り込みに注目の存在。
レッドベルオーブは、もちろんここでも前走と同じようなリズムで運んでしまうと1F短縮といえど苦しいだろうが制御が可能なら。
直近2戦はそれ以外特に悲観する必要のない敗戦で、脚力的には上位十分なところにいる。
レッドランメルトは、今回人気しすぎないかどうかだけ。
フォルコメンは、急坂マイルに良績集中なので直線平坦が(結果的に少し距離が長かった、などのパターンで)補完してプラスに出ればという感じ。
そして、3着穴としての狙いはホウオウエミーズ、フォワードアゲンあたりを。
特に、フォワードアゲンには、良馬場の消耗戦寄り展開での一発に警戒したいと思っている。
ヒンドゥタイムズは、ひとまずオッズ次第として印は保留としておき、◎レッドベルオーブ、◯レッドランメルトの2頭に期待したい。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
前日から、やはり全体的に馬場が軟化し過ぎて前が残る状態。
極端に時計はかかっていないが、イン荒れ顕著で外のほうが状態が良いのは間違いないが、そもそも末脚依存型はキレを削がれ苦しく、相対的に「中・直線1~2列目」浮上の状況になっている。
昨日(ウォーターナビレラ/京都牝馬S)の“デジャヴ”だが、ここもヒンドゥタイムズ勝負見送りは確定に。
残念ながら、距離短縮の1800mで1人気のこの馬に今の馬場で心中票を入れている場合ではない。も
ちろん、鞍上手腕と脚力だけで勝ち切ってくれても驚かないが馬券は別のところから。
◎レッドベルオーブ、◯ダンディズム、▲ホウオウエミーズ、☆ウイングレイテストの上位4頭でいく。
◎は、やはり「制御できるのか」というのがポイントだが、その意味でこういう脚下が気になる馬場がプラスになる可能性も見込める。
◯はマクる形で4コーナーを外の何番手で回ってこれるかだけポイントだが、2列目以内なら。
▲は、人気も納得の重巧者で、外枠なので4歳秋当時のような高い位置取りでの競馬も見込めると期待して。
☆は、「良馬場理想」と明言されているがそれがいい隠れ蓑との印象。渋った馬場がからっきしダメならいざ知らず。そうではない馬なら。今日の馬場はそういう馬場ではなく、単純に外から早め直線中ほど2列目以内だけだと思っていて。
フォルコメンは、馬体重+10キロが残念。上りが掛かって、前残りの平坦千八なら絶好盲点になり得ると思ったが......。(2/19 14:55追記)